平成29年3月1日
平成29年2月18日(土曜日)に神戸学院ポートアイランドキャンパスで、第8回防災・社会貢献ディベート大会が行われ、第6回大会から3回目の出場で本学の参加チームが準優勝を獲得しました。
今大会には、社会人1チーム、大学生8チーム、高校生5チームの14チームが参加し、事前に与えられた論題に対し、肯定側と否定側のチームに分かれ、現状や課題、対策などを様々な視点で論じ合い、ディベート技術を競い合いました。
本学からは、防災教育ユニット特別専攻生4名(看護学部3年生の小川みな子さん、戸田咲さん、松本美久さん、経済学部3年生の永井雄大さん)で結成したチーム「マジェスティック ネーチャー」が出場。今大会の論題「わが国は歴史的建造物の防災・復興対策を最優先すべきである」について、防災教育研究センターの浦川准教授の指導の下、歴史的建造物の価値や現状の対策、推進すべき政策などについて調査・検討を重ね、それらを詳細な論述内容にまとめるなど、約2ケ月間にわたって周到に準備し、大会に臨みました。
大会では、予選リーグ2戦を連勝し、準決勝で高校生チームを僅差で破り、決勝に進出。決勝は5回目の出場となる社会人チームとの対戦となりました。歴史的建造物が復旧・復興のインフラ整備の中で最優先すべきものかが焦点となり、両チームは激しい論争を展開。高度なディベート技術と緻密な立論内容を駆使したハイレベルな戦いとなりました。
惜しくも今大会では優勝を逃しましたが、大会後にチームリーダーの小川さんは、「私たちは論題に関する知識やディベートの経験がほとんどなかったため、大会までに知識を補ったり、思考過程を学んだりと多くの時間を費やしました。しかし、その甲斐あって準優勝を手にし、仲間と笑顔で大会を終えることができたのが何よりも嬉しかったです。今回学んだ多くのことを今後の活動にも活かしていきたいと思います」と仲間とともに過ごした充実した日々を振り返り、受賞の喜びを語ってくれました。