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記者発表詳細 2017年7月

平成29年7月26日(水曜日)

カーボンの中に金属が規則配列した触媒 -CO2削減や燃料電池の白金代替に期待-

趣旨

東北大学多元物質科学研究所の西原洋知准教授、九州大学先導物質化学研究所の谷文都准教授、大阪産業技術研究所の丸山純研究主任、兵庫県立大学大学院工学研究科の松尾吉晃教授らを中心とする研究グループは、錯体結晶のように規則正しい骨格構造をもち、その中に金属原子が埋め込まれた新規炭素系触媒を開発しました。
なお、本成果は、平成29年7月24日(月曜日)午前10時(イギリス時間)にNature Communication誌にてオンライン公開されました。


内容等

発表内容
  • 錯体結晶のように規則正しい構造をもち、金属原子が整然と配列した炭素系触媒を開発しました。
  • 開発した合成手法では、錯体結晶のように緻密な構造設計が可能なため、高活性な触媒を実現できます。
  • 炭素系触媒の利点である耐熱性、耐薬品性、導電性を併せ持つ触媒です。
  • 今回の手法を用いれば、錯体結晶と炭素系触媒の利点を併せ持つ材料が得られるため、CO2削減や燃料電池の白金代替など、様々な新規触媒の開発に繋がります。
詳細
別紙のとおり
問い合わせ先
兵庫県立大学大学院工学研究科 応用化学専攻
教授 松尾 吉晃(姫路工学キャンパス)
電話:079-267-4898 E-mail:ymatsuo@eng.u-hyogo.ac.jp

平成29年7月19日(水曜日)

環境DNA解析により水を汲むだけで絶滅危惧種の水生昆虫ヒメタイコウチの生息を把握

趣旨

この度、兵庫県立大学 土居秀幸・准教授、奈良女子大学 片野 泉・准教授、信州大学 東城幸治・教授、パシフィックコンサルタンツ(株)の小菅敏裕、池田幸資らは、水を汲むことで絶滅危惧種の水生昆虫であるヒメタイコウチの生息の判定を行えることを検証し、平成29年7月19日付で英王立協会の科学誌(Royal Society Open Science)に発表しましたので、お知らせ致します。


内容等

発表内容
  • 水を汲んでその中のDNAを分析するだけで,絶滅危惧種の水生昆虫であるヒメタイコウチ(体長約2cm)の生息の有無を把握することに成功。
  • ヒメタイコウチ生息場における捕獲調査との比較で、環境DNAの有効性を検証。
  • 水生昆虫など小さな絶滅危惧種・外来種についても、環境DNAによる分布モニタリング手法の進展に期待。
詳細
別紙のとおり
問い合わせ先
兵庫県立大学大学院シミュレーション学研究科 准教授 土居秀幸(どい ひでゆき)
電話:078-303-1986 FAX:078-303-1986
E-mail:hideyuki.doi@icloud.com
ホームページ:ECOLOGY LAB Hideyuki Doi, Univ. of Hyogo

奈良女子大学理学部 准教授 片野 泉(かたの いずみ)
電話:0742-20-3415 携帯:090-9691-9373 FAX:0742-20-3415
E-mail:katano@cc.nara-wu.ac.jp
ホームページ:奈良女子大学 研究者総覧

信州大学 教授 東城 幸治(とうじょう こうじ)
電話:0263-37-3341 FAX:0263-37-2560 
E-mail:ktojo@shinshu-u.ac.jp
ホームページ:信州大学 研究者総覧

パシフィックコンサルタンツ株式会社
環境創造事業本部 環境マネジメント部 自然環境室長 小菅 敏裕(こすげ としひろ)
電話:03-6777-4591 FAX:03-3296-0527
E-mail:toshihiro.kosuge@tk.pacific.co.jp
ホームページ:パシフィックコンサルタンツ株式会社

平成29年7月18日(火曜日)

兵庫県立大学 地域ケア開発研究所の公開講座の開催について

趣旨

兵庫県立大学では、日頃の研究成果を広く公開し、県民の皆様の多様な生涯学習ニーズに応えるため、公開講座を実施しています。
今年度、地域ケア開発研究所では、災害看護教育を行っている方やこれから携わろうとされている方を対象にした『災害看護教育』講座を実施いたします。
災害看護に関心のある方、災害看護を担当される教員の方、学生の方など、多くの皆様のご参加をお待ちしております。


内容等

講座名
看護教員・指導者のための『災害看護教育』講座
日時
平成29年9月3日(日曜日)(受付9時40分~、10時00分~16時30分)
平成29年9月4日(月曜日)(受付8時40分~、9時00分~15時30分)
場所
兵庫県立大学明石看護キャンパス内 地域ケア開発研究所3階 演習室
人数
50名(先着順)
受講料
6,860円
詳細
別紙のとおり

平成29年7月15日(土曜日)

X線自由電子レーザー施設SACLAによる、哺乳動物が生きるためのエネルギーを獲得する仕組みの解明について

趣旨

  • 兵庫県立大学大学院生命理学研究科月原冨武、吉川信也、島田敦広、理化学研究所放射光科学総合研究センター吾郷日出夫、久保稔、高輝度光科学研究センター馬場清喜、他23名は、X線自由電子レーザー施設SACLAを利用して、哺乳動物のチトクロム酸化酵素(呼吸酵素)の反応に伴う構造変化を精密に決定した。
  • この酵素が食物から生命活動のための(生きるための)エネルギーを無駄なく獲得する仕組みを解明した。
  • 動物が生きるためのエネルギーを獲得する仕組みを解明したことは生命現象の理解を深めるだけではなく、疾病の機構解明への寄与等の応用可能性が期待される。
  • その結果を世界主要科学雑誌の一つである「Science Advances」最新号(2017年7月14日号)に発表する。(日本時間 7月15日午前3時)

【用語】
チトクロム酸化酵素…チトクロムの一成分で、電子伝達系の末端で作用する酸化酵素。シアン化物や一酸化炭素などは、この作用を阻害する。
チトクロム…生物の細胞内に存在するヘムたんぱく質。細胞呼吸において電子伝達体としての役目を果たす。


内容等

詳細
別紙のとおり

研究者の役職名及び氏名
兵庫県立大学大学院生命理学研究科
 特任教授 吉川信也
 特任教授、大阪大学名誉教授 月原冨武
 特任助教(現:岐阜大学 応用生物科学部助教) 島田敦広

理化学研究所 放射光科学総合研究センター
 専任研究員、兵庫県立大学大学院生命理学研究科客員教授 吾郷日出夫
 専任研究員 久保稔

公益財団法人 高輝度光科学研究センター
 研究員 馬場清喜

問い合わせ先
兵庫県立大学大学院生命理学研究科 特任教授 吉川信也
電話:0791-58-0345 E-mail:yoshi@sci.u-hyogo.ac.jp

兵庫県立大学播磨理学キャンパス経営部 次長兼総務課長 神頭由紀
電話:0791-58-0101 E-mail:u_hyogo_harima@ofc.u-hyogo.ac.jp

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