新着情報

平成26年1月27日

本学教員ラジオ関西出演シリーズ第七回
(出演:総合教育機構防災教育センター 森永教授)(H26.1.6)


地震の被害は、減らすことができると話す森永教授


本学教員ラジオ出演シリーズ第7回。
総合教育機構防災教育センター長補佐の森永教授が1月6日(月)のラジオ関西朝の情報番組「三上公也の情報アサイチ」(番組放送時間5:50~9:00)に生出演しました。

森永教授は、神戸大学理学部地球科学科卒業、地球の磁場の起源や永年変化について研究してきました。現在は、(これまでの研究とはやや違う)防災教育に携わっています。

防災については、地球のこと(「地球の営み」)をよく知り、地震などがどのような「地球の営み」によって起こるのか、についてよく理解した上で備えることが必要だと学生に教えているそうです。

また、阪神淡路大震災の際は、神戸(垂水区)にいて、当初何が起きたかわからなかったが、その後冷静になり、地震が起きたことを認識すると同時に、①内陸の地震なので津波の心配はないこと、②(大地震が起きたあとは)何度も大きな余震(マグニチュード6クラス)が続くこと、を知っていたので大きな余震に不安を感じたそうです。しかし、あの時の震災が教訓となって、いろんな仕組みができたりボランティアというものが当たり前になってきたり、そういう意味では阪神淡路大震災がきっかけになったことは多かったとの話がありました。

その後、パーソナリティの三上さんの質問がきっかけになり、そもそも磁場を研究する意味についての話となりました。例えば、わたしたちは方位磁石について、北をN極が指すことを知っていますが、それはどうしてなのかということを調べる。そうすれば、地球の中からの熱や磁場を調べることにより、地球(の内部)について知ることができる(人間の体を調べるときに聴診器をあてるようなもの)ため、磁場を研究しているそうです。ただ、中々そこまで到達するのは難しく、現状は、過去の磁場の変化を明らかにする研究(古地磁気学)をしているそうで、具体的には、過去の岩石を採取し、当時の磁場がどうであったかを調べているそうです。森永教授曰く、「地球の内部を調べることは宇宙を調べるより難しい」そうで、パーソナリティの皆さんも納得していました。

更に、「地球が生きている天体だからこそ(地震等の災害もあるが)色々な変化があり、多様な生物が生まれるなどの恵みもある。」と話されていました。その後は地球に関する様々な話(大陸は変化をしている、ハワイ諸島は北西に移動し海に沈む、温暖化が進んでいるが地球の歴史から考えれば寒冷化の心配がある)など色々な話題で盛り上がりました。

最後に再度防災関連の話になり、「我々は災害を恐れ過ぎている、確かに災害は恐ろしいものであるが、正しく知ることによって心に余裕ができ、正しく対処することはできる。防ぐことはできないけど、減らすことができる。こういったことを伝えていきたい。」また、平成23年の東日本大震災後は、学生ボランティアと共に何度(既に十数回)も現地に足を運び、ボランティア活動(最初はがれき処理に始まり、最近では、農業支援や漁業支援、高齢者の健康維持のための支援活動)を行っていますが、「今の若者はとても純粋、ボランティアの意味を説明すれば、非常に協力的(自分たちの若いころでは考えられない)であり、素直で非常にハートフルである。学生たちも最近の活動は、自分たちのやったことが、相手に直接つながり、感謝の言葉等に表れるため、更にやりがいを感じているようです。」と本学の生徒への愛情あふれる話で終了しました。

次回は、2月3日(月)経済学部の陳 來幸教授が出演を予定しています。お楽しみに!

(番組ホームページ(ブログ):1月6日の記事に放送の模様が載っています)


(兵庫県立大学防災教育センターホームページ)

ページ先頭へ戻る