沿革

 兵庫県立大学は、平成16年に神戸商科大学、姫路工業大学、兵庫県立看護大学の三大学の統合により誕生した。神戸商科大学の前身は、昭和4年に設置された兵庫県立神戸高等商業学校までさかのぼる。兵庫県立神戸高等商業学校は官立神戸高等商業学校が神戸商業大学に昇格したことに伴い、兵庫県下の産業界を志す旧制中学の学生に、公立の高等教育の場を提供するという社会的役割を担うために誕生した。その後、神戸高等商業学校は昭和19年に兵庫県立神戸経済専門学校となり、昭和23年に全国で初めての公立の新制大学である神戸商科大学となった。神戸商科大学は商経学部のみの単科大学であり、商経学部に経済学科と経営学科を有する形態であった。コンピュータの開発・普及に伴い、企業によるコンピュータの活用が進むことを見越して、昭和38年に管理科学科が設置された。そして、日本企業の国際化の進展に伴い、海外で活躍する人材を育成することを目指して、昭和55年に国際商学科が設置された。また、早くから博士後期課程までの大学院を設置するとともに、その充実に努めてきている。
 平成16年の兵庫県立大学の誕生に伴い、商経学部は、経済学部と経営学部の2学部に編成された。この編成は、それぞれの分野における専門性の高まりに対応して、より専門教育を充実させるために実施された。
 そして平成31年度より、経済学部と経営学部を、国際商経学部と社会情報科学部に再編した。この再編によって、国際商経学部では、経済学と経営学の基礎を共に学ぶ事ができるようになり、また両方の専門科目を共に学ぶ融合プログラムも用意した。さらに、経済学部の国際キャリアコースや経営学部の東南アジア研修の経験を土台として、それをよりいっそう充実させるために、入試の段階から独立したグローバルビジネスコース・プログラムを設置した。

国際商経学部の沿革年表

1929年4月 兵庫県立神戸高等商業学校設置
1944年4月 校名を兵庫県立神戸経済専門学校に改称
1948年4月 全国最初の公立新制大学として神戸商科大学設置(商経学部、経済学科・経営学科)
1950年6月 附置経済研究所設置
1951年3月 併置の兵庫県立神戸経済専門学校廃止
1963年4月 管理科学科増設
1965年4月 大学院経営学研究科(修士課程)設置
1967年4月 大学院経済学研究科(修士課程)増設
1971年4月 大学院博士課程(経営学研究科・経済学研究科)増設
1980年4月 国際商学科増設
附属情報処理教育センター設置
1990年4月 神戸研究学園都市へキャンパス移転
1994年4月 大学院経営学研究科経営情報科学専攻増設
2000年4月 大学院経済学研究科経済学専攻(修士課程)と経営学研究科経営学専攻(修士課程)に夜間主コースを増設
2004年4月 兵庫県立の3大学を統合して兵庫県立大学設置
経済学部と経営学部の2学部と附置経済経営研究所に改組
2007年4月 大学院会計研究科会計専門職専攻を開設
2010年4月 大学院経営学研究科博士前期課程を経営専門職大学院(経営研究科)に改組
経済経営研究所を政策科学研究所に改組
2011年4月 大学院経済学研究科の夜間主コースを地域公共政策専攻に改組
経済学部国際経済学科に国際キャリアコース設置
2019年4月 経済学部と経営学部を国際商経学部と社会情報科学部の2学部に改組