平成26年5月28日
兵庫県立大学は大型放射光施設SPring-8内にある、硬X線の兵庫県ビームライン施設(兵庫県BL)とそのサイトに大学独自の附置施設として軟X 線放射光施設ニュースバル(NS)を有しています。
金属酸化物や炭素系・窒素系材料などの構造を原子レベルで多面的に捉えるには、硬軟両X線の相互利用が望まれています。
本学産学連携・研究推進機構はこの相互利用を推進するとともに、産業利用での便宜を向上すべく、2014年4月から「兵庫県BL・NS 相互利用」の窓口を設けました。本活動への理解と協力をいただくためキックオフ・シンポジウムを開催します。
2014年6月20日(金)
13:30~17:10(17:30~19:00 懇親会)
受付13:00~(懇親会に参加される方は、会費3,000 円を受付時にお支払い下さい)
■ 【特別講演】硬軟X 線光源を用いた放射光分析
尾嶋 正治(東京大学名誉教授(東京大学放射光連携研究機構))
■ 兵庫県ビームライン(BL08B2,24XU)装置技術と利用研究の現状
篭島 靖(物質理学研究科教授(兼放射光ナノテクセンター長))
■ ニュースバル放射光施設の現状と共用促進事業
宮本 修治(高度産業科学技術研究所所長(教授))
■ 【招待講演】放射光を利用した蓄電池材料評価技術と今後の展開
高橋 照央(株式会社 住化分析センター)
■ 軽元素材料の軟X線吸収分析研究―汎用、簡便、多様な分析をめざして―
兵庫県立大学工学研究科教授 村松 康司
■ SPring-8 産業利用における他施設との相補利用の概要と実例
高輝度光科学研究センター(JASRI)産業利用推進室室長 廣沢 一郎
■ ニュースバルの利用
高度産業科学技術研究所助教 原田 哲男
6月13日(金)までに sangaku@hq.u-hyogo.ac.jp へお申し込みください
〒670-0962 姫路市南駅前町123
TEL:079-283-4560 安東、長野
e-mail:sangaku@hq.u-hyogo.ac.jp