平成28年5月9日
「このままでいいのかな?」授業中、バイト中、友達と話している時、寝る前、ふとそう思うことはありませんか? マイ・イノベーション。県大には、グローバルな経験を通して今までとは違う自分に出会い、歩き出した仲間がたくさんいます。県大生のイノベーションストーリー、聞いてください。
工学部2回生黒木一秀さんは、昨年度第1回ワシントン大学研修訪問団に参加されました。
大学のフィールドワークで、グリーンレイクに行ってカヌーから落ちたことですかね(笑)
水は冷たく、あまりきれいではなかったです(笑)。その日が晴天で助かりました。日本だとすぐに係の人が助けに来てくれそうですが、向こうじゃ自力で戻って来れるか遠目に見られているだけでした! 後で知ったのですが、グリーンレイクに落ちて助けに来てもらうと、また別料金が発生するようです。助けに来てもらわなくて良かったです(笑)。
お店での注文。シアトルに着いた当初は自分の英語に自信が持てず、話すことにとても抵抗がありました。お店で注文する時にどうしても声が小さくなり、注文が伝わらないことが何度も。それが結構ストレスだったな。
そうなんです。日本にいたら何の問題もなくできてしまうことが、外国に行くと急にできなくなってストレスを感じました。お店の人が何度も聞き返して来るので、僕も何回も言い直したり、メニュー表の何番目の物なのかを伝えようとがんばりました。どうにか注文する事は出来ました(笑)。ただ、頼んだ物が2種類ある時などにどっちなのか聞き返された時はテンパって直ぐには答えられませんでした(笑)。
はい、自分は研修を100%楽しめていないんじゃないか、そう感じることも正直ありました。例えば、ワシントン大学の学生と一緒にフィールドワークに行った際、移動中に学生が僕に英語で盛んに話しかけてくれるんですけど、全く喋れなくて黙り込んでしまって…。一緒に行った先輩は話せていたので、それがまた羨ましくもあり、悔しくもありました。
Q: 黒木さん、研修中一番恋しかったものは?
A: 僕はタイ米も慣れたら全然苦では無かったので、あまり恋しかったものが無いのですが、強いて挙げるのであれば日本のお米ですかね!
はい、ホストファザーが普段から週1・2でサッカーやアメフトやバスケなどをしていたんです。僕が「フットサルが趣味なんだ」と話すととても喜んでくれ、ホストファザーや彼の友人たちとのサッカーやバスケに誘ってくれました。試合もしました! サッカーの試合では、ゴールが普通のサッカーと同じ大きさだったし、試合時間も90分みっちりで本格的。かなりキツかったです(笑)。
そうかもしれません。普段あまり英語を喋ることが出来ていなかったので、言葉でのコミュニケーションはぼちぼちでしたが、なんとなくスポーツを通してうまくコミュニケーションが取れるようになったと思います。会話だけでなく、一緒に経験を楽しむ機会が増えた結果、ホストファミリーとの距離がぐっと縮まったように感じました!
はい。英語が「将来必要だからやらなければならないもの」から、「習得したい」に変わりました。研修に参加するまでは英語を使って何かをするという経験がなかったので、英語は遠い存在でした。でも今はもっと英会話を勉強して、英語圏の外国に長期滞在してみたいなと思っています。
海外に行こう! というみなさんは、まず行く前に英語のリスニング、スピーキングの勉強をしておいて下さい。それさえしておけば楽しめると思います! 今しかできないような色々な経験を思いっきりして、ぜひ楽しんで下さい。
帰国時提出の英語レポート。英語学習に対する黒木さんの気持ちの変化が丁寧に書かれています。
第2回ワシントン大学研修訪問団は8月下旬出発予定です。語学研修プログラムの詳細は各訪問団のページでご確認ください。
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上記に関するお問い合わせ先:
国際交流機構(大学本部 教育改革課内)