令和2年11月27日
毎年、留学生の出身国から一つの国を選び、文化、伝統、風俗習慣等を紹介するワークショップを通じて多文化理解を促進するマルチカルチュラルイベントを開催します。その一環として、今年度はインドネシアにフォーカスし、令和2年10月28日(水曜日)・29日(木曜日)・30日(金曜日)をインドネシアンデイズとして様々なイベントを開催しました。
初日の28日(水曜日)のお昼休みにインドネシア留学生による伝統舞踊の披露と体験会を行いました。多くの学生が参加し、始終笑顔の絶えない和やかなイベントとなりました。普段共に学んでいる留学生の違う一面を見られました。踊ってくれた学生さんたち、ありがとうございました!
13時からはインドネシア留学生の制作によるクッキングビデオとダンスビデオをYouTube配信に先駆け、鑑賞しました。クッキングビデオではインドネシアの祝い事の際に食するナシクニン他2品の作り方をとても簡単にわかりやすく説明してくれているので、みなさんもぜひ、インドネシア料理に挑戦してください。
多くの学生や教職員が参加したダンスビデオは、インドネシアの伝統音楽にあわせて独自の振り付けで踊るというオリジナルダンスビデオです。どうぞご覧ください。
(ビデオは12月上旬にYouTube配信予定です。お楽しみに!)
16時半からは国際交流センターとジャカルタをZoomで繋ぎ、「インドネシアと日本のかけはし」をテーマにトークショーを行いました。ゲストスピーカーとしてジャカルタからは、本学の卒業生の余根田 紳次さん と Irwan さん、国際交流センターにおいては本学地域創造機構特任助教の前田先生と在日インドネシア留学生協会 (神戸支部)会長のRafyoga
Jehan Pratama Irsadanarさんに参加いただきました。
会場やZoomを通じて参加した多くの学生は、ゲストスピーカーのトークに熱心に聞き入り、次々に質問し、学生のキャリア形成にとって有意義な時間を共有することができました。
2日目の29日(木曜日)のお昼休みには、バリ島出身の留学生、ナディアさんによる優雅で美しい本場バリ舞踊を鑑賞した後、参加者全員でバリ舞踊の複雑な動きに挑戦しました。戸惑いながらもなんとか形にすることができ、皆が一緒になって楽しいひと時を過ごしました。
最終日の30日(金曜日)のお昼休みには、インドネシア伝統芸能団ハナジョスによる煌びやかな舞台での幻想的なガムラン演奏やワヤン(影絵)、馬舞体験など、インドネシア芸能を堪能できた公演でした。
この3日間、多くの学生がイベントに参加しインドネシア文化への理解を深めることができました。
国際交流センターでは、今後も留学生と日本人学生の交流を推進する様々なイベントを提供し、多文化理解の促進に取り組む予定です。