高校生の頃から看護師になりたくて、がん看護の教育にも力を入れている兵庫県立大に進学しました。祖母ががんを患ったことがあり、専門的な知識を身に付けたいと思ったからです。
看護学部はあちこちの大学にたくさんありますが、学べる内容はさまざまです。私もいろいろと比較した結果、県立大に決めました。専門教育が充実していることに加えて、保健師や助産師、養護教諭にもなれるカリキュラムが整っているところに魅力を感じました。
授業や実習は予想以上にハードでしたが、一人前の看護師になるためには当たり前のこと。友人と励まし合ってがんばっています。
実際に病院へ行って勉強する病棟実習では、病気でつらい思いをする患者さんにたくさん出会います。この人たちは、もし予防ができていれば苦しまずにすんだのではないか。そう思うようになり、予防的な視点から働きかける保健師の仕事にも興味を持つようになりました。
3回の実習を経た頃に保健師になることを決意。目指す道を看護師から保健師に変更しました。この大学の柔軟なカリキュラムが将来の可能性を広げてくれたと感じています。
今後さらに少子高齢化が進み、病気にかかる人も増えることが予想されます。病気にかかった苦しさや後悔を感じる患者さんやその家族を少しでも減らせる保健師になりたい。そのために今、自治体の採用試験に全力投球しているところです。
中学・高校ではバレーボール部だったのですが、大学では新しいことに挑戦したくて女子ソフトボール部に入部しました。姫路工学キャンパスが拠点なので、他学部の人とも一緒に活動。3年の時には主将を務めました。
勉強と部活の両立が大変なこともありましたが、仲間の存在がパワーをくれました。引退した今も時々顔を出して後輩の応援をしています。
大学の部活では自分たちで練習メニューを組み立てたり、練習試合を組んだりしないといけません。これもすごくいい経験になりました。今後のキャリアップにつながると実感しています。
県立大の看護学部には、素晴らしいキャリアを持つ先生方がたくさんいらっしゃいます。そしてその先生方が学生一人ひとりのやりたいことのイメージを引き出してくれます。
この大学に来ていなければ、私はきっと保健師を目指そうとは考えなかったと思います。もし、保健師になりたいと考えたとしても、卒業後に専門学校に通わざるを得ない状況になっていました。
私だけでなく、学生みんなの可能性を大きく育ててくれる環境がここにはあります。4年間の道のりは決して楽ではなかったですが、中身の濃い授業や実習で学んだことを生かし、保健師として地域の方々の健康づくりをお手伝いしたいと強く思っています。
入学当初、私の夢は看護師でしたが、今は保健師という夢に向けてがんばっているところです。大学に入って授業を受けるうち、それまで考えてきた夢とは違う、別のやりたいことが見つかることはよくあります。そうなった時、夢への可能性を広げてくれる大学かどうかは大事なポイント。兵庫県立大はそれができる大学だと思います。将来への道が途中で変わることがあっても大丈夫。そんな大学を選んでください。
あなたは県大で何を学び、どんなことに“TRY!”したいですか?
大学は入ることが目的ではなく、大学で何を学び成し遂げたいかが重要です。
それぞれに目的や志をもった先輩学生の「TRY STORY!」は、夢を叶える「学び」の物語。
経済学部 国際経済学科
田邉 優都紀さん
経営学部 組織経営学科
小田 秀人さん
工学部 電子情報電気工学科
福本 淳文さん
理学部 物質科学科
古田 満里奈さん
環境人間学部 環境人間学科
宮田 采実さん
看護学部 看護学科
岩崎 加奈さん