国際交流・留学

令和5年11月17日

令和5年度 国際交流だより第6号

海外体験研修(ベトナム)の報告

 「グローバルリーダー教育プログラム(Global Leader Education Program、以下GLEP)」は、国際社会や地域社会で活躍する「グローバルリーダー」になるための素養を身につけた人材の育成を目指す副専攻プログラムです。
すべての学部の学生が応募でき、実践的コミュニケーションやプレゼンテーション技術を学ぶ英語科目のほか、グローバル企業や国際機関での豊富な経験を持つ講師による講義、国内フィールドワークや留学生交流事業などの課外活動、そして春と夏に参加者を募集する海外研修等を通じて、「グローバルリーダー」としての素養を身につけていきます。
今回は、2023年9月7日から1週間の日程で実施した、ベトナムでの海外研修(科目名「グローバルプロジェクト入門(海外)B」)の様子を報告します。

ベトナム研修の日程・活動内容

 9月7日(木曜日)
訪問先:ホテル周辺及びショッピングセンター内のベトナム料理店
ホテル周辺の探検、洗濯店の確認、交通安全について、スーパーマーケットの利用方法、ベトナム料理店及びカフェでのベトナム学生との夕食会・懇談

9月7日(木曜日)ベトナム市内散策の様子

9月8日(金曜日)
訪問先:ハノイ旧市街、文廟、ホーチミン廟、ホアンキエム湖、玉山祠、水上人形劇
現地ガイドによるハノイ市内観光・学習、ベトナム学生と夕食・市内散策

9月8日(金曜日)ベトナム市内散策の様子

9月9日(土曜日)
訪問先:日越大学ミーディンキャンパス
日越大学学生サークル(日越文化クラブ)とのゲーム交流

9月9日(土曜日)日越大学学生サークル(日越文化クラブ)とのゲーム交流の様子

9月10日(日曜日)
訪問先:ハノイ市内
アオザイ体験、各自で市内散策

9月10日(日曜日)ハノイ市内アオザイ体験各自で市内散策の様子

9月11日(月曜日)
訪問先:日越大学ミーディンキャンパス
日越大学学部日本学プログラム講義「現代日本の文化」での発表と学生グループディスカッション

9月11日(月曜日)日越大学グループディスカッションの様子

9月12日(火曜日)
訪問先:ハロン湾
現地ガイド及び日越大学の学生の案内で、世界自然遺産に指定されているハロン湾クルーズや洞窟探検に参加した。

9月12日(火曜日)ハロン湾観光の様子

9月13日(水曜日)
訪問先:JICAベトナム事務所、TOA Electronics, Incハノイ事務所(本社は兵庫県神戸市)
国際協力について、海外で働くことについて、海外業務に関する講義・ディスカッション。
その後、ベトナム学生との夕食会、空港へ移動

9月12日(火曜日)ハロン湾観光の様子

9月14日(木曜日)
帰国

学生の感想・報告(抜粋)

 ベトナムの歴史、文化を学べました。2日目のツアーで歴史的建造物を回りましたが、漢字が刻まれていたり建築様式がフランスの特徴だったりと、ベトナムが独立するまでの間の時代にも統治国からさまざまな伝統を受け継いでいるのだと気づきました。
 ベトナムの学生やツアーガイドの方と話す中で、歴史や政治の話題が度々出てきており、彼らの政治的関心の高さが印象に残りました。日本人は特に中学校や高校の授業の中でも政治や歴史の授業は覚えるだけになりがちで、日常の中で歴史や政治に関心を持つ人がまだまだ少ないです。私自身政治に関してはなかなか意識を向けられていないのでもっと意識して学びにいこうと思いました。

 日本にいたら法により当たり前に享受できたものがベトナムでは当たり前ではないことに驚いた。しかし、これはベトナムが日本に比べて後進国であることやベトナムが悪いということを意味するのではなく、文化の違いであり、ベトナム人は当たり前でない分、一人ひとりの意識が高いという素晴らしさがあると感じた。

 ベトナム人学生との会話で盛り上がった話題が印象に残っている。それは、エンターテイメントについてである。ベトナム人学生との会話の中で、趣味の話になった際に、写真を撮ることやスポーツなどよりも、このアイドルの音楽を聴くことやドラマ・映画を見ることの方がその後の会話が盛り上がった。特に話が盛り上がった韓国ドラマやKPOPはベトナムのものでも日本のものでもないにも関わらず、どちらの学生からも人気で、国や言語を超えたエンターテイメントの力を感じた。

 (初日は)現地生の圧倒的な語学力にとても驚いたし、刺激をもらい、自分も頑張らないとなと感じた。そう思う一方で、失敗を恐れてしまってあまり積極的に話しかけることができなかったが、楽しい時間を過ごせた。(二日目の)夜ご飯は、ベトナム人学生と一緒に食べて、その後デザートを食べに行った。初日はあまり話せなかった子とも英語、日本語を交えて交流することができた。

 今後キャリアを考えていくにあたって、どうにかして社会をよりよくしたいのだという、初心であり、最も根底にある自分の思いを忘れないことが重要であるということに改めて気がつくことができました。
異国の料理を味わい、匂いや暑さを感じ、外国に暮らす同世代の学生の集団のなかに入って会話をするなど、日本ではできない多くの経験ができたことです。物事を見る視野が広がり、さらに色々な国を見てみたい、様々な人と関わりたいという思いが生まれました。今回のベトナム滞在で、旅に出たいという欲望と、根拠のない自信や度胸が生まれてしまったようで、次の春休みには一人でインドに行ってみようかと考えています。

 (現地の学生と)一緒に食事や散策をするなど、共に過ごす時間が多かったため、友情が生まれ、非常にローカルなお店に連れて行ってくれたり、深い話が出来たりした点で、非常に学びが多かった。彼らとの交流の中で学んだことで興味深かったのは、ベトナム人の自国の歴史や文化への深い尊敬である。彼らは自国を非常に愛しており、歴史についてとても詳しく、ベトナム独立運動を指導したホーチミンのことを国民の父としてとても敬愛していることが分かった。またベトナム人学生が非常に熱心に勉強しているということも印象に残った。

 TOAでは海外で働く際にただ海外で仕事がしたいという目標では無く海外で働き、何がしたいのかが重要であるという話を伺った。私自身も海外で働くことに憧れているが、具体的に何をするのか決まっていないため、今回の話から自分の進路について見直したいと感じた。

 ベトナム学生や途上国であるベトナム文化に触れ合う中で、自分も自分の好きなことに全力を注ごうと思えた。成長中の国であるからこそのエネルギーを感じた。また、ベトナムに行くことで、日本の道路がきちんと整備されていることなど当たり前のありがたみに気付くことができた。せっかく生まれた日本で何か日本社会のためになることがしたいと考えるようになった。

お問い合わせ:

国際交流機構 GLEP担当(大学本部 国際交流推進課内)

TEL: 078-794-6652
e-mail: global@ofc.u-hyogo.ac.jp
   
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