保健室のご案内

平成22年5月14日
兵庫県立大学学生部長

食中毒に注意

本年4月下旬、本学の学生が、サークル活動での新入生歓迎会を飲食店で行ったところ、食中毒にかかりました。
食中毒は1年を通じて発生しますが、特に梅雨の時期から夏にかけては、食中毒に注意が必要な季節です。この時期は暖かく湿気も多くなり、食中毒の原因となる細菌の増殖が活発になるため、食中毒が発生しやすくなります。食中毒を引き起こす原因はさまざまですが、特に注意したいのが、鶏肉や牛肉などに付着する「腸管出血性大腸菌(O-157、O-111など)」や「カンピロバクター」などの細菌による食中毒で、鶏肉の刺身やユッケなどのように肉を生で食べたり、加熱が不十分な肉料理を食べたりすることによって発生しています。また、手指やまな板を通して細菌が付着した野菜などを生で食べたり、細菌で汚染された飲料水を飲んだりして、食中毒が発生しているケースもあります。
したがって、食中毒を防ぐためには、生肉や加熱が不十分な肉の料理は食べないことが重要です。飲食店などで食べる時には、生肉や肉を生焼けで食べる料理がメニューにあっても、なるべく避けたほうが安全です。また、焼肉やバーベキュー等、自分で肉を焼きながら食べる場合も、十分加熱し、生焼けのまま食べないようにしましょう。なお、食中毒にかかった場合は、便・吐ぶつから手を介して人から人へと二次感染し、感染拡大することがあるので食事前、排泄後の手洗いをしっかり行いましょう。
食中毒を防ぐ基本は、そうした食中毒の原因となる細菌やウイルスを「付けない(清潔)」「増やさない(迅速・温度管理)」「やっつける(加熱)」という食中毒予防の3原則で、これらを実践することが大切です。学生の皆さんにおいては、食中毒に十分注意するとともに、規則正しい食生活を心がけるようにしてください。

【参考】政府広報オンラインホームページ

 

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