国際交流・留学

令和3年6月24日

令和3年度 国際交流だより第7号

国際交流センター主催のイベント報告:
令和3年5月26日 ゲストスピーカーイベント
「異文化理解とコミュニケーション」を開催しました!!

 令和3年5月26日、英字新聞「The Japan Times」のコラムの執筆やNHK語学番組、ワールド英語番組の制作、英語監修、出演等、幅広くご活躍されているジャーナリスト、Alice Gordenker(アリス・ゴーデンカ―)さんによる「異文化理解とコミュニケーション」と題した講演を、Zoomを使用したオンライン形式で開催しました。

Alice Gordenker(アリス・ゴーデンカ―)さんAlice Gordenker(アリス・ゴーデンカ―)さん

 本学の学生など、合計69名が参加して、アリスさんの英語によるトークを楽しみました。

 今回の講演は、海外の人からみた日本の“Tattoo”に関するものでした。日本では、“Tattoo”は、“入れ墨(IREZUMI)”と訳され、犯罪者や裏社会という印象が強く、一般的にはあまり良いイメージではありませんが、アリスさんは、“IREZUMI”は古来より忌み嫌われるものであったわけではなく、浮世絵との深い関わりもある“HORIMONO”であることを主張されていました。

 海外の“Tattoo”は、機械で彫るもので、時間的にも金銭的にも若い人たちが気軽にできるものであるのに対して、日本の“HORIMONO”は、ひと彫りひと彫り職人さんの手で彫っていくもので、それは、ART(芸術)の域に達するものであると説明されていました。

Percentage of population of tattoos

 アリスさんの講演は、まず最初に、日本における、“HORIMONO”の歴史から始まりました。日本における“HORIMONO”の歴史は、はるか昔、紀元前100年ごろの弥生時代にまでさかのぼるということでした。また、“HORIMONO”については、「古事記(712年)」や「日本書紀(720年)」にも記されているとの説明を聞き、驚きました。江戸時代には、犯罪者であることを示すために、罪人には黒一色の“入れ墨(IREZUMI)”が彫られていたというお話もされていました。

 “HORIMONO”に関する20分程度のドキュメンタリーフィルムも上映され、フィルムには、実際に職人さんが“HORIMONO”を彫っているシーンも収録されており、今まで私たちが知らなかった、芸術としての“HORIMONO”に関する映像は、かなり興味深いものでした。フィルムを視聴した後は、アリスさんから、留学生に対して、“Tattoo”のイメージについての質問が投げかけられ、留学生たちは、それぞれ、自国での“Tattoo”のイメージについて積極的に意見を述べていました。また、講座の最後にはアリスさんへの質疑応答の時間も設けられました。学生から、多種多様な質問が発せられ、アリスさんと学生との活発な意見交換が行われました。

 今回のアリスさんの講演を通して、参加した学生の皆さんには、海外から見た日本人の美意識について考えるきっかけ、また、日本文化に対する理解を深めるきっかけになったのではないでしょうか。この講演を今後の海外の方々とのコミュニケーション活性化に、ぜひ、役立てて欲しいと思います。

Percentage of population of tattoos

お問い合わせ:

国際交流機構(大学本部 国際交流推進課内)

TEL: 078-794-6683
e-mail: kokusai@ofc.u-hyogo.ac.jp
   
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