2019年度 曁南大学語学研修について
2019年度の中国語語学研修は、夏休みに曁南大学で実施する予定でしたが、春休み(2020年3月)に蘇州大学で実施する研修に変更します。
中国広東省広州市にある曁南大学の華文学院にて中国語を学びます。
クラスはレベル別。世界各国から集まる留学生とともに学びます。授業や留学生宿舎での生活を通じて、多国籍の留学生との交流が図れます。また、滞在中に現地学生の新学期がはじまるので、活気のあるキャンパスライフを体験できます。現地に進出している日系企業の見学や、名所旧跡観光などの機会もあります。また、曁南大学には日本語学科があり、学生交流の機会もあります。
広東省広州市は珠江デルタ地帯の北部に位置する港湾都市で、北京、上海に並ぶ中国三大都市のひとつです。香港に隣接した地の利を生かして経済発展したことから商業都市のイメージが強いですが、二千年以上の歴史をもつ街でもあります。
※各回によって異なる
研修先 | 曁南大学華文学院 |
研修時期 | 9月(約3週間) |
宿泊先 | 大学留学生宿舎 |
研修費用 | 約20万円~25万円 (費用に含まれるもの:航空券、授業料、宿泊料、現地空港からキャンパスまでの送迎費、海外旅行保険料等) |
参加人数 | 約10名 |
単位認定 | 全学共通科目の「グローバル化時代のアカデミックスキル科目」群「中国語海外研修」として2単位付与 |
曁南大学
華文学院
【参考】本学から曁南大学へ交換留学した学生のレポートです
曁南大学は1906年創立、“華僑の最高学府”と称される国立大学です。
「海外、香港・マカオに開かれた大学」との運営方針に徹し、長年にわたり中国語教育に力を入れており、華僑、香港、マカオ、台湾及び諸外国からの留学生を受け入れています。中国で最初に留学生を受入れた学校のひとつで、現在も海外からの留学生在籍数最多を誇ります。
現地での中国語授業は先生にもよりますが、初級レベルでは英語を交えてレクチャーする先生が多く、クラスメートの留学生たちとも英語を交えて交流する機会が多いようです。中国語と英語、二か国語でのコミュニケーションに苦労しつつも、国際交流を実際に体験した先輩学生達は、帰国後は中国語と英語両方の向上を目指そう!という決意を新たにする人がとても多いです。コミュニケーションツールとして、英語にも磨きをかけてきてください。
実施日程 | 2006年3月15日(水曜日)~4月3日(月曜日) |
参加人数 | 5名(経済2名、環境人間3名) |
実施日程 | 2010年2月26日(金曜日)~3月18日(木曜日) |
参加人数 | 7名(経済1名、環境人間5名、看護1名) |
研修費用 | 17万円 |
実施日程 | 2011年9月8日(木曜日)~9月29日(木曜日) |
参加人数 | 7名(経済3名、経営1名、理学1名、環境人間1名、会計研究科1名) |
研修費用 | 18万円 |
実施日程 | 2013年9月5日(金曜日)~9月25日(木曜日) |
参加人数 | 5名(男子2名、女子3名。経済1名、経営1名、工学1名、環境人間2名) |
研修費用 | 20万円 |
2013年度参加学生の現地での様子が曁南大学華文学院のHPに掲載されています!
また、下記ファイルからは該当ページと日本語訳がご覧になれます。
クラスメートはさまざまな国から来ていて、華文学院ならではのインターナショナルな雰囲気で、良い経験になった。様々な人や文化との出会いを通して、一番の目的としてた「視野を大きく広げること」は達成できたと思う。
(工学部4回、男子)
活気あふれる都会の中心に大学が位置し、街に漂う熱気を感じた。クラスメートたちとはピクニックで日本の手巻き寿司をふるまったりサイクリング、カラオケパーティーをしたりして交流を深めたことが思い出深い。
(環境人間学部3回、男子)
日常生活の中でいろいろと驚くこともあったが、新しい価値観を得られたこと、もっと頑張ろうと思えたこと、すべてプラスの経験となり、参加して本当によかった。最高の3週間だった。
(環境人間学部1回、女子)
日本で中国語の授業をとるだけでは絶対に知れない中国を、五感をつかってたくさん経験できた。クラスはアフリカ、アジア、アメリカ、ヨーロッパ圏と多国籍だった。先生も生徒も大変仲のよいクラスで、3週間という短い期間だったがとても仲良くなり毎日が充実していた。
(経済学部2回、女子)
実施日程 | 2017年9月1日(金曜日)~9月25日(月曜日) ※個人単位での参加となりました。 |
参加人数 | 3名(男子2名、女子1名。経済1名、環境人間2名) |
研修費用 | 学費・寮費:約5,000元(約9万円)。渡航費用や現地での食費・海外留学保険は別途 |
募集要項等 |
クラスメートはパナマ、ペルー、タイ、カンボジア、ベトナム等いろいろな国から集まっていて、多国籍な環境でした。お互いに中国語は初級だけれど英語も交えながら楽しくコミュニケーション。キャンパスの中で、外で、存分に様々なバッググラウンドを持つクラスメート達との交流を楽しみました!
(環境人間学部2回、男子)
研修で渡航する9月は、現地の新学期スタートの時期で、キャンパスは学生で溢れ活気に満ちていました。サークル活動をしている中国人学生達との出会いもあり、自分達のアクション次第で友達を作るチャンスに恵まれたタイミングと環境でした。
(経済学部2回、女子)
華文学院には日本人が少なく、短期留学は自分達県大生だけ、長期留学生も片手ほどの少数でした。カザフスタン、インド等、日本での普段の暮らしではなかなか出会う機会の少ない国の人達と一緒に中国語を学んだ日々は、語学取得と国際交流の一石二鳥でした。
(環境人間学部3回、男子)