平成28年11月21日
兵庫県立大学国際交流機構では、日頃8つのキャンパスにわかれて在籍している留学生や学生が、兵庫県の歴史や文化、自然など“ひょうごの魅力”を共に学び、交流を図ることを目的に、毎年9月末に留学生研修旅行を実施しています。
今年は9月28日に中播磨地区に行きました。
大型バスをチャーターし、神戸商科キャンパスから出発しました。久々に会う友達同士で夏休みの近況報告に盛り上がる人もいれば、「はじめまして」からの交流も。車内はすぐに賑やかな雰囲気になりました。
次の乗車地の姫路駅で全員揃ったところでマイクをまわし、夏休みの過ごし方、バス旅行での抱負などを交え楽しく自己紹介しました。
姫路の街なかから、夢さき夢のさと 農業体験施設へと向かう道中、留学生達は車窓から、姫路の秋祭りの時期ならではの色とりどりの飾りや、棚田など、日本の農村風景を珍しそうに眺めていました。
夢さき夢のさと 農業体験施設の中にある夢やかたで、料理実習体験をしました。
チームで協力して作ったニョッキの味は格別、つけあわせのパンとコーヒーもとてもおいしく頂きました。
午後は砥峰高原に向かいました。名物のススキ開花にはまだ一足早い訪問でしたが、ボランティアガイドさん達の熱のこもった説明を聞き、一同、銀色に輝くススキの波を思い描いたことでしょう。
砥峰高原散策の途中からあいにくの雨でしたが、なんのその、みんなで楽しく親睦を深めることができた一日でした。
兵庫県といえば、全国的には神戸の港町や姫路城のイメージが強いですが、他にも多くの魅力のある場所があります。淡路や丹波などは有名な特産品があり、景色がきれいです。留学生研修旅行ではそういった場所にバスで行きます。多種多様な人が参加していて、留学生の考え方や異なった文化を知ることができ、文系の学生からはレポートの枚数や就活など文化の違いのようなものを知ることができました。振り返ればめったにない良い機会だったと思います。
留学生研修旅行はすごく楽しかったです。いろいろな国からの友達がいっぱいでき、みんなと色々なアクティビティで遊びました。 姫路や神戸のキャンパスで学ぶ、アメリカ、中国、バングラデシュ、ベトナムなどから来た学生と交流しました。ニョッキ作りの体験では、初めて自分で作って食べたので、すごく嬉しかったです。ハイキングでは天気があまり良くなく100m位しか登れませんでしたが、登りながら、みんなといろいろな話を話して、ラインの交換もしました。 次回もぜひ参加したいと思います。みんな、ありがとうございました!
来日して初めての研修旅行でした。いろいろな国の学生と知り合えて交流できました。大学と職員の皆さんに感謝します。夢やかたでニョッキを作った時、一緒に頑張ったチームのメンバー達はまるで家族のように暖かく感じました。砥峰高原ではあいにく雨が降りましたが、雨の中一生懸命ガイドしてくださったガイドさん達に感動し、「雨にも負けず」という言葉を思い出しました。思い出に残る一日となりました。
今回の旅行で初めてバングラデシュやマレーシアの友達ができました。彼らは理系の学生達で姫路工学キャンパスで学んでいます。私は経営学部でいつも神戸商科キャンパスにいますが、彼らと友達になったことをきっかけに、姫路工学キャンパスに遊びに行ってきました。大阪にあるおすすめのマレーシア料理のレストランに一緒に行くなど、新たな交流につながっています。
夢やかたのスタッフの方々が親切に、ニョッキやソースの作り方を教えてくださいました。お昼に自分達で作ったものを、サービスのコーヒーとパンとともに、ワイワイおしゃべりしながら楽しく頂きました。神河町の砥峰高原では、ボランティアガイドの方々が神河町に愛を込めて、その美しさと魅力を説明され、自然に対する新しい見方が持てました。ぜひとも、このような体験を積み重ねていきたいです。
国際交流機構では、毎年6月~7月頃、学務課掲示板や大学HP上で留学生研修旅行の参加者を募集しています。来年も、留学生や学生同士の交流を促進できるよう、楽しい企画を練りますのでどうぞご期待ください!