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記者発表詳細 2022年12月

令和4年12月16日(金曜日)

兵庫県立大学の次期学長予定者の選考結果について

 兵庫県立大学では、現学長兼副理事長の任期が来年3月末をもって満了することから、学長選考会議において、下記のとおり兵庫県立大学の次期学長予定者を選考しました。
 当選考に基づき、4月1日付けで兵庫県公立大学法人理事長が任命を行います。

内容等

次期学長予定者として選考された者
氏  名: 髙坂 誠(こうさか まこと)
年  齢: 70歳(令和5年4月1日現在)
現在の職: 兵庫県公立大学法人理事兼兵庫県立大学副学長

任 期
令和5年4月1日から令和9年3月31日まで(4年間)[新任]

選考理由
  髙坂氏は兵庫県立大学副学長として、強いリーダーシップとグローバルな視点、豊かな先見性をもって、国際商経学部と社会情報科学部の創設の中心的役割を果たすなど、大学改革に尽力してきた。同氏の大学運営に対する強い信念と熱い情熱は、学内外から厚い信望を得ている。あわせて、兵庫県公立大学法人理事を兼務し、管理運営の面でも中期計画の達成に向け改善・強化に取り組んできた。
  同氏は、本学における教育研究活動の現状と課題の的確な分析のもと、学内構成員との対話をベースに、学外関係者からの意見も積極的に取り入れながら、現学長が取り組んできた路線である「学生ファーストを基軸に、多様で特色ある先導的公立大学として先端的、先進的な教育研究を展開する」を発展的に継承し、教養教育の改革、時代を先取りする学部・大学院の改編、新しい学際的な学問領域の充実、世界レベルでの産学公金連携の推進など、託された未完の課題の実現に取り組んでいくことを表明している。同氏は、これを実現するための強い意志と明確なビジョンを持っており、兵庫県立大学が「次代を先導する世界水準の大学」として一層の発展を遂げるため、その手腕は大いに期待できる。
  学長選考会議では、これらの点から、学長としての資質・能力を有していると判断し、大学を取り巻く環境が激変するなかで、兵庫県立大学をさらなる発展へと導くリーダーに相応しい人物として、同氏を選考した。

参考資料
次期学長予定者の略歴 : 別途1
選考の経過、学長選考会議の概要等 : 別途2

問い合わせ先
兵庫県立大学事務局 経営企画部 経営戦略課 主幹 山田 智之
電話 078-794-6597

令和4年12月9日(金曜日)

兵庫県立大学大学院環境人間学研究科開設20周年記念式典の開催

 兵庫県立大学環境人間学部は、県立姫路短期大学の四年制大学への改組およびそれに伴う県立姫路工業大学との統合により、姫路工業大学環境人間学部として1998(平成10)年4月に開設されました。日本では初めて学部名に環境と人間を冠した学部として設置され、文系と理系の枠を取り払い、新たなる学問分野に挑戦する学部として発足しました。研究科は2002(平成14)年に博士前期課程(修士)、2004(平成16)年に同後期課程(博士)がスタートし、今年、開設20周年を迎えます。
 本学部、本研究科は、本年1月より、世界の大学と国際連合をつなぐ「国連アカデミック・インパクト」に参画することとなりました。今後、学部、研究科の教育理念等を達成するために、国連アカデミック・インパクトにおける様々な国内外のプログラム等について学び、特に近年における気候変動への対応やSDGsの達成、そして脱炭素社会の実現等を目指し、教育研究等を推進させていきます。さらに、兵庫県立大学全体としてSDGs宣言を発出し、全学的に人間の尊厳と地球環境の保全等の実現に取り組んでいく所存ですが、これら地球規模の課題の解決に向けた知識等を本学の教職員、および将来を担う子ども達、地域の皆様と共有する機会として、環境人間学研究科開設20周年記念式典を開催します。

会期・会場・対象・形態
 日時:令和4年12月17日(土曜日)13時00分~16時20分(12時30分開場)
 会場:姫路市文化コンベンションセンター・アクリエひめじ中ホール
 対象:兵庫県立大学生、兵庫県民、近隣府県民、企業ほか
 形態:対面式(その他YouTubeでの公開を予定)

テーマ
 「環境人間学研究科開設20周年記念 気候変動と国連-SDGsがもたらす未来-」

主催・後援
 主 催:
 兵庫県立大学環境人間学部、同大学院環境人間学研究科

 後 援:
 文部科学省、環境省近畿地方環境事務所、兵庫県、姫路市、兵庫県教育委員会、
 姫路市教育委員会、姫路商工会議所、公益財団法人地球環境戦略研究機関、
 日本経済新聞社大阪本社、ゆりのき会(順不同)

式次第
 第一部
  開会の挨拶 環境人間学部長兼環境人間学研究科長 内田 勇人
  祝辞    兵庫県立大学学長 太田 勲
  祝辞    兵庫県公立大学法人理事長 五百旗頭 真
  来賓祝辞  兵庫県知事代理新県政推進室長兼総務部長 小橋 浩一 様
  来賓祝辞  姫路市長 清元 秀泰 様
  研究科の歩み 環境人間学部長兼環境人間学研究科長 内田 勇人

 第二部
  記念講演  国際連合広報センター所長 根本 かおる 様
   参考:記念講演について
  国連アカデミック・インパクトの紹介
  環境人間学フォーラム授賞式
  閉会の挨拶 兵庫県立大学副学長 髙坂 誠

新型コロナ感染症対策の実施
 入場者の検温・手指消毒等基本的な感染対策を施すとともに、式典開催時点の感染状況を踏まえて適切な対応を行う。

令和4年12月8日(木曜日)

次世代のパワー半導体β型酸化ガリウムの結晶欠陥イメージング技術を開発
~非破壊手法で欠陥を全数検出、結晶とパワーデバイスの高品質化を加速~

概   要

 β型酸化ガリウム(以下、β-Ga₂O₃)のパワーデバイスは、次世代の高耐圧かつ省エネの電力変換・制御用半導体として、電力基幹や鉄道、自動車等様々な分野で期待されています。現状、その原料であるβ-Ga₂O₃結晶にはどうしてもたくさんの格子欠陥が含まれるので、デバイスの性能と信頼性が材料の理論値より大きく低下します。格子欠陥の低減に向けての第一歩は「欠陥を見る技術」の確立です。
 JFCC がノベルクリスタルテクノロジー、兵庫県立大学などと共同で、X線回折現象の一つである「異常透過現象」を利用し、レントゲン撮影で人間の体を検査するように、世界で初めてβ-Ga₂O₃結晶内部の様々な格子欠陥を短い測定時間且つ非破壊で全数可視化することに成功しました。この技術を利用することで、結晶内の欠陥の空間分布や欠陥の種類に関する情報を精確に把握できるので、結晶成長条件の最適化に的確なフィードバックを提供することが可能です。β-Ga₂O₃パワーデバイスの普及に向けて、結晶の高品質化の一層の加速が期待できます。           


詳   細
別紙のとおり

問い合わせ先
兵庫県立大学 大学院理学研究科 准教授 津坂 佳幸
                
電話:0791-58-0231                 
FAX:0791-58-0236                 
メール:tsusaka@sci.u-hyogo.ac.jp     
兵庫県立大学 播磨理学キャンパス経営部 総務課
                
電話:0791-58-0101                 
FAX:0791-58-0131                 
メール:soumu_harima@ofc.u-hyogo.ac.jp             
同時資料提供先
 西播磨県民局記者クラブ、中播磨県民センター記者クラブ
 (一般財団法人ファインセラミックスセンターから)
  中部経済産業記者会、経済産業記者会、文部科学記者会
 (株式会社ノベルクリスタルテクノロジーから)
  日本経済新聞社、産業タイムズ社、日刊工業新聞社、電波新聞社、マイナビ、化学工業日報社

令和4年12月8日(木曜日)

法政大学と兵庫県立大学、大阪大学が共同開発
SDGsに関する理解を促進し、行動を誘発する学習ツール「SDGsスタディパネル」(ターゲットパネル)を公開

 学校法人法政大学と兵庫県公立大学法人兵庫県立大学ならびに国立大学法人大阪大学は、共同で、ローカルSDGsに関する研究を実施しています。今般その成果として、SDGsに関する理解を促進し、行動を誘発する学習ツール「SDGsスタディパネル」(ターゲットパネル)を開発しました。


概   要

 SDGsの実施期間(2016年~2030年)の半分が経過しようとしており、SDGs達成に向けた行動(アクション)を起こしてその成果を検証していくフェーズに入っています。しかし、SDGsの17のゴールは理解していても、具体的な行動になかなか移せないという声も聞こえてきます。
 本SDGsスタディパネルはSDGsを理解し、その達成に向けて取り組む関係者の行動を支援することを目的に開発した学習コンテンツです。2022年4月に第一弾として、17のゴールを理解するための「ゴールパネル」を開発・公開しました。この度、その第二弾として、17のゴールの下に設けられている169のターゲットを理解するための「ターゲットパネル」を開発・公開しますので、ご活用いただければ幸いです。


詳細
別紙のとおり

SDGsスタディパネルのダウンロード方法
法政大学デザイン工学部川久保研究室のWebサイト(https://kawakubo-lab.ws.hosei.ac.jp/)より無償でダウンロードいただけます。

問い合わせ先
兵庫県公立大学法人 兵庫県立大学環境人間学部 准教授 増原 直樹
E-mail:nmasuhara@shse.u-hyogo.ac.jp
 
同時資料提供先
 中播磨県民センター記者クラブ
(法政大学から)文部科学記者会
(大阪大学から)科学記者会、大阪科学・大学記者クラブ

令和4年12月7日(水曜日)

兵庫県立大学自然・環境科学研究所
兵庫県立人と自然の博物館
日本では61年ぶりとなるガロアムシの新種を北海道から発見

概   要

 中濵直之、山﨑健史(兵庫県立大学兼兵庫県立人と自然の博物館)、駒澤正樹(北海道旭川市)、中野隆文 (京都大学)らの研究グループは、ガロアムシ目昆虫2種類を北海道から発見、新種として記載しました。また新属 (エゾガロアムシ属 Arctigalloisiana)を設立し、既知種のエゾガロアムシを含めた北海道産ガロアムシ目3種を新属に移動させました。     
 ガロアムシ目昆虫は日本から1属6種が知られているものの、分類学的な研究の遅れが指摘さ れており、新種として記載されたのは1961年のエゾガロアムシ Galloisiana yezoensis が最後でした。また北海道からは、石狩山地で先述のエゾガロアムシが知られるのみでした。本研究では北海道各地から採集されたガロアムシ目昆虫の形態や遺伝情報を詳しく解析した結果、北海道のガロアムシを新属 Arctigalloisiana に含めるのが適切であるという結論に至りました。また、夕張山地からオナガエゾガロアムシ Arctigalloisiana yubariensis、日高山脈からオオエゾガロアムシ Arctigalloisiana poropnetopa をそれぞれ新種として記載しました。さらに石狩山地のエゾガロアムシは Arctigalloisiana yezoensis という学名に変更になりました。これで国内のガロアムシ目昆虫は2属8種となります。
 本研究は、分類学的研究が大きく遅れていたガロアムシ目昆虫のうち北海道の個体群を分類学的に整理した、今後のガロアムシ目研究を進めるうえで基盤となる重要な研究となります。またガロアムシ目昆虫は北海道に限らず、国内各地で多くのガロアムシ目昆虫が新種として記載されることが期待されており、本研究はその先駆けとなります。本研究成果は2022年11月11日に、国際科学誌「Zoologischer Anzeiger」の電子版に掲載されました。          


詳   細
別紙のとおり

論文情報
【タイトル】
Integrative approach clarifies the distinct taxonomic account of gryloblattids endemic to Hokkaido, Japan, with a description of two new species (Insecta,Grylloblattodea)
(統合的アプローチによる北海道産ガロアムシ目の分類学的な評価と2新種の記載)
【著 者】
Naoyuki Nakahama, Takeshi Yamasaki , Masaki Komazawa, Takafumi Nakano
(中濵直之、山﨑健史、駒澤正樹、中野隆文)
【雑誌・号・doi】
Zoologischer Anzeiger
号 : 電子版のため未定
doi : 10.1016/j.jcz.2022.11.003
問い合わせ先
兵庫県立大学自然・環境科学研究所 講師
兵庫県立人と自然の博物館 研究員
中濵直之

電話: 079-559-2002
メール:nakahama@hitohaku.jp
同時資料提供先
 (兵庫県立人と自然の博物館より)三田市政記者クラブ
 (京都大学より)京都大学記者クラブ、文部科学記者会、科学記者会

令和4年12月5日(月曜日)

2023年度(令和5年度) 兵庫県立大学 学校推薦型選抜の実施結果について

趣旨

このことについて、学校推薦型選抜を実施し、工学部の女子学生特別選抜において10名を合格とした他、下記の結果となりましたので、資料配付します。


内容等

試験実施日(各キャンパスで実施)
国際商経学部 経済学コース・経営学コース(普通科等) 令和4年11月26日(土曜日)
国際商経学部 経済学コース・経営学コース(商業科等) 令和4年11月27日(日曜日)
国際商経学部 グローバルビジネスコース 令和4年11月27日(日曜日)
社会情報科学部 令和4年11月27日(日曜日)
工学部(女子学生特別 令和4年11月26日(土曜日)
理学部 令和4年11月25日(金曜日)・26日(土曜日)
環境人間学部 令和4年11月26日(土曜日)
看護学部 令和4年11月26日(土曜日)

合格発表日(各キャンパスで発表)
全学部   令和4年12月5日(月曜日)

実施結果
別紙のとおり
 

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