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式辞など

平成24年度(第9回)入学宣誓式 学長式辞

おとといの春の嵐も通り過ぎ、桜の花が咲こうとしています。本日ここに、学部新入生1,367名、大学院進学者483名、合わせて1,850名の皆さんを兵庫県立大学に迎えることになりました。入学された皆さんに、心から歓迎の意を表したいと思います。ご参列いただきましたご家族、ご両親にも心からお喜び申し上げます。また、大変お忙しい中、井戸兵庫県知事、加茂兵庫県議会議長を始め、多数のご来賓の皆様にご臨席を賜りました。ご来賓の皆様に篤くお礼を申し上げます。

さて、新入生の皆さん、入学おめでとうございます。皆さんの入学にあたり、わたくしから二つのことを申し上げたいと思います。まず第一は、兵庫県立大学は平成16年に神戸商科大学、姫路工業大学、兵庫県立看護大学が統合して、新たに出発した大学です。神戸商科大学、姫路工業大学、兵庫県立看護大学の伝統を受け継ぎ、経済学部、経営学部、工学部、理学部、環境人間学部、看護学部の6学部に、昨年開設したシミュレーション学研究科を始めとして、12の大学院研究科を持ち、自然環境科学研究所など4つの附置研究所、更に附属中学校、附属高等学校を擁する全国有数の公立総合大学として、成長、発展しています。皆さんは兵庫県全域に広がる兵庫県立大学のキャンパスで、充実した教育を受け、様々な学習を行う機会を得たことになります。この機会を無駄にすることなく、充分に活用して頂きますよう、お願いします。大学での勉強は、高校までのそれと違って、自ら学ぶ姿勢がより強く、より大きく要求されます。教養と、専門的な知識を身につけるための、社会に出る前の基礎的な知的訓練を自らの課題として、積極的で、主体的な勉強をお願いしたいと思います。今、社会のグローバル化が進み、経済・社会構造や生活様式の変化も激しいものがあります。このような変化の時代に対応しうる基礎的な力を、兵庫県立大学でしっかりと身につけてください。

第二に、教室や研究室の中だけで人間的な成長があるわけではありません。昨年の東日本大震災に際し、私たちは阪神・淡路大震災の経験を持つ兵庫県の大学として、すぐさま支援本部を立ち上げ、大学を挙げて支援活動を展開するとともに、学生諸君のボランティアを四次に渡って派遣しました。宮城県の公立大学である宮城大学と協力して、合同ボランティアを実施してきたところです。このような活動に参加する中で、学生諸君が大きく成長したように思います。ボランティアに限りません。本日のマンドリン部、合唱団の皆さんが、素晴らしい演奏を聴かせてくれました。クラブ活動やあるいは、地域や海外での研修の中で、多くの学生諸君が逞しく成長しています。皆さんも勉強の他に、大学時代でしか成し得ない、様々な経験を積まれることをお勧めします。

なお、兵庫県立大学では、昨年、防災教育センターを設置し、全ての学生諸君が防災について学べるようにしました。共通教養科目で防災関連科目を開講したのに続き、今年度からは防災教育ユニットを本格的に開始し、専門科目においても防災を学ぶシステムを作りました。今後、兵庫県立大学が防災教育の拠点となるように、わたくしどもとしても一層力をいれたいと思っています。

最後になりますが、兵庫県立大学は平成25年度より、公立大学法人に移行する予定です。大学運営における自主性、自立性が増すとともに、より大きな責任が大学に課せられます。私達は、兵庫県とともに兵庫県の公立大学としての誇りをもって、伝統を重んじながら、絶えざる自己改革を行い、より個性的で特色ある、より魅力的な大学を作るため、皆さんとともに歩みたいと願っています。新入生の皆さんが、兵庫県立大学で充実した学生生活を送られることを祈念して、簡単ではありますが、わたくしの歓迎の言葉といたします。

平成24年4月5日
兵庫県立大学学長 清原正義

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