平成30年12月19日
平成30年12月8日(土曜日)、三田市にある兵庫県立人と自然の博物館ホロンピアホールで、県政150周年記念国際シンポジウム「巨大恐竜、竜脚類の謎に迫る!」が開催されました。
本学からは、自然・環境科学研究所准教授兼県立人と自然の博物館主任研究員の三枝春生が「タンバティタニスの骨格復元」と題して講演を行ったほか、同じく池田忠広が「巨大恐竜、竜脚類の謎に迫る!」と題するパネルディスカッションのコーディネーターを務めました。
シンポジウム開始の午後1時には、会場は多くの参加者でほぼ満席となり、西上三鶴兵庫県教育長の開会挨拶に続き、竜脚類の研究に関して国内外の第一線で活躍されているアルゼンチンのコマウエ国立大学のホルヘ・オランド・カルヴォ教授、ロシア科学アカデミーのアレクサンダー・オレゴヴィッチ・アヴェリアノフ教授、岡山理科大学の石垣忍教授、福井県立恐竜博物館の関谷透研究員による講演が行われました。
その後本学の三枝春生准教授が、平成18年に兵庫県丹波市山南町で発見された竜脚類(タンバティタニス)の骨格模型を作製するにあたり、従来の方法ではなく3Dモニタリングや3Dプリンターを利用して骨格を復元する方法の経緯などについて講演を行いました。
最後に、講演者全員をパネリストとして、本学の池田忠広准教授がコーディネーターを務めるパネルディスカッションが行われ、最後まで熱心に耳を傾ける多くの聴衆に海外の講演者が感激されたシンポジウムは盛会のうちに幕を下ろしました。