人口減少、経済格差、多文化共生、環境保全など、私たちは多くの課題に直面しています。これらの課題を克服し、真に豊かな暮らしを営める地域をいかに創造していくか。未来への挑戦が各地で広がっています。 環境人間学部では、人間と生活環境、社会・文化環境、自然環境といった多層的な環境とのかかわりを座学とフィールドワークを通して学んだうえで、4つの系、1つの課程に分かれて環境と人間の暮らしをデザインするための専門力を身につけるとともに、多様な関係者と話し合い、行動していくための高いレベルのコミュニケーション能力を育み、地域に貢献できる実践力のある人材を育成しています。
未来の暮らしを構想するためには、人間についての深い理解が不可欠です。このために、専門教育の前に、人間と多層的な環境との関わりを座学とフィールドワークを通して学びます。
未来を具体的に創造していくためには専門性が必要です。本学部には文理にまたがる5つの専門分野があり、さらに、違う分野どうしで刺激し合える空間があります。
教員から一方的に教えてもらうのではなく、学生が自分自身で学びをデザインし、自分の未来を作り出す力を身につけるサポートシステムを設けています。
環境人間学科は、人間学を基軸として学びながら、環境に関わる技術と方策に関する専門知識を身につけ、創造的能力を発揮できる人材の育成を目指しています。そのために、2年生から各自が選択した4系に分かれて専門的な教育を受けます。ただし、各系には人数制限があります。食環境栄養課程は独立した入学試験及び入学定員となっています。系・課程によって進路は様々ですが、大学院への進学により、より専門性を高める道もあります。