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教員の声

「経営学を地域で生かす」當間克雄

當間先生は、どのようなことを研究されているのですか?

私はこれまで日本企業の新技術や新製品、および新事業の開発について研究してきました。それは、日本企業の競争力の源泉が、新しい技術や製品、事業の開発力にあると考えたからです。現在、日本企業は、欧米企業だけでなく、韓国や中国、台湾などの東アジアの国々の企業とも、厳しい競争を展開し、ますます製品や技術および事業の開発力が競争上、重要な要因になっています。

このような開発力という点からの研究を、日本の大企業や中小企業(特に兵庫県下の中小企業)を対象に今後も行っていきたいと考えています。

「戦略経営論」では、どのようなことを学ぶのでしょうか?

私は戦略経営論を主に担当していますが、戦略経営論では、企業が売上や利益を上げ、伸ばしていくための方策である経営戦略について、日本企業(大企業と中小企業)の事例を中心に解説することで、理解を深めていきます。

経営戦略の理論や概念は、抽象的で難しいものもありますが、具体的な事例を使って説明することで、理論の世界と現実の世界との橋渡しを丁寧にし、受講生の理解度を深めていきたいと考えています。

「戦略経営論」で学んだことは将来どのようなことに役立つのでしょうか?

戦略経営論で学ぶ理論的な視点や企業の事例は、受講生が、将来就職活動を行い、就職し、仕事をしていく中で、役立つと考えています。例えば、企業の経営戦略を理解することができれば、就職活動の際に、どのような会社なのかをしっかり理解することができます。

また就職後も、営業の現場などで、どのような戦略を実行しようとしているのか、その理解度と実行がスムーズに行くと思います。さらに、経営戦略について理解を深めることは、将来、自らが起業する際にも、経営者として戦略を策定・実行する立場になりますので、大いに役立つと考えています。

ゼミでは、どのような活動をされているのでしょうか?

ゼミでは、まず経営戦略やマーケティングに関する勉強をします。特定の文献を選択して、学生にプレゼンしてもらい、戦略やマーケティングに関する理論の理解度を深め、さらにプレゼン能力を磨きます。それをしっかりやった上で、中小企業との共同で、中小企業の製品やサービスのPR活動を実際に行う、あるいは、商店街が活性化するための戦略案を検討して、実際に行うということをしています。その結果、学生は理論的な視点を持ち、しかもそれを実践するという能力を培うことができます。

當間先生から見て、経営学部の特徴は?

一言で言えば、理論的な知識を習得し、それを実践的に活用するという理論の実践的活用力の育成を目指しているのが、私のゼミであり、経営学部における私の講義です。

経営学部では、生活に密着した理論や概念を習得するだけでなく、ゼミ活動などでの企業との共同活動を通じて、習得した知識を実際に活用する能力を学ぶことができます。その意味で、多様な理論的視点とその活用力を得ることができ、それは就職した後でも実践的に使える知識や能力となると考えています。

受験を考えている高校生に向けてメッセージをお願いします。

まずは、自分で考える癖をつけて下さい。新聞や雑誌記事、あるいは本を読んで、議論されているテーマについて、自分はどう考え、どう思うのか、「自分なりの考えや意見」で良いので、まとめる癖をつけて下さい。特に経営学部などの社会科学系の大学での勉強や研究は、高校までの答えは1つ形式の勉強ではありません。研究する問題や課題も自分で設定し、その解決策をデータを集めて考え、自分なりの意見をまとめていく。このような研究をしていくためには、答えは1つ方式ではなく、自分の頭で考える必要があります。高校生でも新聞や雑誌を読み、自分なりの意見をまとめてみることは、すぐにもできることです。

このような能力を是非磨いて、大学に入学して下さい。そうすれば、充実した学生生活(勉強・研究面で)をおくることができると思います。頑張って、トライしてみて下さい。

當間克雄

沖縄県出身(小学校三年生までドルを使っていました!)。大学では、戦略経営論やゼミを担当しています。日本企業の新製品・新技術開発(イノベーションと呼んでいます)や、企業の儲かる仕組みである「ビジネスモデル」の研究をしています。趣味は、映画・音楽鑑賞、読書ですね。
(2015年11月13日)

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