平成28年4月18日
「このままでいいのかな?」授業中、バイト中、友達と話しているとき、寝る前、ふとそう思うことはありませんか? -マイ・イノベーション。県大には、グローバルな経験を通して今までとは違う自分に出会い、歩き出した仲間がたくさんいます。県大生のイノベーションストーリー、聞いてください。
環境人間学部4回生安田沙友里さんは、昨年度第5回サセックス大学研修訪問団に参加されました。
研修は今でも忘れられないぐらい楽しかったです! 今まで全く話したことのないメンバーと3週間生活を共にするのですが(昨年度は東はポートアイランド、西は播磨理学キャンパスまで、1年生からM1生まで23名が参加し、寮生活を送りました)、最後には大学で日々顔を合わせる友達よりも仲良くなったような気がしています。もう一度みんなで共同生活したいです^^
はい、前回は英語を全く使えずに終わってしまったので、今回私にとっては2回目の短期留学。リベンジのつもりで参加しました!
シャイにならないこと、失敗を恐れないこと、が何よりの目標でした。
初日の授業に全く付いていけず、出鼻をくじかれました(笑)。自分のレベルよりも高すぎるクラスに入れられてしまったのです(初日のレベルチェックの結果で能力別クラスに配属されます)。けれども絶対このクラスで、最後には話せるようになってやる! と決めていました。時々やっぱりクラスを変えようかと悩んだこともありましたが(笑)最後まで必死にしがみついてクラスにいた結果、少しは授業についていけるようになっていたと思います!
はい、勝手ながら挑戦しました! 私はゼミで英語に関する調査研究をしているのですが、その中で留学に対する価値観を調べたかったので、サセックス大学に留学している学生20名ほどに留学の目的や留学についてどう考えているのか、インタビューしました。
日本人は英語を習得することが目標で留学に出ていることが多いけれど、海外の留学生は英語を習得するよりも、習得して何を得たいかがとても明確でした! 例えば、英語を習得し、サセックス大学が特化している学問を学び、仕事に生かすとか、弁護士の仕事で必要とか。英語学習のその先が、とてもクリアなことにびっくりしました!
Q: 安田さん、研修中一番恋しかったものは?
A: お肉! 日本のブランド牛のおいしさは異常ですヨ!!
意外な自分との出会いは、さみしがりだということ。寮生活があまりにもにぎやかで楽しかったので、今では一人でいるのがさみしすぎて、どうしようってなっています(笑)。自分の予想を超える変化は、英語を使うことに抵抗がなくなったことです。抵抗がなくなったことで、英語を使う仕事にチャレンジできるようになり、就活においても英語面接まで経験できるようになりました。やりたいことさえ明確ならなんとかなる、という意識を持てたことも大きな変化です。研修中自分達で行きたいところを決め、行動していたので、海外に行っても自分の力で楽しめたり、できる範囲が増えました。今振り返っても、とても成長できた3週間だったなと思います!
私の次の挑戦は、自分を持った自分になることです。研修を通して、英語力だけでは世界の人と会話できない、とわかりました。もっと世界中の人と会話を楽しみたいと考えているので、日本のこと、世界のこと、様々なことに関心を持ち、自分の考えを持てるようになりたいと考えています。なんだか恰好よく言ってしまっていますが、きっとこれは社会人として生きていく上でとても大切なこと。頑張りたいですね(笑)。
みなさん、ここまで読んでくださってありがとうございます! これを読んだ方には、私はすごい人に見えてしまっているかもしれませんが、全く普通の大学生です^^ どちらかというと落ちこぼれ大学生です(笑)。ただ、今しかできない経験は本当にたくさんあります。私は後悔したくないので、やりたいと思ったことはやるようにしています。なかなか、やりたいと思ってもできないこともたくさんありますが、みなさんもやりたいと思ったことはできるだけやるようにしてみてください。少しでもこの記事がみなさんに、楽しんでもらえたり、参考になっていれば幸いです。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
現在夏のイギリス研修(サセックス大学研修訪問団)、アメリカ研修(ワシントン大学研修訪問団)の参加者を募集中です。申し込み方法等詳細は各訪問団のHPでご確認ください。また、本日インタビューに応じてくださった安田さんより、参加を検討してくださっているみなさんに向けて、研修記が届いています。お楽しみください。