教育研究上の目的

大学院の教育研究上の目的

大学院教育に求められる深い知的学識を涵養する体系的なカリキュラムを提供するとともに、組織的な教育展開をさらに強化するため、大学院各研究科の教育研究上の目的を明らかにすることとし、本学大学院13研究科は、それぞれの研究科規程に次のとおり定めています。

※各学科の詳細な教育・研究内容は各学科名をクリックしてください。

社会科学研究科

社会科学研究科規程(抄)

研究科における教育研究上の目的
第3条

  • 本研究科は、経済学及び経営学を中心に学際的な研究を深め、その成果に立脚して専門知識と技能を授けるとともに倫理観を涵養して、研究者、高度専門職業人をはじめ社会に有為な人材を養成することを通じて社会の負託に応えることを目的とする。
  • 経済学及び経営学を中心とする高度で学際的な学問的基盤の上に、グローバルからローカルにわたる幅広い視野を持つとともに高い倫理観を備えて現代社会の多様な課題に立ち向かい、社会の発展のために貢献できる人材を育成する。

経済学研究科

経済学研究科規程(抄)

研究科における教育研究上の目的
第3条

  • 本研究科は、経済学の分野で創造的・独創的研究を推進し、先駆的な情報を発信するとともに、経済学の高度な専門知識の深奥を極め、かつ関連する専門領域を横断した学際性を備えた研究者・高度専門家を育成することを目的とする。
  • 博士前期課程においては、経済学について幅広くかつ深い学識の涵養を行い、経済学における高い研究能力またはこれに加えて卓越した専門能力を有した人材を育成し、博士後期課程においては、経済学における研究者・高度専門家として、国際的に通用する専門知識・能力をもつ人材を育成する。

経営学研究科

経営学研究科規程(抄)

研究科における教育研究上の目的
第3条

  • 本研究科は、経営学の分野で創造的、独創的な研究を推進し、広く世界に情報発信することによって学問の発展に寄与するとともに、経営学の理論及び応用の教授研究を通じて深奥を究め、高度な専門知識と国際性を備えた人材を育成し、もって文化の発展に寄与することを目的とする。
  • 博士後期課程においては、専攻分野について、研究者として自立して研究活動を行うに必要な高度な専門学識、研究能力及び豊かな人間性をもつ人材を育成する。

工学研究科

工学研究科規程(抄)

研究科における教育研究上の目的
第3条

  • 本研究科は、科学技術の分野で創造的、独創的研究を推進し、先駆的な情報を発信するとともに、学術の基礎を広く深奥に極めかつ高度な専門学識及び専門領域を横断した学際性を備えた研究者・技術者を育成することを目的とする。
  • 前期課程においては、精深な学識を備え、専攻分野における研究能力及び高い倫理観をもつ人材を育成し、後期課程においては、専攻分野について研究者として自立して研究活動を行うに必要な高度な専門的学識及び研究能力並びに豊かな人間性をもつ人材を育成する。

理学研究科

理学研究科規程(抄)

研究科における教育研究上の目的
第3条

  • 本研究科は、物質科学、生命科学あるいは地球科学の分野において真理の探究と知の創造を重視した独創的かつ先駆的な研究を推進するとともに、自然科学全般についての広い視野と高度の専門知識および高い倫理観を兼ね備えた世界的に活躍する研究者、技術者、 教育者および各界のリーダーとして活躍する人材を育成することを目的とする。
  • 前期課程においては、広範な専門知識の教授と研究指導を通して、専攻分野における基本的研究能力および問題解決能力をもつとともに、豊かな人間性、高い倫理観を兼ね備えた人材を育成する。後期課程においては、高度な専門知識の教授と研究指導を通して、専攻分野での研究者として自立した研究活動ができ、また解決すべき課題を自ら発掘し解決する力を身につけ、かつその成果を倫理的、客観的に評価できる人材を育成する。

物質理学研究科

物質理学研究科規程(抄)

研究科における教育研究上の目的
第2条

  • 本研究科は、物質科学の分野において真理の探求と知の創造を重視した独創的かつ先駆的な研究を推進するとともに、自然科学全般についての広い視野と高度の専門知識を兼ね備えた世界的に活躍する研究者および教育者を育成することを目的とする。
  • 前期課程においては、広範な専門知識の教授と研究指導を通して、専攻分野における基本的研究能力および問題解決能力をもつとともに、豊かな人間性、高い倫理観を兼ね備えた人材を育成する。後期課程においては、高度な専門知識の教授と研究指導を通して、専攻分野での研究者として自立した研究活動ができ、かつその成果を客観的に評価できる人材を育成する。

生命理学研究科

生命理学研究科規程(抄)

研究科における教育研究上の目的
第2条

  • 本研究科は、生命科学の分野において真理の探求と知の創造を重視した独創的かつ先駆的な研究を推進するとともに、自然科学全般についての広い視野と高度の専門知識を兼ね備えた世界的に活躍する研究者、教育者および各界をリードする人材を育成することを目的とする。
  • 生命科学専攻前期課程においては、広範な専門知識の教授と研究指導を通して、専攻分野における基本的研究能力および問題解決能力をもつとともに、豊かな人間性、高い倫理観を兼ね備えた人材を育成する。生命科学専攻後期課程においては、高度な専門知識の教授と研究指導を通して、専攻分野での研究者として自立した研究活動ができ、かつその成果を客観的に評価できる人材を育成する。ピコバイオロジー専攻においては、生命科学の高度の知識と研究能力、さらに最先端の大型生命科学研究装置の開発・活用・運用の能力をもつ人材を育成する。同時に社会において生命科学が果たすべき役割を深く認識し、確固たる価値観と広範な俯瞰力、さらには高い国際的コミュニケーション能力やマネジメント能力など、産官学を通じた幅広い分野で活躍するリーダーにふさわしい素養を備えた人材を育成する。

環境人間学研究科

環境人間学研究科規程(抄)

研究科における教育研究上の目的
第3条

  • 本研究科は、環境と人間に関する学際的、融合的なアプローチを通じて、新たな環境創造を担う高度な識見、研究力をもった人材の育成を教育理念としている。この理念の実現に向けて、人間学の基本に立ちながら、社会のニーズに応える高度な専門知識と問題発見能力を持ち、かつ環境に関する諸問題を体系的、総合的に分析・解明できる能力を有する専門職業人の養成を目的とする。
  • 前期課程においては、諸専門の知識や情報を組織して問題解決に向かう研究態度を身につけた研究者としての能力を備え、さらに社会のニーズに応える高度の専門知識と総合的、実践的な問題発見・解決能力を身につけた人材の養成を目指す。
  • 後期課程においては、環境人間学の学理と方法論をさらに深く科学的に考察するとともに、環境と人間のあり方を正しく理解し、環境問題に対して総合的で創造的な視点から対処しうる高度の研究能力を身につけた人材を養成する。

看護学研究科

看護学研究科規程(抄)

研究科における教育研究上の目的
第3条

  • 本研究科は、人間の尊厳を基盤とし、保健・医療・福祉環境の変化に斬新的・創造的かつ先駆的に対応できる人材を育成し、実践と研究を通じて看護学の発展に寄与することを目的とする。
  • 看護学専攻博士前期課程(修士課程)(以下「博士前期課程」という。)においては、広い視野に立って看護学の精深な学識を授け、高度な専門性を有する看護の実践能力や研究者としての基礎能力を養うものとする。
  • 看護学専攻博士後期課程においては、看護学の分野における創造性豊かな研究者として、広い視野のもとに自立して研究活動を行うために必要な、高度な研究能力及びその基礎となる豊かな学識を養うものとする。
  • 共同災害看護学専攻一貫制博士課程においては、人間の安全保障を共通理念とし、人々の健康社会構築と安全・安心・自立に寄与するため、学際的・国際的指導力を発揮し、災害看護に関する多くの課題に的確に対応・解決する能力を養うものとする。

情報科学研究科

情報科学研究科規程(抄)

研究科における教育研究上の目的
第3条

  • 本研究科では、社会的課題の解決や新たな価値創造の中心的アプローチとなっている「計算科学」と「データ科学」の両分野を基盤としつつ、計算科学とデータ科学を応用する特定分野として「健康医療科学」、「情報セキュリティ科学」を加えた4分野を中心に情報科学における教育研究を行う。
  • 博士前期課程では、データ科学と計算科学を基盤とした情報科学の専門知識・技能を身に付け、企画・経営、政策・立案、健康・医療、情報セキュリティなど多様な分野において、課題解決や社会価値の創造に貢献できる技術者・研究者を養成することを目的とする。
  • 博士後期課程では、博士前期課程の4つの分野(データ科学、計算科学、健康医療科学、情報セキュリティ科学)において修得した情報科学の専門知識・技術をさらに深め、これらを実社会において活用し、情報科学の技術的発展に寄与貢献できる国際通用性と分野横断的な総合的視野を持つ創造性豊かな高度技術者・研究者を養成することを目的とする。

応用情報科学研究科

応用情報科学研究科規程(抄)

研究科における教育研究上の目的
第3条

  • 本研究科は、情報科学技術の社会応用に重点を置いた学際的な研究分野を開拓し、その教育研究を推進するだけでなく、その実用的分野を切りひらき、その成果を高い倫理観を持って実社会に最大限に還元することにより、広く社会に貢献できる人材を育成することを目的とする。
  • 博士前期課程においては、情報科学技術の基礎と応用についての学識を身に付け、複眼的視野を持って専攻分野の研究を推進できる能力を向上させ、さらにフィールドワークを取り入れることにより、即戦力を備えた研究開発リーダーあるいは高度専門職業人となりうる創造的かつ実践的な人材を育成する。
  • 博士後期課程においては、前期課程の教育研究の専門性をさらに深化させ、情報科学技術の社会応用に関する高度で学際的な研究や技術開発を独力で推進できる研究者、技術者等を育成する。

シミュレーション学研究科

シミュレーション学研究科規程(抄)

研究科における教育研究上の目的
第3条

  • 本研究科は、自立的にシミュレーションの考え方・技法を活用して、社会の諸問題の解決に貢献できる実践能力の高い研究者・技術者を養成し、人々が安心して暮らすことができる社会の構築に貢献することを目的とする。
  • 博士前期課程においては、シミュレーションの考え方と基本技法を身につけ、自立的にシミュレーション技法を活用して、社会の諸問題の解決に貢献できる実践能力の高い人材を育成する。
  • 博士後期課程においては、シミュレーションを用いて現代社会の諸問題を解決し科学の発展と人類の幸福に寄与するために必要な専門知識と技術を習得し、それを自主的・計画的に活用した研究を推進できる能力と研究成果を社会への提言につなげる能力を身につけた人材を育成する。

地域資源マネジメント研究科

地域資源マネジメント研究科規程(抄)

研究科における教育研究上の目的
第3条

  • 本研究科は、地球科学・生態学・人文社会科学という三つの学問分野を基盤としながら、これらの分野が時間スケールを相違えながらも共有する「地域の歴史」を認識の縦軸、これらが共通に扱う「地域社会」を認識の空間的な横軸として、地域の自然・社会・文化の関係性を重層的・有機的つまり構造的に解明し可視化する「人と自然に関する高度な教養」を真正面から取り扱う新たな統合分野を切り拓き、このことにより、地域の人と自然の歴史を踏まえて地域資源マネジメントを行い、地域社会の再生をになう人材を育成することを目的とする。
  • 修士課程においては、地域に内在する「自然・社会・文化のつながりと関係性」を科学的に解明し、構造的に理解・認識する能力、つまり「人と自然に関する高度な教養」を身につけた上で、住民との連携・協働のもと、成果を地域に還元することのできる人材を育成する。

減災復興政策研究科

減災復興政策研究科規程(抄)

研究科における教育研究上の目的
第3条

  • 本研究科は、阪神・淡路大震災の経験と教訓、20年以上に及ぶ復興の知見、さらには東日本大震災等の課題を踏まえ、減災復興に関する領域で政策立案や計画策定を担える知見と能力を修得し、減災社会や復興に貢献する人材を育成することを目的とする。
  • 修士課程においては、学士課程を修めた学問分野で培った知識を土台とし、減災復興に関する専門的知識と実践的対応を修得する教育を行い、災害に強い社会づくりの中核となる人材を育成する。

会計研究科

会計研究科規程(抄)

研究科における教育研究上の目的
第3条

  • 本研究科は、監査業務や税務業務などの担い手、企業など民間部門における専門的な実務の担い手、自治体など政府・非営利部門における専門的な実務の担い手として、高い資質・職業倫理・専門的能力に加えて、幅広い見識・思考能力・判断能力・国際的視野・指導力など高度で専門的な職業能力を有する会計専門職業人の育成を目的とする。

経営研究科(MBA)

経営研究科規程(抄)

研究科における教育研究上の目的
第2条

  • 本研究科は、民間企業、公的機関の運営・管理に資する高度なマネジメント能力を備えた専門的な実務の担い手として、高い資質、職業倫理、専門的能力に加えて、幅広い見識、思考能力、判断能力、国際的視野、指導力など高度で専門的な職業能力を有する経営専門職業人の育成を目的とする。

緑環境景観マネジメント研究科

緑環境景観マネジメント研究科規程(抄)

研究科における教育研究上の目的
第2条

  • 本研究科は「都市や地域において緑環境による景観形成に関する具体的な知識、理論と技術力をもって、すぐれた景観をそなえ、安らぎと活力に満ち、自然と調和した緑豊かな都市や地域を市民、国・地方公共団体、NPO法人、関係諸団体とともに実現していく高度専門職業人」の育成を目的とする。
 

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