工学部 小林 綾乃さん

Episode 1 大学生活の始まり

遺伝子への興味から県立大が第一志望に。

高校生の頃、遺伝子に興味を持ったことからすべてが始まりました。詳しいことは何も知りませんでしたが、「遺伝子って不思議。遺伝子って何だろう?」と、どんどん関心が深まって。大学で専門的に勉強したいと思うようになりました。

どこの大学で学ぼうかと調べるうち、県立大の工学部応用物質科学科合成バイオコースが良さそうだという結論にたどりつきました。地元出身で、高校も姫路なので、県立大を志望する友人が周りに何人もいる安心感もありました。

自宅からも近く、なじみのある土地だからこそ、不安なく学生生活がスタートできそうだと思えたことも大きな決め手になりました。

美しいキャンパス、先生との距離の近さが自慢。

工学部がある書写キャンパスは、すぐ裏に書写山があり、四季の移り変わりを日々感じることができます。キャンパスを歩くだけでも気持ちがゆったりする素敵な場所だと思います。

桜の季節には、学外からたくさんの人がお花見に来るほど美しい桜を見ることができます。これだけ恵まれた環境は、大いに自慢できるところだと思います。

また、高校生の時に漠然とイメージしていた大学よりずっと規模が小さいので、学生どうしはもちろん、先生との距離がとても近いことにも驚きました。その点もすごく良かったと感じています。

Episode 2 キャンパスライフ

高校までとはまったく違った大学での勉強。

大学に入学してからの勉強は、高校までのものとはまったく違うものでした。学ぶべきことの量もレベルも全然違います。とはいえ、そこはしっかりサポートしてもらえたと感じています。

まず、1、2回生の間に基礎をしっかり学べたことで、遺伝子を研究する土台ができました。3回生からコースが分かれますが、希望通りバイオ合成コースに進むことができたのも基礎ができていたからだと思います。

授業の中身はとにかくとても濃いです。人数が少ないので、ぼんやりしていられないということもあります。勉強する環境としてはこれ以上ないというほど恵まれていると思います。

友人との時間や接客のアルバイトも満喫中。

友人にも恵まれました。仲良しの友人とは、長期休みを利用して国内旅行や海外旅行に出かけたりしています。友人と過ごす楽しい時間を通して、いろんな発見ができるのも面白いことです。

大学入学を機にアルバイトも始めました。近くのお店で接客の仕事をしていますが、年齢も学校も違う人たちと交流できて楽しいです。お客さんに「ありがとう」と声をかけてもらえるとやりがいも感じます。

こうしたこともまた学生時代ならではの経験だと楽しんでいます。接客は、良い社会勉強にもなります。いろんな機会を生かして、学生生活を充実したものにしたいと考えています。

Episode 3 TRY! STORY

自分にしかできない研究をしていきたい。

4回生となった今は、生物化学研究室に所属し、本格的な研究活動をスタートさせました。今は研究の基本を学んでいるところで、朝から晩まで研究室にこもっています。

研究室もまた少人数で、仲間とも先生とも気軽に話ができます。仲間とはお互いに協力したり、先生方にはサポートしてもらったりと、研究室の中でもとても良い関係を築くことができています。

実験の手順や研究の手法を学ぶ毎日ですが、楽しすぎて1日があっという間に過ぎてしまいます。早く力をつけて、自分にしかできない研究がしたいです。

就職活動にも奔走。自分の将来を見極めたい。

研究活動に加えて、就職活動も頑張っているところです。今は分野や業種にこだわらず、とにかくいろんな企業を見てみようと動いています。

それは、大学で学んだことを直接生かせる仕事や企業に範囲を限定してしまうのはもったいないと思ったからです。仕事に面白みを見出だせるかどうかは、自分しだいなのではないかなと思っています。

自分は何がしたいのか、何ができるのか、しっかり見極めるための就職活動にしたいと思います。

Episode 4 未来へ向かって

自分の可能性。生かせる場を見つけるために。

ずっと興味があった遺伝子についての研究と、就職活動で忙しい毎日を過ごしていますが、自分の将来について真剣に考える良い機会になっています。

今は、研究活動を発展させていきながら、自分の可能性を生かせる場をじっくりと見つけていきたいと考えています。具体的にどんな企業、どんな仕事ということをまだ決めずにいるのもそのためです。

一方で、いつか海外で働いてみたいという漠然とした思いもあり、TOEICの勉強も始めました。少しでも英語力を向上させて、いざという時はどこの国に行っても活躍できるようにしておきたいと思っています。

私にとって県立大は、受験生だった時期から含めて自分を大きく成長させてくれた場だったと思います。最後の一年はその総仕上げになります。より実りある時間になるよう、精一杯頑張っていきたいと考えています。

夢や目標を持ってここにくれば、きっとそれはかないます。

受験勉強は大変だと思います。私もとても苦労しましたが、それを乗り越えた時に成長した自分に気づくことができます。後悔することがないよう全力で挑んでください。そして、大学に入学した後は、やりたいことにどんどんチャレンジしてほしいと思います。楽しく充実した学生生活にするのも、何となく過ぎていくだけの日々にするのも自分しだいです。私は県立大で良き仲間、良き先生に恵まれ、やりたかった勉強にも力を尽くすことができました。環境は用意されています。夢や目標を持ってここにくれば、きっとそれはかなうと思います。

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