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創ろう看護の未来
これからの看護職は国内外ともに多様な可能性が生まれています。 今までのシステムでは保健師は保健所、看護師や助産師は病院という限定された職場選択を余儀なくされてきましたが、 働く場を創造し、人々のニーズに合わせたオーダーメイド的な看護の進出が望まれています。 「まちの保健室」の活動や、看取りの看護を自宅やグループホームなどで行うことも出来ます。 ボーダーレスの時代ですから、国を超えて支援しあうといった遠隔看護も現実になってきています。
夢を描きながら、想像力と創造力を組み合わせていける時代だと思います。 特に看護は自然科学と人間科学、社会科学がドッキングした学問ですから学問としてもこれからの時代を担う方法論の開発や展開があると期待しています。
出会いを通して成長する
基本的に看護の変わらないところは人との関わりの中で、看護する人される人の垣根を越えた関わりを通してお互いが学び成長していけるところだと思います。 看護職とはそういった経験を積み重ねることを通じ豊かな人間性を養うことの出来る職種です。 看護学部へ入ってくる人たちには、高校から大学へ進学した人、社会人経験を持って看護に挑戦する人、今までの看護経験を持って再度学びを深める人と様々な方がいらっしゃいます。 どのような経験であってもその経験を元にしながら、人を看護することを学びます。人に近づいていく方法を学びます。 それぞれがユニークなものを積み重ねていけることも看護の特徴だと考えています。
これからは、男女共同参画の時代です。人が人をケアするということに関しても、男女ともに作り出していくことによって豊かな多様性を生み、社会のニーズに近づけるのかもしれません。
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片田 範子(Noriko Katada)
兵庫県立大学看護学部長
同 看護学研究科長
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