学部長あいさつ

「新しい学びがスタートします」

 兵庫県立大学の神戸商科キャンパスに、新たな学部として国際商経学部が誕生します。

 兵庫県立大学は、1929 年に設立された旧制兵庫県立神戸高等商業学校がスタートで、後に神戸商科大学となりましたが、その伝統は、兵庫県立大学の経済学部と経営学部に受け継がれています。この両学部の教育・研究をより充実させ開設するのが、国際商経学部です。

 国際商経学部は、経済学・経営学の基礎から応用まで学び、卒業研究を行うという伝統的な教育体系を維持しながらも、2つの新しい取り組みを行います。

 1点目は、経済学と経営学の融合領域を対象とする「金融ファイナンス」プログラムと「社会イノベーション」プログラムの設置です。「金融ファイナンス」プログラムでは、金融市場の動きと企業の資金調達の仕組みなどを総合的に学びます。「社会イノベーション」プログラムでは、従来の国・地方公共団体の政策でも、企業活動でも解決が困難な社会の課題に取り組みます。

 2点目は、すべての科目を英語で学び、経済学の学位を取得するグローバルビジネスコースの設置です。このコースでは、英語で実施される授業に備え、1年生の前期は約5週間のフィリピンでの海外語学研修を含め英語を集中的に学び、その後経済学・経営学の専門科目やゼミを英語で受講します。また、入学から1年間、国際学生寮に入居し、外国人留学生とともに生活することで、日常的に社会性や国際感覚及び国際コミュニケーション能力を身につけることができます。

 また、学生が4 年間を通じて、少人数で学ぶゼミでは、地域の課題解決に向けて学生のプロジェクトチームをつくって取り組むことや、企業が抱える課題をその企業と共同で研究を行う等のプロジェクト・ベース・ラーニングという新しい学習手法を取り入れています。

 国際商経学部では、経済学・経営学を学び、自らの手で地域社会やグローバル社会を切り 拓いていく意欲のある方々をお待ちしています。

国際商経学部 学部長 山口 隆英

国際商経学部 学部長 山口 隆英