国際交流・留学

平成22年09月06日

国際交流だより 平成22年度第6号

姫路城へようこそ! ~本学学生がカーティン大学学生を通訳ガイド~

8月23日、オーストラリアのカーティン大学からの訪問団が姫路城を訪れ、本学学生が英語で案内をしました。

カーティン大学のビジネスコース(Graduate School of Business)の恒例の海外スタディツアーの一環で、例年の中国訪問が今年より日本になったとか。全行程2週間の中で神戸、姫路、京都、東京を訪問。オーストラリアから天然ガスを輸入している大阪ガスの姫路工場、鉄鉱石を輸入している神戸製鋼の加古川工場、麦を輸入しているキリンビールなど兵庫県内の産業でオーストラリアに関連のある企業を中心に見学しているのだそうです。

もちろん世界遺産・姫路城も兵庫県を訪れるからには外せないスポット。運悪く、現在姫路城は50年に1度の修復工事に入っており天守には登れなくなっているのですが西の丸など公開されているところを見学することになりました。

さて、今回カーティン大学の学生19名をガイドしたのは・・・
環境人間学部4回生の原 都さん、平間由香利さん、同学部4回生の瀧川由里さん、経済学部4回生の高田陽平さん、同学部1回生の川田 ちひろさんの計5名。

【川田さん、高田君のガイドの様子】

【平間さんさんのガイドの様子】

武井雅弘非常勤講師(附属高校教諭)の「通訳ガイド演習」(環境人間学部)を受講した学生と「Communication Skill」(経済学部、内容は同じ)を受講した学生です。

歩きながら、姫路城の特徴や歴史などを説明していきます。カーティン大学の学生も興味津々。


環境人間学部4回生の原さんはかなり勉強されたようで、「カンペがわりです」と言っていた原さんのノートにはびっしり情報が書かれています。

ただ、このノートを見ているそぶりはなく、みんな流暢に説明するだけでなく、カーティン大学生からの質問にも どんどん答えていきます。

【原さんのカンペ?!ノート】

カーティン大学生が千姫に関する記述を見て、
「知ってる??千姫って7歳で結婚したんだって!」、
「Wow!!!結婚式どうだったんだろ。相手は9歳って書いてあるぞ」
など興奮しているさなか、平間さん(環境人間学部4回生)は「その上、千姫は2度、結婚しているんですよ。それは・・」と千姫の波乱の人生を語ると、カーティン大学生はさらに興味津々・・・。

相手が興味があるところをちゃんとキャッチをして、話題を膨らませるところはまるで本当のガイドさんのようです。

【化粧櫓で千姫をパシャリ!】

これだけアドリブが効くということは英語はもちろん歴史もかなり勉強しているんですよね?と質問したところ、担当教員の武井雅弘先生は・・・
「学生は英語も歴史もものすごく勉強していますよ。まず、シルバーガイドさんにお城を日本語で案内してもらうんです。その次は、僕が英語でガイドをして、それを基に生徒が自分なりのガイドを考えるんです。」

自分で原稿を考えるとはびっくりです!きっとあらかじめ原稿があって、それを勉強しながら暗記をするんだと思ってていたのですが・・・。

「いえいえ。学生のオリジナル原稿ですよ。でも、それだけじゃない。原稿を作ったら内容をチェックして、教室で一度読み合わせをします。次に現場にいって、もう一度やってみる。この時点で教室での読み合わせとは少し変わってきます。現場で調整してから、やっと本番を迎えます。」とのこと。

【歴史を感じる西の丸の廊下】

参加したカーティン大学訪問団は、
「来てよかった。建造物としての美しさもさることながら、一つ一つの造りに意味があり、人類の叡智を感じる」と、天守が見られない姫路城でも大満足。

これも、通訳ガイドの説明でお城を面白い見方ができたからに違いありません。訪問団からも「ガイドがよかった」とお礼を述べていただいたようです。
今後はせっかく身に付けた技術を活かしてもらうべく様々な機会が検討されているとか。これからもどんどんと兵庫県の遺産を世界に発信していってもらえたら、と期待しています。

   
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