開学にあたって

兵庫県知事からのメッセージ

井戸敏三氏

21世紀の幕開けから2年半、私たちはこれまでにない激動の時代を迎えています。冷戦が終わりグローバル化が進展しても平和な世界は実現されず、逆にテロや民族紛争が頻発、地球規模での環境問題が人類の未来を脅かす混迷の時代となっています。国内でも経済・雇用の長期低迷が続き、急激な高齢化や少子化による人口減少社会が現実のものとなりつつあります。
しかし、未来を悲観することはありません。私たちはこれまでも独創性と創造性をもって様々な課題を解決してきました。

成長から成熟へという時代の大きな流れを的確にとらえ、現在の厳しさを逆に生かす逆転の発想で明日への確かな展望を切り拓いていかなければなりません。時代が求める人材も大きく変化しています。豊かな人間性と幅広い教養だけでなく、直面する課題に敏感に反応しその解決を図っていく資質を備え、地域や国際社会で創造性と自律性をもって活躍できる人材の育成が、いま大学に求められています。こうした社会ニーズに対応し、神戸商科大学、姫路工業大学、兵庫県立看護大学を統合して平成16年4月に開学する「兵庫県立大学」は、それぞれの大学の伝統と実績を踏まえつつ、幅広い学問領域の融合のメリットを生かし、教育・研究の充実強化と地域や国際社会への貢献を目指します。
世界に開かれ、地域とともに発展する大学、「兵庫県立大学」。
21世紀の豊かな未来を創造する皆さんが大きく羽ばたいていくため、力強いお手伝いができるものと確信しています。どうぞご期待ください。

兵庫県知事 井戸敏三氏

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