令和3年12月10日
国際交流だより9号(県大生からの海外レポート【フランス:ギュスターヴ・エッフェル大学】)にて、フランスへ交換留学中の学生からの留学開始時の体験記をお伝えしましたが、その後の報告がありました。
留学開始から約4カ月経ち、学期末の試験もそろそろ始まるようです。
どのような留学生活なのでしょうか?
今回は学生からの報告をそのまま掲載させていただきます。
おはようございます!お久しぶりです。
フランスは寒さが厳しくなり、この間少しだけ雪が降っていました。
しばらく留学生活を報告していなかったので、写真を何枚か送ります!
私の学科(international management)の校舎
寮からは歩いて10-15分ほどの距離にあります。
グループワークの授業です。
「フランスで私がとっている授業のほとんどでグループワークがあり、プレゼンやレポート作成に励んでいます。
右の写真は、アメリカの大学との合同授業です。ギュスターブ4人+アメリカの大学2人でグループになり、3ヶ月かけてプロジェクトを進めてきました。その結果をプレゼンした時の写真です。
DISTRIBUTION ALIMENTAIRE ET D'HYGIÈNEといって、食料や生活用品を無料で配布してくれる活動があります。毎週月曜日と木曜日のお昼にあり、事前予約しておくとこのように食料などがもらえます。
旅行などにお金を使いたいので、食費が節約できるのはとてもありがたいです。
ハロウィンが終わり、一気に寒くなって街中でクリスマスのイルミネーションを見ることができるようになりました!
そしてGaleries Lafayetteの屋上から見るパリの夜景もとてもきれいでした!
オペラ座と街のイルミネーションがキラキラと光り、遠くにエッフェル塔が見えました。
Marché de noël(クリスマスマーケット)
フランスに来てから出会った中国の女の子と、その子の通う大学の男の子たちと、クリスマスマーケットに行ってきました!
駅からクリスマスマーケットまでの道のりですが、そこでもクリスマスを感じることができて道中ずっとワクワクしていました。
クリスマスマーケットの写真で、ホットワインやチーズ、ワッフルといった、フランスの食文化をとても感じることのできる場所でした。
何人かの友人たちと電車に乗りÎle-de-France内に日帰り旅行に行ったりすることがあります。
ProvinsやMarly-le-Roiに行って、みんなで平日の疲れを癒しました。
Château de Fontainebleau
フォンテーヌブロー宮殿に行った時の写真です。
宮殿の中を巡ったので、勉強しながらも大好きな芸術に触れることのできる素敵な時間でした!
ナポレオンが自分の権力を示すために、宮殿の至る所にNという頭文字を入れさせていたらしいのですが、あまりの多さに少し笑ってしまいました。
少し前にはなってしまうのですが、期間限定で凱旋門が白い布で覆われていました。
L’Arc de Triomphe, Wrappedといって、1961年から計画されていたアートプロジェクトだったそうです。
本当は昨年完成予定だったようですが、さまざまな事情が重なり、公開が今年の9/18~10/03に延期されました。
長い年月をかけて進められてきたアートプロジェクトの完成品をこの目で見ることができ、感無量です!
エッフェル塔が1時間に1回、5分間だけ(日没後)ライトアップされるのですが、運良くその時にエッフェル塔の近くにいたので写真を撮りました!
シャンパンフラッシュと呼ばれている意味がわかりました。本当にとてもきれいだったので、本当は写真ではなくて動画で見てほしいのですが、見惚れすぎてしまい動画を撮るのを忘れていました、すみません。
水曜日、念願のルーブル美術館に行ってきました!
朝の9時から夕方5時過ぎまでいたのですが、それでも全体の3分の1ほどしか見られていません。本当に広すぎる!
撮った写真全て送りたいほど、感動した美術品がたくさんあったのですが、大変なことになってしまうので有名な作品を送っておきます。
日本では美術館で写真を撮ることは禁止されていることが多いので、こうやって有名な美術品の写真を送れることが不思議です。
ちなみになのですが、フランスの美術館や博物館では、ヨーロッパ在住の26歳以下の学生は無料ということが多いです。
学生が美術に触れる機会を増やしてくれるとても素晴らしい制度!!と個人的には大興奮でした。
その無料制度を使って、ルーブル美術館、フォンテーヌブロー宮殿、その他にもいくつかの美術館に行ってきました。
ルーブル美術館はまだまだ見ることができていない部分がたくさんあるので、また近いうちに行って、大好きな芸術作品に囲まれる有意義な時間を過ごそうと思います。
再来週にはfinal examがあり、秋学期が終わろうとしているので、しっかりと勉強して全力を尽くしたいと思います!!!
本当に全学生におすすめしたいくらいフランスに留学してよかったなと感じています。
国際商経学部 3年生 Nさんより(2021年8月~2022年6月まで交換留学予定)
兵庫県立大学では、2021年12月1日~22日まで、2022年9月派遣の交換留学生を募集しております。
ギュスターヴ・エッフェル大学への留学に興味のある方は、国際交流機構にて留学相談を受け付けています
今回、フランスへの留学報告について情報共有させていただきました。
「留学」とは、外国語の習得だけではなく、異文化適応力を身に付け、柔軟な思考力を得ることも魅力の一つです。コロナ禍での留学でもありますので、もちろん困難もあるでしょう。問題が発生してもやり遂げる力、自分から行動するチャレンジ精神は大学時代に是非、身に付けていただきたい力でもあります。
チャンスを逃さないでください!