令和3年9月9日
2021年8月、国際商経学部3回生の学生3名が韓国・東亜大学校へ無事に派遣されました! 3名の学生は、本学の大学間交流協定に基づき2022年7月まで東亜大学校に交換留学生として在籍する予定です。8月13日に渡航し、現地で隔離プログラムを終え、徐々に活動を開始した3名から元気な便りが届きましたので、ご報告します。
東亜大学校は韓国の南東部に位置する釜山広域市にあります。釜山には、金海国際空港があり、本来ならば関西から釜山へは2時間ほどで到着します。しかし、現在では新型コロナウイルスの影響により減便されており、3名は東亜大学校の指定日に到着するためには、ソウル市近郊の仁川空港から入国しなくてはなりませんでした。関西国際空港から朝11時台のフライトで出発し、仁川空港に到着。空港での検疫等を終え、国から指定された通りに入国者専用の移動ルートで釜山駅まではバスと電車で移動しました。釜山駅から隔離期間を過ごす指定寮までは、専用タクシー(ドゥリバル)を使わなくてはなりませんでした。
やっと寮に着いた時には22時前! 長い長い移動時間となったのも、これも新型コロナウイルスの影響と言えるでしょう。
韓国ではワクチン接種済対象者には2週間の隔離を免除していく動きがありますが、2021年8月13日時点では学生ビザは隔離免除の対象外となっており、兵庫県立大学から派遣した3名も規定通りに2週間の隔離期間を過ごしました。
隔離期間中、学生は部屋から出ることはできず、食事や水は部屋まで配給され、毎日10時と18時にはスマホのアプリを使って、体温や体調について報告する必要がありました。
2週間の隔離生活は精神的に負担が大きかったかと想像しますが、3人は前向きにやるべきことを淡々とこなして過ごしてくれたような印象です。コロナ禍での留学という覚悟を決めて留学生活を考えているようです。担当者として、早々に3人の成長を感じた最初の瞬間でした。
隔離生活を終えて、これから1年間を過ごす寮(Hanlim dormitory)に移動しました。
東亜大学校では、韓国人学生が留学生の世話を担当するバディ制度があり、バディさんは「デイリー」と呼ばれます。兵庫県立大学の3名の留学生を担当するデイリーさんと一緒にランチをしたようです。デザートのかき氷の大きさとアレンジに驚きました。
また、ロシア、ドイツ、イギリスなど様々な国から来ている留学生たちと釜山の街を散策したようです。現在のコミュニケーションは英語だそうです。韓国語の学習はこれからです!
3名の県大生にこれからの意気込みを聞いてみました。
~Oさんより~
「韓国の文化に触れながら他の国から来た留学生ともたくさん交流することができ、充実した日々を過ごせています!
もうすぐ授業が始まるので沢山のことを身につけられるようにしっかり頑張ります。」
~Kさんより~
「楽しかった休日も終わりこれからは多くの授業や課外活動が始まります!
何事にも主体性を持って取り組み、自身の成長に繋げたいと思います。」
~Nさんより~
「生の韓国語に直で触れることができてすごく嬉しくもあり、毎日刺激を感じています‼
これから沢山友達を作って、充実した一年を過ごせたら良いなと思います。」
3人の充実した留学生活、そして成長を応援しています!頑張れ、県大生!!