学部紹介

先輩の声

尾尻知奈身(おじり ちなみ)さん

兵庫県立大学経営学部に入学された経緯について教えてください。

自分の経験や書籍、テレビ番組等を通して、サービス業やコンサルティング業等の「人を通して形のないものを売る」商売に関心がありました。どの職業にも必ず関わる「経営」という視点を通して、「人と社会の繋がり」を学びたいと思い、経営学部を選びました。また、起業にも興味があったので、「起業人育成」に目を向けた兵庫県立大学特有の「事業創造学科」があったことも理由の一つです。

尾尻さんは、どのようなことを学んだのですか?

社会の動きや繋がりを見る上で、経営学からの視点は切り離せない、ということです。簿記、経営戦略論、マクロ分析等と聞くと一歩後ろに下がりたくなるような気もしますが、実は経営の知識や考え方は私たちの生活に密に関わっていて、身近な存在だと学びました。私の場合、このような発見が出来たのはゼミの存在が大きく、難しい内容を身近な例に置き換えて考えるようになったと思います。

学業以外に力を入れたことはありますか?

様々な人と出会い、自分の視野を広げたいと考えていたので、学外のコミュニティへ積極的に参加しました。留学や海外ボランティア等のインターナショナルセミナー、異文化交流会、ゴスペルサークル、ブライダル等のサービス業アルバイト等、面白そうだと思った場には足を運び、実際に経験するようにしていました。 また、大学生活中の大きな目標だった「留学」は、将来を考える上で様々な影響を与えてくれました。大学入学前から留学を考えていたため、大学を1年間休学しNYへ行きました。留学先では多国籍な友人もでき、つたない英語でしたがいろいろな話をしたり、一緒に旅行したり、今でも交流が続いています。語学留学という形で10ヶ月ほどの短期滞在でしたが、海外生活や文化を肌で感じることが出来ました。この留学生活の中で、以前から関心のあった「デザインやアートの分野で働きたい」と同時に「海外で働きたい」という想いが強くなりました。県立大学を卒業後、再びNYに渡り、インテリアデザインを学ぶため美術大学に入学しました 。

現在、NYにてインテリアデザイナーを目指して働いておられますが、最初からMHRを希望して就職活動をしたのですか?

現在はアメリカの大学・大学院を卒業後、一定の期間合法的にアメリカで働けるOPTという期間にいます。OPT期間中に働く仕事は、自分が勉強した分野に関係あるものでなくてはならない、というのが原則です。当たり前の原則ではあるのですが、インターナショナルの学生が現地の学生と闘っていくには、言語・専門分野をより極めなければなりません。デザインや美術系に限らず、アメリカでは日本に比べ、専門性を意識した教育と就職、また、経験があり率先力のある人材が重視されている様に感じます。私自身、夏休みや冬休みを利用し、少しでも経験を積めたらと思いインターンシップをしました。現在はインテリアデザイン事務所で働いていますが、自分の目指す方向性に合い、また、ビザサポートをしてくれる新たな就職先を探している過程です。

現在、どのような仕事を担当されているのですか?

現在は、デザイナーが使用したサンプルのマテリアル(生地・壁紙・カーペット・タイル等)をショールームに返却する仕事をしています。一般的には各デザイン事務所が直接ショールームにサンプルを返却するのですが、私の働いている事務所は外部受注をしているので、日々多くのサンプルが届きます。業務内容としては、デザイン事務所の基本中の基本となる仕事です。直接デザインに携わることではないのですが、マテリアルに直接触れ、有名なショールームに行けるので、どのようなショールームがあり、どのようなスタイルを持っているのか等、基本的な知識を身につけるのに役立っています。今後は実務経験を増やしていきたいので、ある程度の知識がつけば、自分のやりたい店舗デザインやホスピタリティデザインを行っている事務所で働きたい、と思っています。スキルだけでなく、言語やビザの問題等課題は山積みですが、自分が目指すキャリアデザイン・ライフデザインに沿って、「海外で働く」という目標を叶えるために切磋琢磨していこうと思います。

後輩たちへのメッセージをお願いします。

「経営学部」と「インテリアデザイン」では、異なるフィールドの様ですが、経営学の知識や考え方は全ての仕事に通じるものだと実感しています。例えば、プロジェクトの初期段階では必ずクライアントのリサーチが必要になります。その時に、簡単ではありますが顧客・サービス・差別化ポイント等からの競合他社分析をリサーチ内容に入れた結果、良い評価を貰え、また、経営学部卒業だと言うと、なるほどね、と納得されたことがあるのです。自分ではそれまで意識した事が無かったですが、経営学の見方が身に付いていたのか!と、実感したと共に、兵庫県立大学での時間に感謝しました。 また、貴重な大学生活の中では、面白そうだ、と思うことがあれば、躊躇することなく一歩を踏み出して欲しいと思います。学内・学外問わず、新しい世界を覗くこと、そして実際に体感することで、必ず得るものがあります。また、兵庫県立大学には国際交流・留学制度が整っているので、ぜひ海外生活や文化に触れる機会として積極的に利用して欲しいな、と思います。

尾尻知奈身(おじり ちなみ)さん

兵庫県立尼崎稲園高等学校出身
2012年3月、兵庫県立大学経営学部事業創造学科卒業。
2012年5月、NYの美術大学進学に向け渡米。
2013年9月、Fashion Institute of Technology, Interior Design学科に入学。
2015年5月、2年間のプログラムを卒業後、OPT制度期間中。
趣味:街歩き・旅行など

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