平成31年1月25日
神戸商科キャンパスの経営学部等の学生を対象に、県内企業の経営者等から自社の戦略と経営を講義いただく連携講座「地域企業の戦略と経営」の第13回目が、平成31年1月11日(金曜日)に行われました。
今回は、本学の前身である神戸商科大学のOBでもある多木化学株式会社の前田治彦代表取締役専務にお越しいただき、「当社の歴史と現在(企業内の業務について)」と題し、ご講義いただきました。
明治18(1885)年に創業し、今年で134目を迎える同社は、加古川市別府町に本社をおき、日本で初めて人造肥料を製造した化学肥料のパイオニア企業です。その化学肥料製造で培った技術を応用し、現在では、浄水場で使われる水処理薬剤の分野で国内トップシェアを誇るほか、医療分野で使われる生分解性ポリマーやコラーゲン材料の開発・販売を行っています。
前田専務からは、多木化学㈱の業績や業務内容に加え、経営企画部、経理部、総務人事部など、同社を支えている管理間接部門のそれぞれの役割についてもお話いただきました。就職を控える学生たちにとって、企業で実際にどんな部署で働く可能性があるのかを考えるとてもいい機会になったと思います。
前田専務、ありがとうございました。
(神戸商科キャンパス経営部学務課)