記者発表詳細 2018年8月
平成30年8月30日(木)
LINE®の暗号化機能「Letter Sealing」の安全性解析-エンドツーエンド暗号化プロトコルに複数の問題点を発見-
趣旨
兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科の五十部孝典准教授は、LINE®のエンドツーエンド暗号化「Letter Sealing」に複数の問題点があることを突き止め、対策方法も含めた成果をスペイン、バルセロナにて2018年9月3日から5日 (太平洋標準時) に開催される国際会議 ESORICS 2018で発表します
内容等
平成30年8月23日(木曜日)
兵庫県立大学「知の交流シンポジウム2018」 の開催について
趣旨
兵庫県立大学では、本学の最先端の研究成果を産業界・地域社会に向けて発表する「知の交流シンポジウム2018」を、姫路商工会議所で開催します。
当日は、(国研)情報通信研究機構 徳田理事長、福田金属箔粉工業(株) 園田社長、(株)ニチリン 前田社長 による特別講演も予定しております。
産業界、自治体のみなさまをはじめ、特に、産学公連携に関心をお持ちの方のご来場を心より、お待ちしております。
内容等
- 日時
- 9月26日(水曜日) 10時30分~19時00分(交流会時間も含む。)
- 場所
- 姫路商工会議所(姫路市下寺町43)
- 主催
- 兵庫県立大学知の交流シンポジウム実行委員会
(構成団体:兵庫県立大学、兵庫県企業庁、(公社)兵庫工業会、姫路市、姫路商工会議所、(公財)ひょうご科学技術協会、(公財)兵庫県立大学科学技術後援財団、淡水会後援基金管理運用委員会)
- 内容
-
- 10時30分~10時35分 開会挨拶
山﨑 徹 副学長兼産学連携・研究推進機構長
- 10時35分~10時40分 太田学長挨拶
- 10時40分~12時00分 一般講演(4テーマ)本学教員が担当
- 12時00分~13時00分 <昼食・休憩>
- 13時00分~13時05分 主催者挨拶(姫路市)
- 13時05分~13時55分 特別講演1
(国研)情報通信研究機構 理事長 徳田 英幸 氏
演題:「IoT・AIが拓く未来社会のかたち~ICT進化の光と影~」
- 13時55分~15時15分 ポスター発表
- 15時15分~15時55分 一般講演(2テーマ)本学教員が担当
- 15時55分~16時35分 特別講演2
福田金属箔粉工業株式会社 社長 園田 修三 氏
演題:「創業318年 FUKUDAの歩みと技術革新」
- 16時35分~17時15分 特別講演3
株式会社ニチリン 代表取締役社長執行役員 前田 龍一 氏
演題:「グローバルサプライヤーの企業価値向上への取り組み」
- 17時15分~17時20分 閉会挨拶
秋吉 一郎 産学連携・研究推進機構副機構長
- 17時30分~19時00分 交流会(参加費:3,000円)
※学生を対象とした優秀ポスター賞表彰も実施
- 参加費
- 無料(交流会の参加費を除く)
- 申込方法
- 所定の参加申込書に企業/団体名、参加者氏名、連絡先電話番号、交流会への参加の有無などを明記のうえ、ファクス又はEメールでご連絡ください。
- チラシ・参加申込書
- 別紙のとおり
- 申込先・問い合わせ先
- 兵庫県立大学 知の交流シンポジウム実行委員会(兵庫県立大学産学連携・研究推進機構内)
- 電話:079-283-4560 FAX:079-283-4561
- E-mail:sangaku@hq.u-hyogo.ac.jp
平成30年8月20日(月曜日)
兵庫県立大学とタイ王国教育省との留学生推薦に係る覚書の締結について
趣旨
兵庫県立大学では、平成31年4月に開設する国際商経学部グローバルビジネスコース(日本人学生50名 留学生30名)の留学生確保のため、東南アジア諸国を中心に諸外国において留学生の募集活動を行っています。
その一環として、この度、8月14日(火曜日)にタイ王国教育省を訪問し、兵庫県立大学とタイ王国教育省との間で、下記のとおり覚書を締結しました。
今後は、タイ王国教育省が、同覚書に基づき、グローバルビジネスコースの入学候補者として、タイ王国の優秀な高校生を本学に推薦(10名程度で今後調整)し、本学は当該候補者の入学選考を実施していくこととなります。
内容等
- 日時
- 平成30年8月14日(火曜日)13時30分~14時30分
- 場所
- タイ王国教育省 基礎教育委員会事務局
- 締結者
- タイ王国教育省 基礎教育委員会事務局長 ブーンラックス・ヨドペス
- 兵庫県立大学理事兼副学長(国際交流担当) 髙坂 誠
- 立会人
- タイ王国教育省 基礎教育委員会事務局長補佐 サニット・ヤムゲソ
- 兵庫県立大学副理事長 伊藤 聡
- 覚書の概要
-
- 両機関の教職員の緊密な関係構築を通じた教育分野の連携促進
- 教育分野における両機関の活動に関する情報交換の協力
- 国際学術協力の推進と日本国とタイ王国間の関係強化
- タイ王国教育省は、グローバルビジネスコースの入学候補者として、タイ王国の優秀な高校生を本学へ推薦し、本学は当該候補者の入学選考を実施
- 問い合わせ
- 公立大学法人 兵庫県立大学 事務局 教育企画部教育改革課
- 担当:松浦 TEL:078-794-6618(直)
兵庫県立大学とタイ王国教育省との覚書締結式
平成30年8月20日(月曜日)
貧血予防に新たな指針~ビタミンCが鉄分の吸収を促進するメカニズムを原子レベルで解明~
趣旨
兵庫県立大学大学院生命理学研究科の澤井仁美助教と理化学研究所放射光科学研究センターの杉本宏専任研究員を中心とした共同研究グループは、大型放射光施設「SPring-8」を利用して、ヒトの鉄吸収メカニズムに関わる膜タンパク質の立体構造を世界で初めて解明しました。さらに、その立体構造に基づく機能解析により、食物に含まれるビタミンCや有機酸が鉄分の吸収効率を向上させる仕組みを原子レベルで明らかにしました。本研究の成果は、2018年8月17日付で、Nature Publishing Groupが発行する国際生物科学雑誌『Communications Biology』に掲載されました。
内容等
- 発表内容要旨
- すべての生物の生命維持には「鉄」が必要です。ヒトの体内には、釘1本分(約5 g)の鉄がイオンとして存在し、様々な生体機能の調節に使われています。この鉄は、食物に含まれる鉄イオンを十二指腸の柔毛で吸収することで得られることは古くから知られていましたが、詳細なメカニズムは不明でした。本研究グループは、「SPring-8」を利用して、ヒトの鉄吸収メカニズムに関わる膜タンパク質の立体構造を世界で初めて解明しました。
本研究グループが解明したビタミンCやクエン酸などが鉄イオンの吸収に必須の反応を促進する仕組みは、鉄分の効率的な摂取方法や鉄代謝異常による疾病への理解につながり、世界人口の約30%(20億人以上)を苦しめる鉄欠乏性貧血の予防や治療の端緒を拓く可能性があります。
- 詳細
- 別紙のとおり
- 問い合わせ先
- 兵庫県立大学大学院生命理学研究科 助教 澤井仁美
- 電話:0791-58-0412 E-mail:sawai@sci.u-hyogo.ac.jp
- 兵庫県立大学播磨理学キャンパス経営部 次長兼総務課長 中谷忠彦
- 電話:0791-58-0101 E-mail:u_hyogo_harima@ofc.u-hyogo.ac.jp
平成30年8月6日(月曜日)
平成30年7月豪雨災害被災地支援ボランティア活動
の実施について
趣旨
平成30年7月の豪雨災害を受けて、兵庫県立大学の有志学生による被災地支援ボランティア活動を下記のとおり実施します。
なお、この活動は、ひょうごボランタリープラザとの協働による取組で、同プラザの「ボランティアバス協働事業」を活用して行うものです。
内容等
- 日程
- 平成30年8月8日(水曜日)
- 7時 神戸出発(湊川神社前)
- 9時 倉敷市ボランティアセンター到着
- 10時~14時 グループに分かれ、活動
- 15時頃 活動終了 倉敷市ボランティアセンター出発
- 18時 神戸到着(湊川神社前)
- 活動先
- 岡山県倉敷市真備町
- 参加者数
- 19人(学部生16人、大学院生2人、教員1人)
- 活動内容
- 倉敷市ボランティアセンターが手配してくれる支援作業を、
グループに分かれ、実施。
- ① 家財の運び出し
- ② 家屋のがれき撤去・運搬
- ③ 側溝や家屋内の泥だし
- ④ 泥かきや清掃 など
- 問い合わせ先
- 兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科(教授:森永)
-
TEL:078-271-3291(研究室)
TEL:090-5899-6880(携帯)
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