日本における石材の特徴や分布，石材利用等に関する講義
久美浜周辺のフィールドワーク
兵庫県立大学大学院地域資源マネジメント研究科では広く研究成果等を発信することを目的に公開講座を実施しています．2016年5月29日には，京都府京丹後市久美浜町を会場に兵庫県立大学公開講座，語ろう「歴史的石造物に使われる石の種類と流通」と，歩こう「久美浜のまちで北前船とジオに触れよう」を開催しました．
午前中の座学では，地質学・岩石学が専門の本研究科先山准教授が日本における石材の特徴や分布，石材利用等について講義し，午後は先山准教授のほか歴史考古学が専門の中井教授の案内で久美浜周辺のフィールドワークを行いました．
午後後半はあいにくの天気になってしまいましたが，県内外から約30名の参加者があり，歴史考古学を専門とする学芸員等の参加もありかなりハイレベルな議論も行われました．
次回の公開講座は6月12日（日）養父市伊佐ふれあい倶楽部およびその周辺で行います．午前中が座学「養父の自然とコウノトリ」，午後はフィールドワーク「八鹿を歩こう」になります．ぜひご参加ください．
