国際交流・留学

令和3年5月25日

令和3年度 国際交流だより第3号

「12th International Students VIRTUAL SHORT PROGRAM DREaM 2020」体験談

 大学間協定締結校であるガジャマダ大学(インドネシア)が開催した「12th International Students VIRTUAL SHORT PROGRAM DREaM 2020」に参加した、環境人間学部4年生 坂本壮さんの体験記を掲載します。
 このプログラムは本年度、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて現地開催が中止となり、オンラインでの開催となりました。
 本学へは5名の推薦枠の提供がありました。
 本年度もこのプログラムが開催されるようであれば、参加できる可能性もありますので、語学力を高めたい方はぜひ検討されてみてはいかがでしょうか。

オンライン春の留学フェアチラシpdf
日程

2020年11月18日~12月11日(週に1回・約2時間)

応募したきっかけ

 もともと2020年9月から予定していたエバーグリーン州立大学(アメリカ) への交換派遣留学が新型コロナウイルス感染症の影響で延期になり、勉強のモチベーションが上がらず、英語に触れる機会も少なくなっていたタイミングでたまたま募集を見つけ、あまり深く調べないまま、「やってみよう」と思い応募しました。

プログラムについて

 週に一回、週替わりでゲストスピーカーが講義を開いてくださり、講義の後半ではQ&Aの時間がありました。参加者は主催国であるインドネシアやインド、フィリピン、マレーシア、韓国、日本など、アジアの国からの人が中心でした。ほとんど全員が英語話者ではない中、講義はすべて英語で行われました。
 講義の内容は主に新型コロナウイルス感染症の現状と、インドネシアの“resilience”と称される感染症対策などについてでした。講義後には内容理解についての記述のテストと、個人の意見を述べるエッセイが毎週、課題として出されました。
 初週はイントロダクションと講師陣の紹介がメインでした。参加者もランダムで当てられた何人かが自己紹介をしました。僕は当てられた時に備えて、ひと笑い用意していましたが、当たりませんでした。
 2週目からはがっつり講義でした。タイトルは “Resilience during the Global Pandemic”。医療体制や個人レベルの感染症対策に加え、人とのつながりなどといった心の健康についても学びました。
 3週目は、スピーカーが韓国の方だったので、韓国の現状を話してくださりました。前週と異なり、主に経済的な目線からの内容でした。日本と地理的に最も近い国なので、個人的に一番学びの多かった回です。
 4週目は、インドネシアが感染症対策のために開発したデリバリーアプリの紹介と、観光業界の実情について学びました。多くの島から1つの国ができているため、様々な機関の協力があるという背景を知ることができました。
 最終週は、ガシャマダ大学が行っている対策についてでした。兵庫県立大学のように学部ごとにキャンパスが異なる形態ではないため、生徒数が多く、アプリによる把握などにより厳密な措置をとっていました。

インドネシア・ジョグジャカルタにあるガジャマダ大学画像

インドネシア・ジョグジャカルタにあるガジャマダ大学

その後

 講義内容云々よりも(もちろん講義も素敵でした、これ重要です。)自分自身が一番感じたことは「英語という言語はなんて多様なのだろう。」です。今でも定期的に電話をするくらい仲良しになったジャカルタ出身のDani君という子が参加者の中にいて、彼とよく講義の内容について復習しあっていたのですが、僕「〇〇先生あの時なんて言っていた?実はインドネシアのアクセントがたまに難しくてわからなかったんだ。」
 Dani君「同じインドネシアだけど、僕も分からなかった。あの人の英語は癖あるよね」
 なんて言いながら笑いあっている僕らも、ネイティブからしたらなまっているというおもしろい展開でした。

インドネシア・ジョグジャカルタにあるガジャマダ大学画像

同じプログラムに参加した3人で話をしました。

 アメリカ英語を参考に英語学習していた僕にとっては内容を知るためにまずリスニングに集中しました。
 そしてこのプログラムの終了後、僕は英語のアクセントについてかなり興味を持つようになりました。僕はほぼ毎日2時間くらいの英語のニュースを1.75倍速で見ているのですが、いちいち「いまのあの人のアクセントはどこの地区だろう」なんて気にしながら聞いてしまうようになりました。
 さらに、他国の感染症に対する状況も、日本にいる限りでは発表される数字でしか知ることができませんが、そこに住む同年代の人たちと会話を通して直接聞くことで、広い視野で考えられるようになりました。 正直に言うと、オンラインで参加費がかからないということが参加の決め手の大きな一つの理由でした。しかし、終わってみれば「お金を払ってでも現地に行ってみんなと一緒に学びたかった」という思いが強いです。いろんな国の人たちと、いつか会おうと約束をしました。本当にいい経験になりました。

お問い合わせ:

国際交流機構(大学本部 国際交流推進課内)

TEL: 078-794-6683
e-mail: kokusai@ofc.u-hyogo.ac.jp
   
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