工学部 仙波 瑞妃さん

Episode 1 大学生活の始まり

モノづくりへの関心から工学部へ。

理系科目が好きで、モノづくりにも関心があったため、工学部を選びました。兵庫県立大学を選んだ理由は、地元に根ざした公立大学であることと、姫路工業大学からの歴史があることという点が大きかったです。

大学生活は、兵庫県出身とはいえ周りに知っている人が1人もいない状態でスタートしました。不安もありましたが、いざ入学してみるとすぐに話せる友人ができ心配無用でした。

キャンパスは思っていたより小規模でしたが、その分アットホームな感じです。自然に囲まれた良い環境でもあります。親元を離れての一人暮らしにもすぐ慣れ、これまでずっと楽しく過ごすことができています。

新しいことを始めたくて洋弓部に。

大学では新しいことを始めたかったので、部活は洋弓部に入りました。もちろん、まったくの初心者です。キャンパスの一角に専用の練習場があり、練習環境にはかなり恵まれています。一緒に頑張る仲間にも出会えたので、思いきって洋弓部に入って良かったです。

ほかにも県立大にはたくさんの部活やサークルがあります。高校までの経験にとらわれず、やってみたいと感じたものは何でもやってみるのがいいと思います。きっと良い経験ができるはずです。

Episode 2 キャンパスライフ

印象に残っている設計の実習。

印象に残っている授業はいろいろありますが、とくに面白かったのは、3回生の時に受けた「環境CAE実習」です。グループに分かれて1つのモノを設計して作り上げるという授業です。

私たちのグループは熱交換器を設計したのですが、みんなで協力してモノを作る経験ができたのは本当に良かったと思います。大変でしたが、楽しかったです。

この授業では、最後にグループごとに全員の前で発表する場も設けられています。どうやったらうまく伝わるのか、どんな見せ方をすればいいのかということを考える機会にもなるので、プレゼンテーション力の向上にもつながったと思います。

熱工学の研究室で新たな挑戦。

この春、4回生になるのを前に熱工学を専門にする研究室に入りました。まだ配属されたばかりで自分自身の研究テーマも決まっていませんが、研究の基礎となる伝熱工学を勉強しながら少しずつ実験にも挑戦し始めているところです。

難しいことも多いですが、実験の面白さをますます実感するようになりました。しっかり基礎を積み上げることで、いずれ自分にしかできない研究をしたいと思います。

先生や先輩はとても親切で面倒見が良く、頼りになる存在ですが、それに甘えることなく、まずは何でも自分で考えることを心がけています。

Episode 3 TRY! STORY

大学院に進み、さらに研究活動を。

卒業後は、大学院への進学を希望しています。そこに向けて今は、研究の基礎を学びながら研究者としてのさまざまな視点を持てるよう努力しているところです。

工学部に入ったからには、いつかは社会に役立つモノづくりに関わりたいと考えています。今は研究室と実験室を行き来するうちに一日が終わってしまう毎日ですが、目標を持ってしっかり前進していこうと思います。

塾講師のアルバイトも楽しんでいます。理科や数学を教えることが多いのですが、生徒から「分かった!」と言ってもらえた時はすごくうれしくて。やりがいを感じる瞬間です。

英語力の向上も大きなテーマ。

英語の勉強にも力を入れています。今のグローバル社会においては、英語は欠かすことのできないスキル。3回生になってからはTOEICも受け始めました。

TOEICのスコアを上げていくことで、将来の可能性を広げていきたいと思います。英語力が身につけば、海外で仕事をすることもできると思いますから。

Episode 4 未来へ向かって

研究の道へ邁進するために。

所属している研究室では今、宇宙での沸騰の様子を知るという研究が行われています。他大学との共同研究でもあり、高度な機器や装置も揃っています。

私も宇宙に興味があるため、この研究に大いに魅力を感じました。先輩方がそれぞれのテーマの下、一生懸命に研究に打ち込んでいる姿にも引かれました。

まだまだ見習いの身ですが、私も自分のテーマをしっかり持ち、研究活動に取り組んでいきたいと思います。そして、大学院ではさらにハイレベルな研究に挑戦したいと思います。

私が県立大に来て一番良かったと思うことは、同じ目標を持つ仲間、さまざまな視点を持つ友人、良き先生に出会えたことです。たくさんの人と出会い、刺激を受けていくなかで、自分のやりたいことの方向性が見えてきました。

いつでも挑戦する気持ちを忘れず、自分にしかできない研究の道を一歩ずつ確実に進んでいきたいと思います。それが可能な環境がここには揃っていると実感しています。

大事なのは挑戦する気持ち。先生方も応援してくれます。

大学はゴールではなくスタート。いろんなことに挑戦しようという気持ちがあれば、充実した毎日を送ることができます。今は明確な目標がなくても、楽しそうと思えるものが見つけられるようアンテナを張っておけば、やりたいことは案外近くで見つかるかもしれません。私も県立大に入ってたくさんの人と出会い刺激を受けるなかで、自分のやりたいことが分かってきました。これも小規模なキャンパスならではの良さだと思います。先生方も親身になって学生を応援してくれます。大事なのは挑戦する気持ちです。

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