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平成26年2月14日

本学教員ラジオ関西出演シリーズ第八回(出演:経済学部 陣教授)(H26.2.3)


神戸と中国にかかる経済史や交流について語る陣教授


本学教員ラジオ出演シリーズ第8回。 経済学部の陳教授が2月3日(月)のラジオ関西 朝の情報番組「三上公也の情報アサイチ」(番組放送時間5:50~9:00)に生出演しました。

最初は、陳教授の生い立ち(自身と両親は神戸生まれ、曾祖父と祖父が台湾から日本へ)から始まり、パーソナリティの西條さんが中学時代にバレー部であり(ラジオの制作スタッフさんも初耳!と少し驚いていました)、陳教授の母校である中華同文学校に試合のため行ったとのことがあるとのことから、同校の話となりました。基本的に同校に通う児童は、日本生まれ(神戸っ子)が殆どであるため、入学時に中国語が堪能な児童は殆どおらず、まず中国語を学び、そこから(小学校の間は)日本の教科書を中国語で訳したものを使って中国語で様々な教科を学んでいくそうです。ちなみに、陳教授も例えば九九を中国語ではスラスラ言えるが、日本語では苦手だそうです。

その後は、陳教授の専門である経済史、特に神戸と華僑・華人(最近では、中国国籍を持ち続けている人を華僑、現地の国籍を持っている人を華人というそうです)の関わり合いについての話となりました。20世紀初期、神戸港は、アジアの中で一番の港であり中心であったため、多くの華僑が神戸に住んでいたこと、戦後に横浜や長﨑は、「南京町」から「中華街」に名前を変えた中、神戸だけは、愛着のある「南京町」の名称を変えなかったこと、それは、神戸や大阪の経済界と中国の華僑との良い関係(今で言うWin-Winの関係)が長年続いてきたことによる表れではないかとの話がありました。ちなみに日本全体での華僑の人数は、1960年代頃~70年代頃までは、4~5万人程度で推移していたのが、80年代後半に一気に増え、今は70万人弱程度いるとのこと。

そして、西條さんの質問で、再び中華同文学校の話となり、地域との交流や同校の教育、特に日本の学校との違いについての話で盛り上がりました。西條さんは、同校が、震災の際に積極的に施設を開放したことが、とても印象に残っているという話をしたところ、逆に、陳教授からは、自分たちが子供のときは、龍や獅子舞の練習などは、音がうるさいので遠慮することが多かったが、震災以降は地域とのつながりが強まりお互いの文化に対する理解が深まったため、音が出るものも気兼ねなく練習などできるようになったとの話でした。こういった龍や太極拳は体育の授業で、獅子舞は部活で取り組んでいるそうです。その他は、音楽や美術において中国の文化を取り入れた授業(水墨画など)があるそうです。ちなみに陳教授が通っていたころは、龍や太極拳の授業はなかったそうです。

今後は、自分が商売人の家に育ったため、外国資本と自国との中に立った買弁と呼ばれた人々をたくさん知っていたが、(自分の記憶では)いい人ばかりだったのに評判が悪かった時期があったため、買弁の役割を評価する研究をしていきたいとのことでした。

次回は、3月3日(月)に地域ケア研究所の山本所長が出演します。お楽しみに!

(番組ホームページ(ブログ):2月3日の記事に放送の模様が載っています)


(兵庫県立大学経済学部ホームページ)

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