保健室のご案内

平成22年9月22日
兵庫県立大学学生部長

飲酒についての注意

近年、大学生の飲酒による事故がたびたび発生しています。皆さんも、クラブ・サークル活動や各種の集まりで飲酒をする機会があると思います。
しかし、過剰なアルコールの摂取は、急性アルコール中毒を引き起こし、最悪の場合は命を落とすこともあります。体質的にアルコールを受け付けない人もいます。アルコールの強要は、「アルハラ」(アルコールハラスメント)であり人権侵害にもなります。
学生の皆さんは、飲酒をする場合は、下記の点に十分気をつけてください。
なお、クラブ・サークル等の責任者は、飲酒を伴う会合を行う場合は、急性アルコール中毒等の事故やアルハラが起こらないよう、参加者の状況に常に注意を払し、必要な対応を取ってください。

【飲酒をする場合の注意事項】

  • 未成年者の飲酒は厳禁
  • 一気飲み等の短時間での大量の飲酒をしない、させない。
  • 体質的にアルコールを受け付けない人には絶対に飲酒を勧めない。
  • 飲酒の強要はしない。
  • 飲酒をしたら、自動車や二輪車の運転を絶対にしない、させない。

お酒は、私たちの日常生活と切り離すことのできないものとなっています。
「酒は百薬の長」とも言われ、気分を明るくしたり、対人関係のストレスを軽くしたり、快い睡眠を促すことが知られています。
しかし、お酒の飲み方を誤ると「百厄の長」にもなってしまいます。
あなたのお酒の飲み方について、考えてみましょう。

ほろ酔い加減をチェック

楽しくお酒を飲むためには、「ほろ酔い加減」を守ることが大切です。 個人の体質にもよりますが、6段階に分けることができます。

アルコールと酔いの状態

血中濃度酒量酔いの状態
爽快期 ビール(大瓶~1本)
日本酒(~1合)
ウイスキー(シングル~2杯)
※さわやかな気分になる
※皮膚が赤くなる
※陽気になる
※判断が少しにぶくなる
ほろ酔い期 ビール(大瓶1~2本)
日本酒(1~2合)
ウイスキー(シングル3杯)
※ほろ酔い気分になる
※手の動きが活発になる
※抑制がとれる(理性が失われる)
※体温上昇、脈が速くなる
酩酊初期 ビール(大瓶3本)
日本酒(3合)
ウイスキー(ダブル3杯)
※気が大きくなる
※大声でがなりたてる
※怒りっぽくなる
※立てばふらつく
酩酊期 ビール(大瓶4~6本)
日本酒(4~6合)
ウイスキー(ダブル5杯)
※千鳥足になる
※何度も同じ事をしゃべる
※呼吸が速くなる
※吐き気・おう吐がおこる
泥酔期 ビール(大瓶7~10本)
日本酒(7合~1升)
ウイスキー(ボトル1本)
※まともに立てない
※意識がはっきりしない
※言葉がめちゃめちゃになる
昏睡期 ビール(大瓶10本以上)
日本酒(1升以上)
ウイスキー(ボトル1本以上)
※揺り動かしても起きない
※大小便はたれながしになる
※呼吸はゆっくりと深い
※死亡

お酒との上手な付き合い方

  • ※お酒は二十歳になってから
    身体の発育に悪影響を与えます
  • ※時間をかけてゆっくり楽しく
    空腹でのお酒は胃腸を刺激し、アルコールの吸収が早く健康を害します
  • ※飲むときは食べながら
    強いお酒は、胃の負担になります
    薄めてのんだり、たんぱく質・ビタミンの多い肴を食べましよう
  • ※1日に飲む量は日本酒なら1合まで
    ビールなら中瓶1本、ウイスキーならダブルで1杯まで
  • ※遅くとも夜12時でやめよう
    肝臓がお酒 3合を分解するのに約8時間かかります
    お酒を翌日までもちこさないようにしましょう
  • ※週に2日は「酒無し日」をつくろう
    お酒に強くならないように「休肝日」を
  • ※薬と一緒に飲まない
    お酒と薬を一緒に飲むと、薬の作用が強くなることがあります
  • ※無理強いはやめましょう
    日本人の約半分は、お酒に弱いか飲めない体質です

アルハラとは

アルハラとは、「アルコールハラスメント」の略。
酒にまつわるいやがらせ、人権侵害のことです。
ひとつでも思い当たれば、アルハラと言われても仕方ありませんよ

  • 飲み会を盛り上げるために「いっき」は必要
  • 相手にアルコールを勧めるのは礼儀だ
  • 訓練すればアルコールに強くなる
  • みんなで酔っ払ってこそ連帯感が生まれる
  • 相手の本音を聞こうと思ったら、まず飲ませることが得策
  • 飲めない男性は、なんだか男らしくない
  • 乾杯は必ずアルコールですべきだ
  • 酔いつぶしても、吐かせるか寝かしておけば大丈夫だ
  • 女性がお酌するのは当たり前だ
  • 未成年でもほんの少しなら飲ませてもかまわない
  • あの時は『酔っていたから』と言い訳することが多い

こんな時は救急車を

お酒をイッキに飲んで、こんな症状が出た時は要注意!!

  • 意識が無い
  • 全身が冷えきっている
  • 呼吸がゆっくりで途切れたり、浅くて速い
  • 大量の血や、食物を吐いている
  • 失禁している

保健室でアルコールパッチテスト(お酒を飲まずに自分がお酒に『強い体質』か『弱い体質』かがわかるテスト)が出来ます。希望者は気軽にご相談下さい。

カテゴリーメニュー

ピックアップコンテンツ

 
   
ページ先頭へ戻る