平成28年11月21日
麻疹は、極めて感染力が強い疾患で、免疫を持っていない人が感染すると、ほぼ100%発症すると言われています。1週間以上の高熱が続き、肺炎、脳炎、中耳炎などの合併症発生率も高い深刻な感染症です。
また、キャンパスで感染が拡大すると授業が休講となるほか、クラブ活動も対外試合を含めて禁止になるなど学生生活にも大きな影響が出ます。
学生の皆さんはワクチン接種を受けるなど予防に十分努めて下さい。
はしかの初期症状は、風邪とよく似ています。
受診時は、事前に医療機関へ連絡し、医療機関の指示に従ってください。
麻疹の診断を受けた場合は、登校せず、必ず大学に届け出てください。
麻疹は学校保健安全法により第2種学校感染症に定められており、「解熱した後3日を経過するまで」あるいは「病状により医師において伝染の恐れがないと認められるまで」は出席停止とされています。出席停止期間が過ぎるまでは大学には登校せず、自宅療養してください。大学へは医師の許可を得たうえで登校してください。
出席停止期間中の欠席の取扱いについては各学部で異なりますので、所属するキャンパスにお問い合わせください。
日頃から下記の事項に留意してください。
麻疹は感染力が強く、思春期以降に感染した場合、重症化するおそれがあります。これまで麻疹にかかったことが無く、ワクチン接種(2回)をしていない学生は自分の健康を守るためにも、できる限りワクチン接種をするようにしてください。
本学では、予防接種済証明書又は抗体検査(医療機関の医師の判定が「陽性」であること)のコピーの提出があれば、万一、麻疹が学内で感染拡大し、キャンパスへの立入禁止措置等がとられた場合でも、キャンパスへの立ち入りを許可する「麻疹(はしか)抗体保有状況事前登録制度」を実施しています。
詳しくは、各キャンパスの学務課までお問い合わせ下さい。