平成31年3月20日
平成31年3月2日(土)、神戸市中央区にある兵庫県民会館9階のけんみんホールで、本学マンドリンクラブによる第13回定期演奏会が開催されました。
マンドリンクラブは、旧制神戸高商時代の昭和6年(1931年)、神戸市垂水区の旧高丸キャンパスで産声をあげ、昭和23年(1948年)発足の新制神戸商科大学を経て、平成16年4月の大学の統合に伴い、名称を"兵庫県立大学マンドリンクラブ"と改め、現在は神戸商科キャンパスを拠点に活動している伝統のあるクラブです。
4名の3回生部員にとって、大学生活最後の舞台となる今回の演奏会は、県立大学の学歌(校歌)演奏で幕を開けました。第一部では、モーツァルト作曲「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」とイタリアのレスピーギ作曲「リュートのための古風な舞曲とアリア第3番シチリアーノ」に続き、ハイドン作曲「弦楽四重奏曲第17番セレナーデ」が演奏されました。
第二部では、オランダのマンドリン界を代表する作曲家であるJ.B.Kok作曲「マンドリンオーケストラのためのソナチネ第一番」のあと、今回の演奏会で引退となる3回生部員を代表して、部長の柳田さんがお礼の言葉を述べました。第二部の最後には、大阪市立大学ギター・マンドリンクラブご出身の吉永秀徳氏作曲「プレリュード2」が演奏されました。
第二部終了後も、観客の皆さんからの熱いアンコールの拍手に応えて、NHKのスペシャルドラマ「坂の上の雲」のメインテーマの久石譲作曲、武藤理恵編曲「Stand Alone」が演奏されました。さらに、神戸商科大学学歌が演奏されると、会場は手拍子につつまれ、定期演奏会は惜しまれつつ幕を降ろしました。
マンドリンクラブのみなさん、本当にご苦労さまでした。