国際交流・留学

平成27年11月10日

H27年度国際交流だより第22号

平成27年度 外国人留学生研修旅行を実施しました!

兵庫県立大学では、日頃8つのキャンパスにわかれて在籍している留学生や、留学生との交流を希望する学生が、兵庫県の歴史や文化、自然など“ひょうごの魅力”を共に学び、交流を図ることを目的に、毎年9月末に国際教育交流センター主催で留学生研修旅行を実施しています。

今年度は9月29日(火)に、北・東播磨地区へ行きました。

7:30~JR姫路駅出発 8:30~神戸商科キャンパス出発

この日は爽やかな秋晴れに恵まれ、絶好の遠足日和となりました。

今年は神戸商科、神戸情報科学、明石看護、姫路環境人間、姫路工学、播磨理学の6キャンパスから学生42名(留学生25名、日本人学生17名)と教員・職員5名の総勢47名が参加しました。貸切の大型バスは最初の集合地である姫路を出発し、商科キャンパスで東地区集合の学生が乗り込むと、ほぼ満席になりました。

全員揃ったところで、マイクをまわしながら自己紹介をしました。

バスの車内
はじめまして! 自己紹介タイム
大型バス
貸切の大型バスは、ほぼ満席!
パナソニックエコテクノロジーセンター(PETEC)

―労働者の安全と消費者のための想いをもって運営されている企業だと実感しました(留学生)―

9:40 パナソニックエコテクノロジーセンター

PETECは、「商品から商品へ」の環境型モノづくりを推進する家電リサイクル先進拠点です。資源循環の大切さを一般に広く知ってもらうために、環境学習の場としての工場見学を積極的に実施されています。

パナソニックエコテクノロジーセンター
幼児から大学生、社会人まで幅広い人気のPETEC見学

実際の見学の前に、まずは説明員からPETECの社会的役割や事業内容、家電リサイクル法や国内の家電リサイクルのシステムについて、ガイダンスを受けました。

映像資料
映像資料も交えながらの説明
パナソニック創始者 松下幸之助
パナソニック創始者 松下幸之助の紹介

次は現場の見学です。テレビ、冷蔵庫、エアコン、洗濯機などの大型家電が次々にベルトコンベヤで流れてきます。工作機械や電気工具の作動音が大音響で鳴り響く中、作業員達が手際よく作業し、廃棄されるパーツとリサイクルされるパーツに分かれて解体されてゆきます。

学生達は、「分解・破壊といった男子が好みそうな光景でした!」「生産の工場見学は何度もしたことがあるが、解体の工場は初めて見た」「(長年持ち主のもとで使われてきた家電が)解体されていく工程を見るのは少し忍びなかった・・・」といった様々な感想をもちました。

見学の様子
2Fフロアから解体ラインを一望して見学
見学の様子2
モニター画面で作業員の細かな作業も見られます

機械による種類別リサイクルの原理を模型で実験

現場ラインの見学を終え、質疑応答タイムです。学生からは、日本国内でリサイクルを行う企業集合体グループが主に二つあるがそのグループ編成の背景を問うものや、力仕事も伴う仕事だが女性従業員も想像より多かったとの感想、リサイクルのための工場経営は自社で黒字なのか親会社から援助があるのか?等々、大学生らしく実に様々な視点からの質問が活発に飛び交いました。

そして最後にスクリーンに映し出されたのは、「不要になった家電は、家電リサイクル法に基づいた処分を」という内容のメッセージでした。廃品回収による引き取りは消費者負担額が発生しないなど消費者にとっては手軽な面もあるが、地球の環境を守るためにも、家電リサイクル法による適正な処分をお願いしたいということです。この日、貴重な資源がリサイクルされる現場を目の当たりにした見学者達に、このメッセージはしっかりと伝わったことでしょう。

パナソニックエコテクノロジーセンターでの集合写真
パナソニックエコテクノロジーセンター
昼食(ピクニック)

―留学生から日本と彼らの国との違いや文化等を教えてもらい、改めて自国について考える機会となりました(日本人学生)―

12:15~13:30 昼食タイム

スーパーに立ち寄り、それぞれ昼食を買い出しして、兵庫県立播磨中央公園の芝生広場に向かいました。平日ということもあってか、広い芝生広場は県大生の貸切状態! 木陰にゆったりと陣取り、ピクニックしました。

夏休みに一時帰国した時に持ち帰ったお菓子をおすそ分けしたり、まとまった時間がある夏休みならでは経験できたこと、旅行の話、などなど、夏休み中の情報交換、おしゃべりに花を咲かせたひとときでした。

昼食タイム1 
キャンパスを超えて交流。子供の頃の遠足のような懐かしさも?
食後はバレーボール 食後はバレーボール
食後はバレーボールゲームで盛り上がるチームも
移動の車中で英会話ミニレッスン♪ -What do you do for fun?-

和気藹々の昼食タイムを終え、雰囲気も和んできました。播磨中央公園から次の見学先への移動車中、「せっかくの機会ですし、サークル活動や所属している団体のことなど、なんでもいいので何かPRしたい人はいますか~?」とマイクを向けると・・・マイクを握る人が現れません(笑)

そこへ陽気な名乗りが!

リサの英会話ミニレッスン

エバーグリーン大学からの交換留学生リサ・フォスターさんがマイクを握り、ミニレッスンで自然な英語をいくつか教えてくれました。たとえば「趣味はなんですか?」と尋ねる時、日本人は「What’s your hobby?」と尋ねがちですが、ネイティブからすると、そういう聞き方をされると、趣味と胸をはって言えるような立派な答えが求められるニュアンスがして、「DSのどうぶつの森が好き♪♪」といった回答をするのは気が引けるそうです。

相手が好きなことを知りたい場合は「What do you do for fun?」というのがより自然な英語だそうです。実話を交えてのユーモアたっぷりのミニレッスンでした。リサさんのフレンドリーかつインパクトのある発信力に、一同ちょっとした刺激を受けたのではないでしょうか?

株式会社ヤクルト本社兵庫三木工場

-コミュニケーション溢れるプレゼンテーションで、楽しく見学できました(日本人学生)―

14:30~16:00

午後は株式会社ヤクルト本社兵庫三木工場の見学です。三木工場は2012年設立の新しい工場で、日本国内にある同社の5つの製造工場の中では生産品目数最多を誇ります。

まずは製品の試飲をさせて頂きながら、会社概要のスライド上映や説明を受けました。

ヤクルト創始者の、「予防医学、健腸長寿、誰もが手に入れられる価格で」といった言葉に代表される「代田(しろた)イズム」の紹介、生産システム、世界各国でのグローバル展開、国内では商品を個人宅へ届けるヤクルトレディによる高齢者の見守りなど地域社会での社会活動等々、同社のさまざまな企業活動をご紹介頂きました。

株式会社ヤクルト本社兵庫三木工場の見学
ミルミルを試飲しながらレクチャーを受ける
プレゼンの様子
双方向性のコミュニケーションを交えたプレゼン

次は生産ラインの見学です。ここでも二班に分かれて案内して頂きました。

生産現場についてはここでの写真紹介はできませんが、原料の仕込みから、培養、調合、容器の成形、充填、包装、出荷まで、一貫した生産システムをガラス越しに見学しました。普段見ることの無い大きなプラント設備や工作機械を興味深く見学しました。

また、見学用通路のところどころに、生産ラインの設備を立体感を伴って疑似体験できる3Dパネルや、製造従業員が生産ラインに入る前に通るエアーシャワー体験、生産設備の原理を体験できる実験コーナーなどがあり、五感を動員して学ぶことができました。

説明員は、はっきりとわかりやすくお話しくださり、内容が聞き取りやすく、説明員1名に対し聞き手20人少々の大人数ながら、しっかりと目と目を合わせてのプレゼンのコミュニケーションに感銘を受けた学生が多かったようです。

ゲームで学習
タッチパネルでゲームを楽しみながら学習
お土産をもらいました
お土産に飲料とリサイクルグッズを頂きました
ヤクルト工場での集合写真
今回参加した留学生は4か国から。そのいずれの国にもヤクルトは進出

PETECは解体・リサイクル、ヤクルトは生産、それぞれ異なる内容の工場見学でしたが、両社に共通しているのは環境配慮への取り組みです。周辺の環境を守るため、排水処理に配慮し、廃棄物についても可能な限り再資源化が行われています。消費者と労働者両方の安全と環境への配慮を大切にする企業姿勢を学ぶことができました。

16:45 商科キャンパス解散
17:45 姫路駅解散

留学生研修旅行は、例年6月~7月頃、学務課掲示板や大学HP上で参加者を募集しています。来年も楽しい企画を練りますのでどうぞご期待ください!

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