学部紹介

教員の声

「ビジネスの直観力を鍛える」川上昌直

川上先生は、どのようなことを研究されているのですか?

専門的に言うと「ビジネスモデル」です。お客様の満足と、会社の利益を両立させる仕組みです。インターネットバブルが起こった1990年代くらいから、IT業界で使われ始めた言葉ですので、歴史も浅いですが、大変興味深い分野です。

「財務マネジメント」では、どのようなことを学ぶのでしょうか?

財務マネジメントとは、ビジネスに必要な「利益」について、それどのように見える化し、そして高い低いを評価し、最終的にどうやって生み出すのかを考える学問です。経営が終わった後に利益を記録測定する会計とは違い、どうやって儲けに行くのかを考える分野です。顧客満足と利益を一緒に勉強できる、非常に珍しい領域です。

「財務マネジメント」で学んだことは将来どのようなことに役立つのでしょうか?

「利益」は企業人にとっての大切な言語です。これがわからないと、どのような仕事をしたとしてもうまくいきません。財務マネジメントでは、利益の生み方を学べるので、社会人として活躍する人はもちろん、経営者にとっても大切な基礎を学ぶことが出来ます。

ゼミでは、どのような活動をされているのでしょうか?

川上ゼミでは、一定期間ビジネスモデルの勉強を座学でやります。そこでは私が開発したビジネスモデル思考法を徹底的にインストールします。そのあと、それを使って企業とコラボレーションをして、あらたな製品開発や事業開発をします。これまで、ゴスペラーズの新たなビジネスを提案したり(もちろんメンバーやリーダーの村上さんにお会いして直接提案しました)、あるいは受験参考書の旺文社(英単語ターゲットの会社です)に新たな事業提案をしました。これらは実際に採用されて、それがアプリになったり、サービスになったりと、残るものができています。また、2015年にはゼミ生とビジネスモデルの本を出版しました。よければ見てください。ゼミの雰囲気もわかると思います。

川上昌直・川上ゼミ著『ビジネスモデルのきほん』翔泳社(AmazonのWebサイト):
https://www.amazon.co.jp/dp/4798139564/ref=cm_sw_r_tw_dp_x_wMPoybBFEFVV0

川上先生から見て、経営学部の特徴は?

実学を念頭において理論を研究される先生が多いというのが本学部の特徴です。それは本学部の伝統でもあり、神戸商科大学時代より続くひとつの強みです。実は私も本学経営学部の卒業生ですが、現役学生の時もそれを実感していました。

受験を考えている高校生に向けてメッセージをお願いします。

将来のイノベーターのみなさん。ビジネスを実学として学びたいのであれば、迷いなく本学を選んでください。みなさんをお迎えする日を教員一同お待ちしています。

川上昌直

博士(経営学)
兵庫県立大学教授
ビジネス・ブレークスルー大学客員教授

「現場で使えるビジネスモデル」を体系づけ、実際の企業で「臨床」までを行う。 初の単独著書『ビジネスモデルのグランドデザイン』(中央経済社)は、経営コンサルティングの規範的研究であるとして第41回日本公認会計士協会・学術賞(MCS賞)を受賞。ビジネスの全体像を俯瞰する「ナインセルメソッド」は、さまざまな企業で新規事業立案に用いられ、自身もアドバイザーとして関与している。近著に『そのビジネスから「儲け」を生み出す9つの質問』(日経BP社)。ほか著書多数。
(2016年12月8日)

オフィシャルWebサイト:http://wtp-profit.com

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