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第2回地域資源マネジメント教室「沿岸・中山間地域における自然災害と地域資源マネジメント」を開講しました

2018年10月13日(土)、兵庫県北部の美方郡香美町で第2回地域資源マネジメント教室を開講しました。

地域資源マネジメント教室(2018年10月16日),講義1地域資源マネジメント教室(2018年10月16日),講義2地域資源マネジメント教室(2018年10月16日),フィールドワーク地域資源マネジメント教室(2018年10月16日),まとめ

自然災害が発生するメカニズムや災害発生時の対策などを通じ、地域資源マネジメントへの理解を深めることを目的とするとともに、今回は開催場所である香美町の「中山間地域と沿岸地域が共存する」という特性に焦点をあて、「沿岸・中山間地域における自然災害と地域資源マネジメント」をテーマに実施しました。

当日は朝早くから多くの方々に参加いただき、当研究科教授の山室による開講挨拶のあと、「地質特性と災害」、「植生と災害」と題する本研究科教員による講義及び演習「災害図上訓練(DIG)」を通じ、地域の災害特性とその対応策を学びました。

午後には、香美町内の中山間地域、町の中心部、沿岸地域に移動し、災害発生時の危機箇所及び避難場所・経路を点検するフィールドワークを行いました。その後、香美町役場に戻って、グループごとにディスカッションを行ったのち、演習及びフィールドワークの成果をもとにした具体的な災害対策の発表を行い、最後に、地域防災の取り組みと地域資源の活用との関係性について考えました。

地域資源マネジメント教室にご参加いただいた皆様方、本当にありがとうございました。