平成30年10月4日
国際交流機構では、各キャンパスで学ぶ海外からの留学生等に、兵庫県の歴史や文化、産業、自然等の“ひょうごの魅力”を学ぶ機会を提供し、留学生と日本人学生間の交流を促進することを目的に、毎年9月末に留学生研修旅行を実施しています。
今年は9月26日に淡路島に行きました。
参加人数:33名:学生31名(留学生12名・日本人学生19名)+職員2名
まずは北淡路にある『吹き戻しの里』にて「吹き戻し」を製作体験しました。
昭和の初期には日本中で作られ、巻笛やピーヒャラなど様々な名前で呼ばれていました。日本人にとっては誰もが遊んだ経験がある懐かしいおもちゃです。現在では淡路島で呼ばれていた「吹き戻し」という名前が広辞苑にも掲載されるなど正式に認知されたとのこと。また、淡路島は「吹き戻し」の生産量が日本一を誇っているそうです。
このなんとも不思議なおもちゃをここ『吹き戻しの里』にて初めて見た留学生もいたようでした。
無事に6本(6が吹き戻しの形に似ていることから。6月6日は吹き戻しの日だそうです。)作り終わった学生さんは、アイディアに溢れた吹き戻しの作品(非売品)で大盛り上がりです。
暑くもなく穏やかな天候の元、あわじ花さじきを散策しました。
名物のびわソフトクリームを食べたり、散歩中のお馬さんにであったり。
なんと、あわじ花さじきは2015年度のNHKの朝ドラ「あさが来た」の最終回のロケ地になったそうです。
ちなみに、ミニ知識ですが、本学の環境人間学部のキャンパスも「あさが来た」のロケ地となりました。日本で最初の女学校の舞台として使われたのです。
瀬戸内海の美しい眺めと緑のゆるやかな丘陵地域を満喫しました!
「道の駅 あわじ」まで移動し、昼食は名物「生しらす丼」でした。 生の魚が苦手な学生さんには別メニューでご対応いただきまして、生魚OKな学生さんたちからは「うまい!うまい!」の大絶賛。
みんな、軽い自己紹介をしながらあっという間の昼食タイムでした。
昼食後、バスに乗り込む瞬間から、雨がポツポツ….
次第に雨が強くなり、慶野松原海水浴場の予定を変更しまして、淡路ファームパーク、イングランドの丘に向かいました。どんどんきつくなる雨が少し残念でしたが、コアラ館でコアラをながめて、ウサギやカンガルー、エミュー、亀などの動物たちに出会いました。
なんと、コアラに出会うことができる施設は日本に8か所、そのうち2か所が兵庫県にあると勉強いたしました。
国際交流機構では、毎年6月~7月頃、学務課掲示板や大学HP上で留学生研修旅行の参加者を募集しています。来年も、留学生や学生同士の交流を促進できるよう、楽しい企画を練りますのでどうぞご期待ください!