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記者発表詳細 2019年12月

令和元年12月27日(金曜日)

火薬の燃焼エネルギーにより高速で吐出される液体のふるまいを解明


内容等

発表内容要旨
ウォータージェット(液体ジェット)の吐出速度は非常に高速で、そのふるまいは不明でした。今回、兵庫県立大学大学院工学研究科及び先端医工学研究センターの本田逸郎教授・高垣直尚助教らの研究グループは、株式会社ダイセルとの共同研究を通して、火薬の燃焼エネルギーにより高速で吐出される液体のふるまいを明らかにしました。
特に、吐出速度の変化は吐出器内部の液体のわずかな密度変化に強く支配されることを明らかにし、高速液体吐出に関する簡便な流体物理モデルを確立しました。
これにより、吐出速度の直接測定もしくは詳細な数値計算を行うことなく、液体の吐出速度を推定できる可能性を示しました。
本モデルにより、液体ジェットの微細な制御を用いた新たな医療応用技術の開発を可能にすることが期待されます。
なお、本研究の成果は、令和元年12月27日(イギリス標準時間午前10時)付で、「Scientific Reports」に掲載されます。

詳細
別紙のとおり
問い合わせ先
兵庫県立大学大学院工学研究科 助教 高垣直尚
電話 079-267-4834   E-mail:takagaki@eng.u-hyogo.ac.jp
兵庫県立大学姫路工学キャンパス経営部 次長兼総務課長 後藤綾一
電話 079-267-4805   E-mail:ryouichi_gotou@ofc.u-hyogo.ac.jp
同時資料提供先
兵庫県政記者クラブ、中播磨県民センター記者クラブ

令和元年12月24日(火曜日)

遺伝情報を長期保存できる昆虫標本の作製方法を新たに開発しました


内容等

発表内容要旨
中濵直之 兵庫県立大学自然・環境科学研究所講師 兼 兵庫県立人と自然の博物館研究員、井鷺裕司 京都大学大学院農学研究科教授、伊藤元己 東京大学大学院総合文化研究科教授らの研究グループは、遺伝情報の維持が難しかった昆虫の乾燥標本について、遺伝情報の劣化を防ぐ作製手法を新たに開発しました。昆虫の乾燥標本は、通常作製から数カ月ほどでDNAが劣化することから、これまでDNAを用いた解析は非常に困難でした。
本研究では、昆虫の乾燥標本に0.2mlチューブとプロピレングリコールを用いて長期間遺伝情報を保持できる手法を開発いたしました。本手法は、安価かつ入手の容易な材料で、簡単に作製できることから、今後本手法が愛好家の皆様や各博物館などで実施されることが期待されます。本手法により遺伝情報が保存された昆虫標本が多数作製されることで、将来的に昆虫標本に遺伝資源としての新たな価値を付与することができます。
本研究成果は2019年12月24日に、国際科学誌「European Journal of Entomology」の電子版に掲載されました。

詳細
別紙のとおり
論文情報
【タイトル】
 Methods for retaining well-preserved DNA with dried specimens of insects
 (昆虫標本でDNAを長期保存できる方法の開発)
【著者】
 Naoyuki Nakahama, Yuji Isagi, Motomi Ito
 (中濵 直之、井鷺 裕司、伊藤元己)
【掲載雑誌】
 European Journal of Entomology
問い合わせ先
兵庫県立大学自然・環境科学研究所 講師
兵庫県立人と自然の博物館 研究員
中濵直之
電話 079-559-2002   E-mail:nakahama@hitohaku.jp

令和元年12月11日(水曜日)

がん発症に関わる可逆的多量体化タンパク質がWntシグナルを制御する仕組みを解明


内容等

発表内容要旨
細胞の増殖・分化を制御するWnt/β-cateninシグナル伝達経路(Wnt/β-cateninシグナル)において、分泌タンパク質Wntが細胞表面の受容体に結合すると、細胞内因子の1つであるDishevelled (Dvl)のポリマー化が促進されることがきっかけとなり、細胞内でシグナルが伝達されると考えられています。
一方、大腸がんの症例の多くで、Wnt/β-cateninシグナルが異常に活性化されていることも知られています。DvlはWnt/β-cateninシグナルを阻害するタンパク質Axinに結合し、その働きを抑えます。DvlとAxinにはDIXドメインが存在し、Dvl-DIX (DIX)とAxin-DIX (DAX)はそれぞれ単独でらせん状にホモポリマー化します。両者が共存するとDIXとDAXの両方を含んだヘテロポリマーとなると考えられてきましたが、そのポリマー化の分子機構の詳細は不明でした。
今回、兵庫県立大学大学院生命理学研究科の柴田直樹准教授、樋口芳樹教授、山西勲平博士(研究当時一貫制博士課程学生)、群馬大学大学院理工学府分子科学部門の寺脇慎一助教、MRC分子生物学研究所(UK)のMariann Bienzらの研究グループは、大型放射光施設SPring-8を利用してDAX-DIX複合体の立体構造を明らかにし、両者が直接結合することを証明しました。 また、DIXを他のポリマー化ドメインに置換すると活性が失われたことから、Dvlが機能するためにはDIX部分でポリマー化するだけではなく、相手のDAXと相互作用することが必要であることを明らかにしました。
本研究の成果は、令和元年12月10日(アメリカ東部標準時間午後2時)付で、「Science Signaling」に掲載されました。

詳細
別紙のとおり
問い合わせ先
兵庫県立大学大学院生命理学研究科 准教授 柴田直樹
電話 0791-58-0178   E-mail:shibach@sci.u-hyogo.ac.jp
兵庫県立大学播磨理学キャンパス経営部 次長兼総務課長 中谷忠彦
電話 0791-58-0101   E-mail:u_hyogo_harima@ofc.u-hyogo.ac.jp
同時資料提供先
兵庫県政記者クラブ、西播磨県民局記者クラブ、中播磨県民センター記者クラブ
(群馬大学より)報道各社社会部・科学部

令和元年12月9日(月曜日)

超小型MeVガンマ線カメラの開発に成功 50㎏級の小型衛星で宇宙物理「最後の窓」開拓へ


内容等

発表内容要旨
早稲田大学理工学術院の片岡 淳教授らの研究チームは、兵庫県立大学高度産業科学技術研究所の宮本 修治特任教授、大阪大学核物理研究センターの嶋 達志准教授と共同で、1-10メガ電子ボルト (MeV) のガンマ線を高精度に可視化する、コンパクトなカメラを開発しました。
さらに、兵庫県立大学高度産業科学技術研究所が運営するニュースバル放射光施設で準単色ガンマ線ビームを用いたイメージング実験に挑戦し、1.7MeVおよび3.9MeVのガンマ線を最高レベルの解像度でイメージングすることに成功しました。
光の仲間であるガンマ線は、波長が電子・原子のサイズに匹敵するほど短く、波ではなく粒子として振る舞います。
とくに1-10 MeVのガンマ線は透過力の強さと反応の複雑さゆえ、これを直接「観る」技術は望まれつつも、いまだ確立していません。
しかしながら、1-10MeVのガンマ線は励起した様々な原子核から生じ、星の内部や宇宙の元素合成を紐解く、重要な鍵が得られると期待されています。
本装置は数キログラム(kg)と軽量のため、50㎏級の小型衛星にも搭載可能で、宇宙物理に残された「最後の窓」MeVガンマ線の観測にむけ、新たな切り札として期待されます。
本研究成果は、Nature Researchが運営する英国のオンライン科学雑誌『Scientific Reports』に2019年12月6日午前10時(現地時間)に掲載されました。

詳細
別紙のとおり
問い合わせ先
兵庫県立大学 高度産業科学技術研究所 特任教授 宮本修治
電話 0791-58-2543   E-mail:miyamoto@lasti.u-hyogo.ac.jp
兵庫県立大学 高度産業科学技術研究所 高度産業科学技術研究課長 石原康範
電話 0791-58-0249   E-mail:yasunori_ishihara@ofc.u-hyogo.ac.jp
同時資料提供先
兵庫県政記者クラブ、西播磨県民局記者クラブ、中播磨県民センター記者クラブ
文部科学記者会、科学記者会、各社社会部・科学部(早稲田大学から)
大阪科学・大学記者クラブ、各社社会部・科学部(大阪大学から)

令和元年12月4日(水曜日)

2020年度(令和2年度) 兵庫県立大学 推薦入試の実施結果について

趣旨

このことについて、下記のとおり資料配付します。


内容等

試験実施日(各キャンパスで実施)
国際商経学部 経済学コース・経営学コース(普通科等) 令和元年11月23日(土)
国際商経学部 経済学コース・経営学コース(商業科等) 令和元年11月24日(日)
国際商経学部 グローバルビジネスコース 令和元年11月24日(日)
社会情報科学部 令和元年11月24日(日)
工学部(女子学生特別) 令和元年11月21日(木)
理学部 令和元年11月22日(金)・23日(土)
環境人間学部 令和元年11月23日(土)
看護学部 令和元年11月23日(土)

合格発表日(各キャンパスで発表)
国際商経学部 経済学コース・経営学コース(普通科等) 令和元年11月28日(木)10時00分
国際商経学部 経済学コース・経営学コース(商業科等) 令和元年11月28日(木)10時00分
国際商経学部 グローバルビジネスコース 令和元年11月28日(木)10時00分
社会情報科学部 令和元年11月28日(木)10時00分
工学部(女子学生特別) 令和元年11月28日(木)14時00分
理学部 令和元年12月2日(月)15時00分
環境人間学部 令和元年12月3日(火)14時00分
看護学部 令和元年12月2日(月)14時00分

実施結果
別紙のとおり
   
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