国際交流・留学

平成31年3月8日

平成30年度 国際交流だより第22号

キャンパスで世界に出会う!

海外に行かないで国際活動!
3月22日の学位記授与式も近くなり、平成30年度もそろそろ終了です。
今日は兵庫県立大学大学院工学研究科機械工学専攻の瀧口義宏さんが卒業間近のご挨拶に来てくれました!
      兵庫県立大学大学院工学研究科機械工学専攻の瀧口義宏さん本部棟の前にて
瀧口さんは、工学研究科に入る前は、同大学工学部機械システム工学科に在籍していました。
在学中は、オックスブリッジ英語サマーキャンプを始め、外国人留学生研修旅行には平成28年度から3年連続で参加するなど、積極的に国際交流機構主催のイベントやプログラムに参加しました。
また平成29年まで工学部で月1回行っていた「留学生交流ランチ・留学生相談」を楽しみに参加してくれていたようです。
「僕は金銭的に留学はできなかったけど、学内での様々なイベントに参加することによって、たくさんの留学生や日本人学生と友達になれたことが一番の思い出です。」と本人からの言葉がありました。
 平成30年10月姫路工学キャンパスハロウィンサロンにて

平成30年10月ハロウィンサロンにて(姫路工学キャンパス)

「英語は苦手だけど外国人とお友達になりたいと思う人はいると思います。克服するために手っ取り早いのは、交流してちょっとでも苦手意識を取り除くこと。」がコミュニケーションには大切だと思ったそうです。
オックスブリッジ英語サマーキャンプでは、「5日間の密な時間を共に過ごすことにより、他学部の様々な学年の学生とも仲良くなれた。」そうです。
平成29年度に講師を務めてくれた英国人の学生とは、今でも年に2、3回は連絡を取り合う仲になり、英語でメッセージを交換したりしているそうです。オックスブリッジ英語サマーキャンプには平成29年度、平成30年度と2年連続で参加しました。
 平成30年8月神戸商科キャンパスオックスブリッジ英語サマーキャンプにて

平成30年8月オックスブリッジ英語サマーキャンプ(神戸商科キャンパス)

外国人留学生研修旅行でも、留学生だけではなく、日本人同士でもいろんな人と知り合うことができ、友達もできたことが思い出だそうです。
 平成30年8月神戸商科キャンパスオックスブリッジ英語サマーキャンプにて

平成28年開催外国人留学生研修旅行 砥峰高原にて

兵庫県立大学での6年間の学習に関しては、専門分野の勉強・研究が忙しかったそうです。そして、英語に関しては、苦手意識はありましたが、工学部の学生にとっては大切だということを実感したそうです。
「できたら苦手意識を克服して英語の論文を読めるほどに上達したかったが、そこまではできなかった。結局、論文は数本程度を読みました。英和和英辞書サイトを駆使しながらですけど、、、」と少し後悔があるようです。それはこれからの課題とするそうです。
パーソナルヒストリーと将来にむけて
瀧口さんは小学校4年生から陸上をやり始めましたが、中学2年生の時に予想だにしなかったことが起こりました。
マラソンの大会終了後に脳梗塞を起こして倒れたそうです。
その後、半年間の入院生活を余儀なくされました。
右半身麻痺のため、移動は車椅子。言語分野にもダメージがあったので、最初は失語症で言葉も出ないほどひどい状態でした。
発症してから2か月経ってからリハビリを本格的に開始しました。徐々に歩けるようになり、半年間で少しは走れるぐらいまで回復しました。
しかし、言語に関しては、まだその段階ではひらがな、カタカナがやっと理解できたぐらいでした。その頃、中学3年生の7月上旬から学校に復帰しました。通院をしながらの通学でした。
陸上への気持ちは残っていましたが、中学に復帰しても1カ月間は筋トレぐらいしかできませんでした。8月中旬に100メートルの大会(記録会)に出ましたが、陸上はそのまま引退しました。
高校は勉強に力を入れている学校に進学しました。陸上をやりたかったが、体育の授業で骨折してしまい、陸上の顧問の先生からの助言もあり、陸上からは離れていました。
その代わり、勉強を頑張り、兵庫県立大学の公募制推薦の道を得ました。
そして、大学から陸上を再開!
大学2年生の時に第14回全国障がい者スポーツ大会「長崎がんばらんば大会」に出場しました。200m走・100m走の部門に参加して見事、両部門で金メダルを獲得しました。
 第14回全国障がい者スポーツ大会「長崎がんばらんば大会」金メダル受賞工学部部長といっしょに
その時からもっと大きい大会に出たいという思いで、陸上を頑張ってきました。
日本パラ陸上競技連盟に登録して、障がい者の中で最高峰のJAPANパラ陸上競技大会に毎年出場しています。
瀧口さんは4月から自動車メーカーへ就職するそうです。
技術者として働く予定であり、海外展開もある企業のため、目下の目標はTOEICの点数を飛躍的に上げること!職場には外国人の方も多く、学生時代に培った英語力だけではないコミュニケーション能力を存分に発揮して有意義な社会人生活を送りたいそうです。
また、いろんなスポーツにも挑戦する意欲にあふれており、大学院1回生の夏から水泳をやり始めているそうです。こちらもやり始めたからには、ゆくゆくはトライアスロンに挑戦するという目標をもっているそうです。
後輩にむけてのメッセージ
下記は瀧口さんご本人からの言葉です。
大学生は学業・サークル・アルバイト等があると思います。
もし、外国人や留学生と交流したいと思っている人がいれば、国際交流機構が開催しているイベントにぜひ参加してみてください。そうすれば様々な方々と交流ができると思います。
ご活躍をお祈り申し上げます。
就職活動の際、エントリーシートに書いたことを紹介させてください。
僕が困難を乗り越えられてきた理由と、今後の意気込みです。
①様々なありがたみを教わったこと
リハビリでは言語療法士さん、作業療法士さんの支えがなければここまでは回復できませんでした。学業では、友達や先生方に質問することができなければ、授業についていけませんでした。挫折していたかもしれません。
生活面では家族の支えなくては生きていけませんでした。周りの方々のおかげでここまでやってこられました。
②継続的な努力の大切さ
大学入学の頃は歩くことも一苦労でした。ですが、発症後の夢であった陸上の大会に出場したいという気持ちを持ち、リハビリやジョギングからやり始め、様々な方々からアドバイスをもらいながら、一歩ずつ練習を積み重ねた結果、全国大会で金メダルを取ることができました。
仕事で困難な局面にあっても、日々努力を積み重ねて大きな課題を乗り越えたいと思います。
周りへの感謝を忘れないようにして仕事に取り組みたいです。
さて、国際交流だより22号では工学部出身の学生さんをご紹介させていただきました。
英語が苦手でも、外国人と友達になりたいと思っている人がいれば、国際交流機構に関するイベントに参加すれば、たくさんのお友達ができます!
平成31年度も国際交流サロンを始め、イベントを考えていきたいと思います。リクエストがあればお寄せくださいね。
もちろん留学もあり、語学研修に参加するのもあり!ご紹介したいプログラムもたくさんあります!
来年度も国際交流機構をよろしくお願いいたします。

お問い合わせ:

国際交流機構(大学本部 教育改革課)

TEL: 078-794-6683
e-mail: kokusai@ofc.u-hyogo.ac.jp
   
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