平成29年3月30日
今回の国際交流だよりは春休み特別号。交換留学に海外研修、新たな挑戦に向けて一歩踏み出した県大生をご紹介します。
釜山にある東亜大学校では坂本睦さん(経営1)が1年間の留学生活をスタートしました。
「韓国の学校は3月に始まります。合わせるかのように桜が咲き、すっかり春らしい季節になっています。私の在籍するブミンキャンパスは元々は会社の跡地だそう。校舎もガラス張りの高層社屋のようで圧倒されます。釜山は海、山、建物、夜景、どれをとっても美しく、楽しい街です。毎日新しいことに溢れた生活にワクワクしながら過ごしています!」
パースにあるカーティン大学では今月、半田彩織さん(経済2)と朱怡安さん(環境3)の2名が1年間の留学生活をスタートしました。
「初めの一週間が終わりました。徐々に量が増える課題に四苦八苦したり、広いキャンパスで迷子になったりと目まぐるしい平日を過ごしました。今週末は動物園に行ったり日本祭りに参加したりと、束の間の休息を楽しむことができました。また新しい1週間が始まるので、1日1日集中して、頑張っていこうと思っています!」
「学生の多さにはとにかく驚きです! キャンパスも広く、迷子のために“Lost Campus”というアプリがあるくらいなんですよ(笑)。一方で芝生にはカラフルなクッション、木立にはハンモックやリボンがあちこちに掛けられています。広く青い空のもとリラックスしたキャンパスライフをと、学習環境は楽しい工夫で溢れています。これからの留学生活、とても楽しみです!」
グローバル教育ユニットでは、この春5つの海外体験研修を実施しました。日本人に馴染みのアメリカ、ラオスやフィリピン、タイなど東南アジアの発展途上国、そして香港、マカオ、中国の国境を越える研修など、訪問先は多岐に渡りました。
「フィリピン研修にはグローバル教育ユニット7名が参加しました。ゴミ山やスラム地区、戦争跡地などを訪問し、貧しさや幸せについて考え続けた9日間。ある学生は「吸収することが本当に多くたくさんの刺激を受けました。同時に自分を見つめ直す機会も多かったです。『誰かのために生きたい』そう強く強く思えた濃い9日間でした」とレポートしてくださいました。研修をきっかけにそれぞれが自分達の人生についてより深く考え、自分の思いを行動に移していくのだろうと思います。グローバル教育ユニット生のこれからに期待しています!」
JICAと本学による連携プログラム「アルゼンチン野球振興ボランティア」では、2月から3月にかけて約1ヶ月間、11名の県大生が真夏のアルゼンチンへ。現地の野球普及・親善活動に熱い奮闘を繰り広げました。
「技術だけでなく道具やグラウンドを大切にする日本ならではの心も伝えようと、“一生懸命”をスローガンに現地の子供達に野球指導を行ってきました。僕にとっては2回目の参加となる今回、子供達の野球が着実に上達しているのを実感! 幼い時から慣れ親しみ、頑張ってきた野球を通じて国際貢献ができることに、昨年以上に大きな喜びとやりがいを感じました。」
今年度ラン活最終日は、後期スピーカーもたくさん集まっての国際交流チャット。春休みの留学計画を話したり、交換留学をまもなく終える留学生に今後の進路について聞いてみたり。明るく楽しいお昼休みになりました。
また2月に開催された「ひょうご・こうべワールド・ミーツfor YOUTH」では、ラン活リーダーの奥田皐月さん(経営1)も参加。来場した高校生に向けて本学の国際交流の取り組みとともにラン活の紹介をしてくださいました。
「ワールドミーツ for YOUTHに行ってきました。大成功だったと思います! 大学で学べるグローバル体験について少しでも情報を集めようと、大勢の高校生が次々と来場していました。私たちの話にも興味津々の様子で、とてもうれしかったです。もちろんランカツの紹介もして来ました! 逆に私が高校生からパワーをもらいに行った感じでした!」
お問い合わせ:
大学本部国際交流機構 078-794-6683