令和3年12月1日
毎年、留学生の出身国から国を選び、文化、伝統、風俗習慣等を紹介するワークショップを通じて多文化理解を促進するイベントを国際交流センターにて開催しています。その一環として、今年度はインドにフォーカスした『Indian Culture Days』を開催しました。
今回のイベントは、11月5日のインドの『Diwali(ディワリ)』というお祭りに合わせて開催しました。
『Diwali(ディワリ)』とは、別名「光のフェスティバル」とも呼ばれており、ヒンドゥー暦のカールッティカ月の新月の夜に5日間かけて祝われるお祭りです。
インドでは、ディワリの時期になると、お祭りの開催に向けて、自宅や職場をきれいに片づけ、ディヤ(キャンドル)やランゴーリ(砂絵の紋様)で飾り付けをするそうです。
今回のイベントでは、前日に、留学生たちが可愛い飾り付けをしてくれました。
1日目のオープニングでは、グローバルビジネスコース(GBC)のインド人留学生2人によるインドの文化やディワリのお祭りについてのショートプレゼンテーションが行われました。学生や先生方も、たくさん聴きに来られました。
また、国際交流センター内のキッチンで手作りしたチャイの試飲会も開催しました。カルダモン、シナモン、クローブ、ジンジャー等、さまざまなスパイスを、伝統的なチャイのレシピに基づいた比率でミックスし、本格的なインドチャイが出来上がりました。「スパイスが効いていて体が温まる!」「香りも良くて美味しい!」と学生たちには大好評でした。
夕方からはインドのマハラジャ・サヤジラーオ大学、JG大学の学生たちと本学学生とのZoomによるオンラインディスカッションを開催し、インドの富裕層・貧困層や、SDGsなどについて、活発な意見交換が行われました。
2日目は、インド出身で本学の国際交流コーディネーターであるトラバリ―さんによる、伝統衣装の着付け体験を行いました。学生たちは、伝統的なサリーを着せてもらい、額にはビンディを付けて、可愛い仕上がりとなりました。
衣装に着替えた後は、ガルバダンスを体験しました。ガルバダンスとはインドのグジャラート州で始まったお祭りの時に踊るダンスです。学生たちは、円を描くように回りながら、ガルバダンスの基本的なステップを楽しみました。
2日間とも、多くの方々にご参加いただき、笑い声の絶えない和やかなイベントとなりました。今回のイベントを通して、インド文化への理解を深めてもらえたことと思います。国際交流センターでは、今後も留学生と日本人学生の交流を推進する様々なイベントを提供し、多文化理解の促進に取り組む予定です。
ご参加いただいた皆さま、どうもありがとうございました。ナマステ!