公立大学法人兵庫県立大学 環境人間学部/大学院環境人間学研究科

研究科概要

 本研究科は、環境に関わる生活技術、社会構築技術などの技術学と環境政策など環境に関する政策学を、人間学を機軸として考究するとともに、環境に関する識見をもち、環境問題に関しての思想的な発信と環境と共生する人間性を育む文化の創造を担う人間を育てます。また、人間学的基本に立って技術と政策の活用を図ることのできる実務に強い人材を育てます。
 こうした研究科の理念・目標にもとづき、前期課程においては、諸専門の知識や情報を組織して問題解決に向かう研究態度を身につけた研究者の養成に止まらず、社会のニーズに応える高度の専門知識と総合的、実践的な問題発見・解決能力を身につけた専門職業人の養成を目指します。
 また、後期課程においては、環境人間学の学理と方法論をさらに深く科学的かつ総合的に考究し、環境と人間のあり方を正しく理解し、もって環境問題に対して総合的で創造的な視点から対処しうる人材を養成します。

人間環境部門(博士前期・後期課程)

 人間が地球とともに形成してきた環境を、思考や価値体系、および人間のからだの側面から考究します。人間の精神的活動に関わる哲学・倫理・宗教・人類学・文学・芸術・心理・学習および人間の身体構造に関わる健康・スポーツ・食を基軸として研究することによって、環境配慮のライフスタイルを探求します。人間環境に多角的な視点からアプローチし、デザインできる専門家の育成を目指します。

社会環境部門(博士前期・後期課程)

 環境を、人と社会・自然とのつながりの側面から考究します。人間社会の構造・政策に関わる政治・経済・法律・情報・教育、社会学、及び環境保全の技術に関わる自然科学・地域・都市・建築を基軸として研究することによって、環境配慮の社会構想を探求します。よりよい社会環境を創造できる専門家の育成を目指します。

共生博物部門(博士前期課程)

 生物多様性の保全と持続的利用の観点から、望ましい人と自然の関係構築を考究し、実践します。生物多様性と環境戦略に関わる領域において、県立人と自然の博物館、コウノトリの郷公園、および兵庫県森林動物研究センターの研究施設を活用し、身近な自然をフィールドとする実践的な演習を重視することにより、人と自然の共生の方策を提案できる専門家を育成します。

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