国際交流・留学

平成30年11月19日

平成30年度 国際交流だより第16号

韓国・東亜大学校訪問団を受け入れました!

10月24日から27日までの4日間、学術協定校である韓国・東亜大学校の工学部の教授、准教授7人が来学され、書写記念会館での日韓交流セミナーや、表敬訪問など様々な交流行事を行いました。

本学と東亜大学校との交流は、旧姫路工業大学の頃にさかのぼります。1995年には旧姫路工業大学との間に学術協定が締結され、2005年には兵庫県立大学との全学協定が締結されました。20年以上に渡り、東亜大学校と本学は、教員同士の合同セミナー、交換留学生の派遣など交流を続けてきましたが、中でも工学部の繋がりは深く、2年ごとに教員が訪問団を結成してお互いのキャンパスを訪問し、日韓交流セミナーを開催してきました。そのセミナーも今年で24回目。

今回は東亜大学校の訪問団を姫路工学キャンパス書写記念会館にお迎えして開催されました。

東亜大学校の訪問団7名の先生方
  • Young Han Kim 名誉副学長
  • John T. Lee 電子情報工学部学部長
  • Gil Won Lee 人文社会学部学部長
  • Chae Soo Kim 教授(システム工学)
  • Yeong Hee Ahn 教授(環境化学)
  • June Hyung Kim 教授(テクノロジーライセンス)
  • Lee Hu Kueh 准教授(電子情報工学)
書写記念館
セミナーは本学山崎副学長と東亜大学校John T. Lee電子工学部学部長の開会の辞より始まりました。
山崎先生
Jon-T Lee先生

Gil Won Lee教授は大阪大学で日本語学の学位を取られ、日本文化にも精通された日本語堪能な方です。流暢な日本語で、日本と韓国両国が世界市民としての意識を持ち、平和に貢献する、というとても興味深いテーマを日韓両国の文化や考え方を比較しつつわかりやすく発表してくださいました。

Yeong Hee Ahn教授
Gil Won Lee教授

興味深いプレゼンが次々と発表されます。本学の学生達も堂々とした発表です。

前田教授
工学研究科 前田教授
セミナー1
セミナー2

Yeong Hee Ahn教授はまだ韓国でも数が少ない理系女性研究者のパイオニアともいえる方です。Ahn教授の発表は、不純物の多い川の水を濾過する際に、Fe(II)を除去する方法についてというもので、理系は全くお手上げの私にもわかりやすかったです。

Yeong Hee Ahn教授
Yeong Hee Ahn教授

理系のプレゼンはわからないという先入観を持ってセミナーに参加しましたが、意外にもプレゼンを聞いていると、面白い研究がたくさんありました。深いところまで理解するのは難しくても、もっと詳しく知りたいと興味を引かれる研究もあり、より多くの理系の学生や先生方に聞いて頂きたいと思いました。バイオ燃料については、後日、工学部の伊藤准教授に日本語で説明して頂いて、ますます興味がわきました。

全体写真1

セミナーに参加された皆様、ありがとうございました。

26日金曜日は、東亜大学校訪問団が前田教授とともに本部を表敬訪問されました。学園都市の駅までお迎えに行くと、訪問団ご一行は、パン屋さんの前のショーウィンドウで盛り上がっていらっしゃいました。あまりにもいい香りがするので、と笑顔のご一行。私たちはすっかり慣れてしまいましたが、確かに学園都市駅はいつもパンを焼くいい香りが漂っていますね!

全体写真2

とても気持ちのよい最高のお天気です。

日韓交流セミナー訪問団が、本部を表敬訪問されるのは初めてとのこと。途中、太田学長や伊藤理事長も来られ、和やかなひとときを過ごしました。髙坂副学長とは、少子化がすすむ日韓両国において、大学の在り方や、国内だけでなく海外を視野に入れた大学運営など、活発な意見交換がなされました。また、両大学の長い交流を振り返り、あらためて、今後も協力し合って活発な交流を続けていくことを確認しました。

日韓交流セミナー訪問団1
日韓交流セミナー訪問団2
日韓交流セミナー訪問団3
日韓交流セミナー訪問団4

太田学長、伊藤副理事長も駆けつけてくださいました。

日韓交流セミナー訪問団5
日韓交流セミナー訪問団6

その後は、商科キャンパスをご案内。着工したばかりの国際学生寮の建築現場も見学しました。今はまだ何もありませんが、次回来学されたときには立派な国際学生寮をご案内できますね。

昼食は髙坂副学長も交えて、リニューアルした食堂で。学内ではちょうどハロウィンサロンが開催されており、仮装した職員の突撃写真撮影というサプライズもありました。みなさん、突然のことに大盛り上がりでした。

リニューアルした食堂にて
ハロウィンサロンで仮装した職員と一緒に

午後からは、姫路城の見学です。学園都市駅では、パンの香りに抗えず、購入される教授の姿も。

姫路城では来年、2月から東亜大学に交換派遣留学予定の工学部の学生も合流します。
工学部からの交換派遣留学第一号です。

工学部の派遣留学生第一号が東亜大学校に留学、というのも工学部と東亜大学校のご縁を感じます。

ぜひ、頑張って良い経験をたくさんしてきてもらいたいです。

John T. Lee Kim学部長によると、30年前には旧姫路工業大学から東亜大学校の工学部に女性留学生が来て勉強していたとのことです。

姫路城は、急な上り坂もあり、なかなかハードです。

June Hyung Kim教授

訪問団の皆様は、とても興味深そうに見学されていました。中でも、June Hyung Kim 教授は、柱や木の柵を熱心に触ったり、見つめていらっしゃいます。

なぜ柱や柵?とお聞きしたところ、趣味が木工で家具をほとんど手作りされているとのこと。なので、木の細工や、使い方にとても興味がおありだそうです。
なるほど!Kim教授手作りのチェストの写真を見せていただきましたが、プロ級の腕前でした。
姫路城内にて3
また、姫路城内の灯かりに興味を示される教授もいらっしゃいました。私は灯かりの存在にすら気づきませんでしたが、各部屋に行燈のような、灯かりが置いてあります。

その灯かりが明るすぎることもなく、存在は主張していないが、ちゃんと足元を照らしている、その加減が絶妙だとおっしゃるのです。

これが、もう少し明るいと灯かりが目立ってしまい、雰囲気を損なうとのこと。

この明るさだから、誰もそこに注意を払うことなく自然に見えるとのこと。その細やかな着眼点にびっくりしました。

姫路城内にて1
姫路城内にて4

天守閣までの階段はとても急です。

ちょっとお疲れ気味のご一行。

姫路城外にて1
姫路城外にて2
再び外に出ると、それぞれ、のんびり過ごします。熱心に写真撮影される姿も。
姫路城外にて3
姫路城外にて4

姫路城には有名な番町皿屋敷のお菊井戸があります。

お菊井戸にまつわる伝説をお伝えすると、井戸をのぞきこんでいた教授から、たくさん小銭が井戸に投げ込まれているのはなぜ?との質問が。

たぶん、中国からの観光客が投げ入れていくのではないでしょうか?とお答えすると、これだけお金がたまっているのだから、もうお菊さんは新しい皿を買えるんじゃないでしょうか?と絶妙なお言葉。

しばらく笑いが止まらないご一行でした。

姫路城外にて5

和やかに姫路城観光も終え、無事に3泊4日の訪問スケジュールはすべて終了。

今回は初めて商科キャンパスにも来て頂くことができ、忙しいながらも充実した4日間となりました。

これからも東亜大学校と兵庫県立大学の末永い交流を確信した、笑顔のあふれる今回のご訪問でした。

またお会いできるのを楽しみに!

全体写真3

お問い合わせ:

国際交流機構(大学本部 教育改革課)

TEL: 078-794-6683
e-mail: kokusai@ofc.u-hyogo.ac.jp
   
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