公立大学法人兵庫県立大学 環境人間学部/大学院環境人間学研究科

健康創造コース

健康創造コース

高齢者のための健康づくりプログラムを支援するー内田ゼミ

 「姫路市いきいき百歳体操参加者の皆さんの健康づくりのお手伝い」
姫路市の公民館等で開かれる「いきいき百歳体操」の実践補助、ならびに体操参加者への体力測定等を担当しています。「いきいき百歳体操」は、姫路市が市民の自主的な健康づくりを支援する具体的な取り組みとして、市内各地域で展開している事業です。平成25年度から10か年計画ではじまった「ひめじ健康プラン(姫路市保健計画)」においても、75歳以上の人口が急激に増える、いわゆる「2025年問題」への対応として盛り込まれているヘルスプロモーションプログラムの一つです。

コース概要

学びのテーマ

 本コースは、「健康」と「福祉」をキーワードとして、教育・研究を行っています。少子高齢化が進む現代社会において、乳幼児から高齢者に至るあらゆる世代や障害を有している方等が、心身ともに充実した健康生活、暮らしをいかにしてデザインし、実現していけるかが重要な課題となっています。本コースでは、「積極的な健康を目指した身体活動、ウェルネス、スポーツのあり方」や「充実した人間関係の創造、高齢者や障害を持った方が心安らかに生きがいを持って生活できる環境の創造、福祉の実現」を目指しています。

身につくチカラ

 専門科目を通して「健康や福祉に関する課題を解決できる力」、地域での体験型学習(児童発達支援施設、介護老人保健施設ほか)により「現代社会の課題解決に的確に対応できる力」「人と人同士のコミュニケーションを円滑に取ることができる力」「指導する力」等の修得を目指します。

ともに歩む教員陣教員ページ

内田勇人 教授
江口善章 教授
篠原光児 教授
田路秀樹 教授
福田厚治 准教授

カリキュラム

 1年生では「教養とコミュニケーションに関する科目」、2年生からは専門科目Ⅰとして家族法論・現代経済分析論・健康心理学・健康福祉学といった「健康・福祉関連科目」、トレーニング生理学・スポーツ運動学、生涯スポーツ実習等の「スポーツ科学関連科目」について学ぶとともに、専門科目Ⅱとして教育、食、地域、文化、住環境、自然環境等の関連科目について学ぶことができます。

※2015(H27)年入学生用のカリキュラムに基づいて作成したものであり、今後変更することがあります。
※履修登録は、必ず「履修の手引き」を参照して行ってください。

カリキュラム

進路・就職

 これまでの卒業生は、健康や福祉に関する知識を基盤として幅広い分野に就職しています。主な就職先は、金融、サービス、アパレル、製造、公務員、警察官、消防署職員、中学・高校教員(保健体育)、福祉施設、健康福祉関連の企業・機関・施設等になります。※取得可能な資格:中学・高校教員免許(保健体育)

進路・就職
学生 x 教員 ツーショット Two shot

#02

学生
松原沙希さん
2013年入学(現4年生)
兵庫県立大学附属高等学校出身
教員
江口 善章 教授
松原さん x 江口善章教授

Q1 この分野に進んだきっかけ、決め手は何ですか?

松 原

小さいころから運動が好きだったので、大学でスポーツに関する専門的な知識だけでなく、スポーツが持つ社会的な意味合いを考えてみたいと思い、入学当初から健康創造コースに進むと決めていました。

江 口

人間一人一人は自分の意思の赴くまま自由に行動しているわけですが、全体を俯瞰すると不思議と調和のとれた行動を採っている。こうした個々人の意思を超越した「神の見えざる手」の作用に興味を覚えたこと。

Q2 先生の(学生の)印象は?

松 原

ものしりな先生。ゆるーい雰囲気ですが、私たちゼミ生が提供した話題に対して「お―」と感心させられる考え、知識を持っていて、新しい知見を与えてくれます。

江 口

一見おとなしい感じだけれども、話題を振ると瞬時に気の利いた独自の面白い意見を返してくれる。まぁ、松原さんに限らずゼミ生はみんな忌憚のない発言をしてくれるので、私はいつも「へーそんな発想をするのか」と楽しんでいます。

Q3 ゼミでの学びで印象深かったことは?

松 原

ゼミではゼミ生が関心のあることを発表し、発表内容にもとづいて雑談をしています。普段の授業では与えられた問題について考えるだけでしたが、このゼミでは自分で問題を発見して解決していくことの難しさや大切さを学んでいます。

江 口

思った以上にゼミの主旨を理解してくれていることに感心しました。傍目には勉強ではなく雑談をしているだけと思われそうですが、大学生ですから雑談の中にこそ重要な問題や問題解決のヒントがあることを感じ取ってほしいのです。

Q4 今、一番力を入れていることは?

松 原

私が所属しているアイスホッケー部の試合データについて統計学を駆使して分析しています。日々パソコンと格闘しています。

江 口

統計分析は根気のいる作業です。データの整理から始まり、試行錯誤の繰り返しです。いつも納得のいく結果が出るとも限りません。それでもやり続けていれば何かしら「オーッ」という結果が得られる、つまり「発見」があるものです。その瞬間は楽しいよ。

#01

学生
阿部 紫さん
2012年入学
京都府立洛西高等学校出身
教員
福田厚治 准教授
阿部さん x 福田厚治 講師

Q1 この分野に進んだきっかけ、決め手は何ですか?

阿 部

昔からスポーツが好きだったことと、身体の動く仕組みや体力に関して興味があったため、自分にとって絶好の研究分野だと感じました。

福 田

スポーツ(陸上)の指導者になりたかったからです。レベルの高い競技選手を指導するには科学的な視点を持つことが必要だと考え、研究の世界に足を踏み入れました。

Q2 先生の(学生の)印象は?

阿 部

色黒(笑)。
真面目な話をすると、本当にバイオメカニクスに関しての知識の多さにいつも驚かされます。
一言で言えばマニアック...

福 田

色黒(笑)。
ゼミでもクラブでも知らず知らずのうちに輪の真ん中にいるタイプ。何か人を惹きつける力を持っているようで感心します。

Q3 ゼミでの学びで印象深かったことは?

阿 部

パソコンでの動作分析の作業があまりにも地道で涙が出そうになります...(笑)。ですが、作業の末に興味深い結果が得られたときは本当に嬉しさが溢れてきます。

福 田

いくつもの作業を行い、動きを数値化し、また動きを思い描きながらデータを詳細に検討していく。確かに地道ですが発見があります。これこそが研究の醍醐味でしょう。

Q4 今、一番力を入れていることは?

阿 部

バスケットボールのシュート動作をテーマに進めている卒業研究。日々、先生との闘いです。

福 田

私もゼミ生たちの研究テーマとの闘いだと思ってサポートしています。少しでも世の中の役に立つ研究となるよう。
やりがいを感じながら頑張りましょう。