資格・免許

本学の卒業生のコメント

本学の卒業生のコメント

※勤務先については、令和4年度時点の所属を記載しています。

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是兼(青木) 有葵
栄養・環境人間学部卒

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岸本 雅司
数学・理学部卒

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窪田 行博
数学・工学部卒

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山坂 明
保健体育・環境人間学部卒

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中家 卓也
理科・理学部卒

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旗野 あずさ
養護・看護学部卒


【栄養】
環境人間学部卒 是兼(青木) 有葵 (赤穂市立坂越小学校)

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 兵庫県立大学を卒業し、栄養教諭として働いて4年目になります。主な仕事は、献立作成や発注、衛生管理などの「給食管理」と、給食指導や授業での食育などの「食に関する指導」です。少数職種ということもあり、他職種の方に自分の思いがうまく伝わらず悩むことも多々ありますが、子どもたちの「給食おいしかったよ。」「先生の授業楽しいよ。」という言葉に励まされるとともに、やりがいを感じています。

 私は大学に入学してから栄養教諭という職業を知り、子どもたちに食の大切さと楽しさを伝えられる仕事に魅力を感じ、教職課程を履修しました。兵庫県立大学の教職課程は、講義はもちろん、模擬授業や教材研究などの演習も充実しており、実際に働き出してから大学で学んだことが何度役に立ったかわかりません。また、共に教員を目指す仲間と意見交換をしたり、先生方からアドバイスをいただいたりできる機会は大変貴重です。

 教職課程は、決して楽ではありません。履修を諦めようと思うこともあるかもしれません。しかし、教職課程での学びは、必ずみなさんを何倍も成長させてくれます。今、目の前にあること、しんどいと思うことにも、全力で取り組み、そして楽しんでください。みなさんと一緒に働ける日がくることを楽しみにしています。

【数学】
理学部卒 岸本 雅司 (姫路市立安富中学校)

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 教師は幸せな仕事です。

 中学の恩師に憧れ、教師を目指しました。今は臨時講師ですが、今年の教員採用試験に合格できました。教師はやりがいがあります。数学が苦手な生徒も多いですが、本気で教えると、「わからない」から「わかる」、「わかる」から「できる」と少しずつ子どものできることが増えます。生徒のうれしそうな顔を見たとき、日々の仕事のしんどさが吹っ飛びます。生徒に悩みを相談されることが多いですが、悩みと向き合い、改善の方向に向かったとき、教師になって本当に良かったと思います。

 大学時代、履修科目が他の学生より多く大変でした。僕は理学部だったので実験レポートと教職のレポートが被ったときは正直、大変でしたが、その経験は、教師として、優先順位をつけて効率よく仕事をする基礎になったと感じています。また「教職論」などの教職科目で得た、基本的な考え方、指導スキルは、今の日々の仕事を支えてくれています。

 巷には教師にマイナスなイメージが多いようです。実際、子どもたちの課題は複雑化・多様化していますが、明るい未来を担う子どもたちと一緒に成長できる教師の仕事は充実していて、幸せです。僕と一緒に頑張りましょう。

【数学】
工学部卒 窪田 行博 (兵庫県立大学附属高等学校)

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 高校で数学の教員をして16年目になります。キャンパスにいる学生も少なくなる6限。皆が帰宅するなか、夜遅くまで教職課程を受講していたのを思い出します。学生時代の恩師の姿に憧れ、好きな数学を仕事にしたいと思い私は教員を目指しました。

 昨今、教員に求められる能力は多岐にわたります。例えばICTを活用する力、カウンセリングなど専門的な力が求められます。そのような中で奮闘していますが、現場にいると以前に憧れていた教員像とは年々距離を感じています。しかし、生徒が教員に求めていることは今も変わらないように思います。「一緒に先生とワイワイしたい」そんな風に感じます。

 また、各種メディアでは教員に対してネガティブな発信が多く出ていますが、私は生徒たちといて楽しくなかったことはありません。40近くになっても多感な生徒たちとワイワイできる。こんな魅力的な仕事はなかなかありません。いつか皆様と一緒に働ける日を楽しみにしています。

【保健体育】
環境人間学部卒 山坂 明 (鳥取大学附属中学校)

山坂明画像

 現在、鳥取県で中学校の保健体育を教えています。鳥取県の採用枠は1~2人と少なく、また保健体育の志望者は体育大学出身者ばかりでした。その中で自信を持って採用試験を向かえられたのは、環境人間学部での学びのおかげです。

 兵庫県立大学で保健体育教員免許を取得できることはあまり知られていません。私自身も入学当初は教職の存在すら知りませんでしたが、大学でアイスホッケー部に所属する中で、スポーツに関わる仕事に興味を持ち、2年生から体育教師を目指し教職を履修しました。教職の同期は7人と少ない人数でしたが、だからこそ先生方に1人ひとりを細やかに指導していただき、仲間とも切磋琢磨しながら勉強することができたことが大きかったと思っています。

 現在、附属中学校ということもあり、授業、種々業務のほかに研究も進めなければなりません。しかし、どの仕事も正解はありません。自分が何を大事にするかによって内容は変わってきます。そして、自分が取り組んだことの成果は生徒を通して結果として返ってきます。その時に感じるやりがいは何事にも代えられません。是非、目標をもって大学での学びを大切にしてください。

【理科】
理学部卒 中家 卓也 (兵庫県立豊岡総合高等学校)

中家卓也画像

 私は今、高校教諭として、兵庫県内の高校で理科を教えています。

 教員になって早5年。日々勉強、研鑽だということを痛感する今日この頃です。うまくいかないことも多いですが、大学で学んだ「科学の奥深さ」を生徒に感じてもらおうと奮闘しています。

 

 大学生時代、私は理学部で化学や数学などの専門課程を履修しながら、教職課程を履修していました。さらに、塾講師のアルバイトをしながら、教養や知識・指導方法を学びました。また、部活や学生団体の活動を通じて、組織の運営方法や企画・提案の仕方を学びました。4回生では教員採用試験合格を目指して朝早くから学校に行き、教職課程を取っている友人たちと模擬授業に励みました。

 当時はあまり意識していませんでしたが、私はそれらの経験や出会いを通じて、教員としての基礎力を養っていたのだと思います。

 

 これから教職を志す皆さんには、大学生のうちに自分のやりたいことを目一杯取り組んで、自分の個性や特技を伸長してほしいと思います。その経験や出会いは将来、子どもたちへのメッセージとなるはずです。

 

 皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています。

【養護】
看護学部卒 旗野 あずさ(兵庫県立加古川北高等学校)

オーストラリアの旗

 看護師免許を持った養護教諭になりたい。そう将来を決めた高校時代を懐かしく思いながら、養護教諭として県立高校で勤務をしています。

 看護学部で看護専門科目と教職課程を並行して学んだことによって、対象を子どもとしてではなく、1人の「人」として捉える姿勢が身についたと振り返ります。大学3回生の半ば、自分の理想とする養護教諭になるためには、看護師としての臨床経験が必要だと確信し、外科病棟で3年間勤務しました。臨床では、病態生理や患者指導…多くのことを学びましたが、何よりも健康でいること(命)の尊さについて向き合うことができました。

 生徒は何かしらの不安を抱えて保健室にやって来ることが多く、まずは本人の訴えに耳を傾けることを大切にしています。傾聴によって見えてくるものも多く、アセスメントのための知識・技術には看護師の経験がいきています。また、私が転職した年に新型コロナウイルスが流行しました。感染対策の保健指導をする際、役に立っていることが保健師(※)の知識です。迅速な判断を求められる場面も多く、緊張も多々あります。けれど、生徒がひたむきに勉強や部活動に取り組んでいる姿をみる度に「養護教諭になってよかったな。」とやりがいを感じます。

 コロナ禍の学校生活で、子どもたちは健康の尊さと直面していると思います。そんな中で、安心を提供できる保健室経営をするため、これからも学ぶ姿勢を大切にしていきたいです。

 ※兵庫県立大学の看護学部生は、全員が保健師国家試験の受験資格を得られます。

 

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