国際交流・留学

平成27年8月7日

H27年度国際交流だより第13号

グローバルな経験ってどんな経験? -③世界を相手に働いています

グローバル、という言葉を聞いて、何を想像しますか?県立大学には卒業後、世界を舞台に活躍している先輩方がたくさんいます。

7月16日、経営学部・山口(隆)ゼミの授業にBUI TAN LOCさん(以下、ロックさん)がゲストとしていらっしゃいました。ロックさんはベトナム出身。2012年度本学経営研究科(MBA)を修了され、現在タイガー魔法瓶(株)で海外営業担当として勤務されています。

グローバルキャリアを積んでいく上で大変なことは? 大学生のうちに身に着けておきたいスキルは? ロックさんに伺いました。

BUI TAN LOCさん
県大OBのBUI TAN LOCさん

やはり、英語力

魔法瓶を売るために海外を飛び回って商談を行っている、とのことですが、グローバルに活躍する上でどんなスキルが必要とされますか?

やはり何をおいても英語力だと思います。TOEICで言えば750点以上は必須でしょう。現地での商談は英語で行われるので、英語が話せないと仕事になりません。

やはり、英語は絶対に必要になってくるのですね。

はい。でも、難しい英語、きれいな英語をどうしてもマスターしなければならないということではありません。簡単な英語で大丈夫ですよ。相手に自社の製品を売り込んだり、相手が持っているビジネス上の課題に答えたりする際、いかに自分の考えを相手にわかりやすく伝え、理解してもらうか。そのための英語ですから、決して流暢である必要はありません。

なるほど、相手に伝わる英語、を身に着けることが大事なのですね。さて、ロックさんは頻繁に海外出張に行かれているということですが、どんなところに行かれているのですか。

私の所属する部署では、地域ごとに担当を置いています。私は中東地域やインドなどによく出張に出掛けます。

大変ですね。

なんでも食べれる、はグローバル人材の第1歩!?

海外出張が多い社会人生活、英語以外で必要なこと、何か思いつきますか?

なんでも食べれることです! 海外出張が多いと、現地の食事が口に合わなくて想像以上にストレスが溜まります。また、海外での商談は顔合わせのオープンランチからはじまり、商談、そのあとウェルカムディナー、のような流れになることが多く、相手国の料理で「もてなし」いただく機会がほとんどです。出していただいた料理を心底おいしく食べられるか、で商談相手に与える好感度も随分違ってくる気がします。

なんでも食べれて、どこでも寝れる、ですね。

そうです、そうです。そのタフさが、本当に大事ですよ! 商談先の文化や担当者のワークスタイルによっては、昼間からお酒を勧められることもあります。大学生のみなさんなら、学生の間に「今月はインド料理! 来月はタイ料理!」のようにテーマフードを決め、積極的に各国の料理を試してみてはいかがでしょうか。

ユニークなアイデアですね!

そうすることで色々な国の味にあらかじめ楽しく慣れておくことができますよ。

パクチーのスープ
パクチーを制する者は―
ベトナムの街並み
グローバルを制する!?

Plan, Do, Check, Action! -大学での経験を生かして世界へ飛び立とう

働く中で、県大での学習経験が生かされているな! と感じる場面はありますか?

調査力、問題解決力、提案力、プレゼン能力、などは学生時代、県大のMBAカリキュラムの中でひたすら鍛えられました。課題を前に仮説を立て、エビデンスとなる情報を収集する。集めた情報を有効に活用しながら問題を分析、解決手法を探り、提案へとつなげる。このプロセス、授業の中でアサイメントとして何度も取り組んだのですが、今その経験が現場で大変役に立っています。PDCAです。Plan, Do, Check, Action! これを営業担当として現場において即実践できているな! と感じます。

企画の立案発表授業でのPR
特別ゲストにロックさんを迎えての山口ゼミの授業風景
素晴らしいですね! それでは最後に現役県大生に向けて。

今、学生時代に戻れるなら、プレゼンや商談に使える生きたBusiness English-英語力をもっと磨いておきたいです。学生時代は時間もあるので、みなさんには今から少しでも触れておくことをおすすめします!

ありがとうございました。



ロックさんのお話、いかがでしたか。ロックさんを囲んでのこの日の山口ゼミでは、来月予定しているベトナム・ゼミ旅行へ向けて、「日本にあるどんなお菓子がベトナムで受け入れられるか」をテーマにベトナムの人々のお菓子文化、味覚、食習慣について質問が飛び交っていました。

グローバル人材たるには「何でも食べれること!」のロックさんの言葉は意外でしたが、グローバルに活躍するには、異文化においても自然体でいられること、柔軟性を持ち、相手と共感し合いながら楽しく生き生き過ごせること、が英語力と同じくらい欠かせないのかもしれません。

質問に答えるロックさん
特別講師・ロックさんに熱心に質問する学生

グローバルな世界は自分の手で引き寄せる-。兵庫県立大学は国際交流・留学に関するプログラムを多彩に用意して皆さんの挑戦を応援しています。

お問い合わせ・ご相談は、本部・国際教育交流センター chiyomi_matsusaka@ofc-u.hyogo.ac.jp まで。

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